WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

子供の記憶

2005-03-04 | しろかねも くがねも玉も何せむに…
ひゃぁ~起きたらやっぱり雪だ!
今日は仕事お休みにしといてよかった~~!! 
さて、どうやってTakを保育園に送っていこうかな…

昨日、Takは「あした雪がふったら電車でほいくえんいくの?」」と心配しておりました。…というのも、2年前の大雪の日、大喜びでながくつとレインコートで家を出て電車に乗ったのに、寒いし、歩く道のりが2歳児には長過ぎて、途中で大泣きし、エライめにあったことがあったからです。
その時、やっとつかまえたタクシーに「たった今無線が入った」といって拒否されて、Takはさらにうちひしがれて、「もうタクシーなんか大嫌い!」と、暫くタクシー拒否症?になりました。
その時のことを、彼は覚えているのです。

子供の頃の記憶って、何歳ぐらいからありますか?
私の記憶は、殆ど3歳から…。それ以前の記憶はたったひとつ。
両親が朝の支度をしている、全然なんでもないシーンです。

Takにとって、2歳台の記憶というのは、まだそんなに大昔じゃないので、赤ちゃんの頃とはいえ、結構覚えていることがあります。
でもその殆どは、恐かったこと。
実父と家族3人で暮らしていた日々のことは全く覚えていないのです。
Takと私の友達と3人で伊豆に旅行して、遊覧船にのりました。これがかなり揺れて、
「おうちかえる!」
といって、泣叫びました。Takにとっては恐怖の40分だったのでしょう。
後半はだいぶ気を取り直したようだけど、それでも「遊覧船はコワイ」と思い込んで、今回の芦ノ湖の遊覧船も、行くまでは「いやだ」と言い張っていました。
それにしても私は「おうちかえる!」というのがとっても新鮮だったんですよね♪
恐怖の極致で、子供ってこんなふうに叫ぶんだ…って。

ちょっと逸れますが、実家に帰省してるとき、TVで「タイタニック」をみんなで観たことがありました。船が沈む前のパニックのシーンで、Takは、またしてもコワさに耐えられなくて「ぼく、もうみたくない、白ごはんがたべたい!」と言い出しました(^_^;) 
「白ごはん」って、つまりふりかけなどかかってないプレーンなごはんってことです。Takはこれで現実の世界に戻りたいってことを表現していたんだな。
白ごはんを噛みしめて、自分の無事な現実を噛みしめたかったんだなあという哲学的解釈をしてみたくなるってもんですが、いかがでしょう?

2歳の恐怖体験、その2。
Takを車に乗せてモスバーガーを買いにいった時のこと、お店が混んでいたので、店の前に駐車して、Takを車で待たせて、ささっとオーダーだけして、車に戻って一緒に待つつもりでした。ところが、その時、私はキーの閉じ込みをしてしまった!!エンジンかけっぱなしでドアロックをしてしまったのです。
チャイルドシートに座っているTakに、ドアのロックを引っ張ってみるように外から話し掛けましたが、ベルトで固定されていて、もうちょっとというところで届かなかったのです。これがTakはショックで大泣きが始まりました。まだ細かいことが通じない2歳児なので、絶望のどん底に突き落とされたのでしょう。
涙と鼻水で顔中ぐしょぐしょ。ああ、母親失格…と私も落ち込みましたぁ~。
JAFがすぐに来てくれたけど、これが田舎道だったら…、エアコン切った炎天下だったら…とか、ほんとに青ざめました。反省。大反省。
この時のことを、Takは絶対に忘れないらしい。しかし、彼が覚えているのは、さらにその時に、モスのアップルパイを買ってもらったってことのようです。
この話になると、必ずTakはアップルパイのことを持ち出すのです。
そんなもん買ったなんて、全然覚えてない私。

子供って、大人がすっかり忘れれることを、ぎくっとするほどよく覚えているようです。それの積み重ねで成長してるんだもんな。ホントにいい加減な発言はできません。

恐怖体験その3。
初めてのディズニーシーで、わくわくしながら初めて入ったアトラクション。台風の中に飛行機が突入して、大揺れ。出てきたときには大泣き(ToT)

こんなコワかったことばっかり覚えててかわいそぉ~~
これからは、楽しかったことや、がんばったこと、たくさん記憶に刻んでいこうね!


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Comments (7)
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