WIND AND SOUND

日々雑感 季節の風と音… by TAKAMI

スコッチ・ウィスキー 蘊蓄

2005-03-16 | 酒は心
昨日のスコッチの「選び方」についてご本人に聞いたところ、1時間もお店の人にスコッチの説明を聞いたそうです。そしてお店の人がいう「女性に人気がある」「軽い」「甘い香り」などはすべて排除したそうです。そして「アイラモルト」に行き着いて、その中からこの1本となったとのこと。
私、近年は、「お花系」も好きだし、シェリーカスクも大好きなんですが…
でもでも、基本はアイラ。

バー通いにハマっていた頃は、お店で次に何を飲むか、お店の1時間程度の中での組み立てを考えるのが大好きでした。
だいたい、3~4杯飲むけど、順序は気分によってばらばら。
でも、その中で、「ストロング系」と「お花系」は必ず入ってたな。
ここがバーテンダーの腕のみせどころ。「こんな酒をください」っていうと、お店の少なくとも百~何百本のスコッチから2、3本選んでカウンターに出して、その酒の特徴を説明してくれて、その中からこの1本をお客が選ぶワケですが、ここで、そのお客の好みのものをチョイスできるかどうか…ってのは、バーテンダーの感性。
カクテルを注文するときは、そのベースとなるお酒や、リキュールなどの中身を聞けば、味はだいたい想像できるけれど、スコッチの微妙な味や香りの希望はは、言葉でやりとりをするしかありません。それもまたバーの楽しみかな。
「パワフルでストロングだけど、甘さが残るようなヤツ」
「お花系の香り、華やか系で軽めのヤツ」
「海系でわりと口当たりのいいもの」
こんな感じかな。そんなに細かいことは言いません。すると、バーテンダーは、
コレは◯◯の何年物で… とか、樽出しで…とか、こういう珍しいものですよっていうのを選んでくれます。
今飲んだ酒とは絶対に違う、違いが際立つってのもポイント。
「1杯何千円なんて、ぼったくりだ!」という人もいますが、バーで飲む時間って、
質のいいコンサートを聴く時間と同じように、時間に対する対価だと思えば、いいお店でいい酒に出会うのって、決して「ぼったくり」とは思いません。
でもまあ、「遊び」は「遊び」。ビンボーになった今では、そうそう通えません。
(T_T)

バーではいろんな美味しい酒に出会うことができるけれど、自分で買うとなると、
自分の身の丈にあったものを日常的に…ってことになるけれど、私にとっては、
「LAGAVULIN」、それに「MACALLAN」。

ああ…もう時間ぎれにつき、続く。



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Comments (6)
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