紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

YASUHIROのマウンテンワールド

2004-12-28 06:52:59 | 15・心に残ること
Yasuhiroさんというのは、金沢在住の医師である。今年の夏、薬師岳で一緒になったNさんから「この人のホームページがおもしろいよ」と教わった。

YASUHIROのマウンテンワールド

それ以来、ちょくちょくホームページを見るようになった。

病院の仕事のかたわら、休みのたびに(水曜、日曜が休み)山に行く。3シーズンは小学生の剣君(またこの名前がいい!)といろんな山へ。冬場は、相棒の男性と山スキーへ。

休みが1日だけなので、前夜車で山のふもとまで行き、仮眠をとって、早朝から登り始め、その日のうちに帰宅する。奥穂だって、白山だって、剣岳だって、全部日帰り。まったく驚くほどの体力である。

yasuhiroさんのページに「YASUHIROの独り言」ー山と医療に関して日々の思いを本音で語る
という日記のページがある。ほぼ毎日更新されている。それが、ある程度たまると、バッサリとそれまでの日記を全部削除してしまう。せっかく時間をかけて、書いたものを、全く何の惜しげもなく。

そこにこう書かれている。
「これ以前はすべて消去しました。何を書いたかも覚えていません。不定期に消去しています。毎日が完全燃焼できるような日々を送りたい,人生とは長いようで短い。 」
その言葉に激しく刺激されて、今年はぜひとも雪の山に登ろう、と思った。

(写真は、ずっと以前に登った11月の仙丈岳)