友人と恵比須で焼肉を食べていた時、学芸大学(彼の最寄り駅)に気になる店があるぞ…という話になりました。
彼は、飲まない人。でも「ウマイもの」にはものすごく敏感な人で、「ここの焼肉が非常にウマイ」というので、一緒に食べにいった時のことです。彼は駅までの道の途中にある、気になるその店の店構えのことを語ってくれました。昨日書いたような、「ふつーの人を寄せつけない」どころか、人を拒絶するような雰囲気なのだそうです。中は全く伺えない。バーなのかもわからない、たぶんバーだろう…店の名前もよくよく見ないとわからない…
「私、その店、いきたい!絶対いきたい!!」
彼は超絶テニス男。毎朝ランニングをしていて、夜飲む習慣は全くなく、そのルーティンを崩すことはあり得ないという人でした。
「連れていくだけならいいけど、俺は20分で帰る。ハズレかもしれないし、最悪、バーじゃないかも…それでもいい?」
「いい、いい!!そこまで連れてってくれるだけでいい!!」
ってことで、学芸大学までついて行くことにしました。
当時の私の住まいは国分寺。
彼の言うとおり、人を拒絶しているような店構え。
通りからみたらドアしかなく、「STONE」というそのお店の名前は、よぉ~く見ないと見つけられません。めっちゃアヤシイ!
わくわくしながらドアを開けたとたん、その店のBGMはオペラ!
しかも、男声限定(テノールとか、バリトンonlyってこと)。
さらに、ボトルの棚がない!
ああ、来てよかった! シアワセ
暫くお客は私たち二人だけでしたが、ひとり、ふたり、お客が来たころ合いを見計らって、彼は店を出ていきました。
暫くはおとなしく飲んでいたのだけど、どうしても私は、マスターにここのお店のオペラのBGMについて「とってもいいワ」と言いたかった。
そして、友達にここに連れてきて貰った経緯を話したかった。
来てよかったっていう思いを伝えたかった。
マスターと話してるのを他のお客さんも聞いていて、口を挟んできました。
何の話をしたのかよく憶えてないのですが、マスターがこんな店を作りたかったというあたたかくしみじみとした話や、ジンの話。
その店で、「エギュベル」という、とっても香りのいいジンを教えていただきました。
もちろん冷凍庫でとろとろに冷やしてイッキに咽に流し込むのです。あ~また飲みたい、今すぐ飲みたい

「拒絶する店構え」の中はこんなに居心地がいい空気が流れているのですよ~
でも、常連さんたちとお店の「馴れ馴れしさ」とは違う。
なんだか、2、3人のお客さんとマスターとかなり盛り上がって気持ちよく飲んで、正しく終電に乗りました。
しかし…そこからがエライことになってしまったのでした。(つづく)

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彼は、飲まない人。でも「ウマイもの」にはものすごく敏感な人で、「ここの焼肉が非常にウマイ」というので、一緒に食べにいった時のことです。彼は駅までの道の途中にある、気になるその店の店構えのことを語ってくれました。昨日書いたような、「ふつーの人を寄せつけない」どころか、人を拒絶するような雰囲気なのだそうです。中は全く伺えない。バーなのかもわからない、たぶんバーだろう…店の名前もよくよく見ないとわからない…
「私、その店、いきたい!絶対いきたい!!」
彼は超絶テニス男。毎朝ランニングをしていて、夜飲む習慣は全くなく、そのルーティンを崩すことはあり得ないという人でした。
「連れていくだけならいいけど、俺は20分で帰る。ハズレかもしれないし、最悪、バーじゃないかも…それでもいい?」
「いい、いい!!そこまで連れてってくれるだけでいい!!」
ってことで、学芸大学までついて行くことにしました。
当時の私の住まいは国分寺。
彼の言うとおり、人を拒絶しているような店構え。
通りからみたらドアしかなく、「STONE」というそのお店の名前は、よぉ~く見ないと見つけられません。めっちゃアヤシイ!
わくわくしながらドアを開けたとたん、その店のBGMはオペラ!
しかも、男声限定(テノールとか、バリトンonlyってこと)。
さらに、ボトルの棚がない!
ああ、来てよかった! シアワセ
暫くお客は私たち二人だけでしたが、ひとり、ふたり、お客が来たころ合いを見計らって、彼は店を出ていきました。
暫くはおとなしく飲んでいたのだけど、どうしても私は、マスターにここのお店のオペラのBGMについて「とってもいいワ」と言いたかった。
そして、友達にここに連れてきて貰った経緯を話したかった。
来てよかったっていう思いを伝えたかった。
マスターと話してるのを他のお客さんも聞いていて、口を挟んできました。
何の話をしたのかよく憶えてないのですが、マスターがこんな店を作りたかったというあたたかくしみじみとした話や、ジンの話。
その店で、「エギュベル」という、とっても香りのいいジンを教えていただきました。
もちろん冷凍庫でとろとろに冷やしてイッキに咽に流し込むのです。あ~また飲みたい、今すぐ飲みたい


「拒絶する店構え」の中はこんなに居心地がいい空気が流れているのですよ~
でも、常連さんたちとお店の「馴れ馴れしさ」とは違う。
なんだか、2、3人のお客さんとマスターとかなり盛り上がって気持ちよく飲んで、正しく終電に乗りました。
しかし…そこからがエライことになってしまったのでした。(つづく)

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