紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

雪山道具

2004-12-27 06:24:45 | 3・山の日記
年末というのは、何となく慌ただしいものですね。
掃除もしなきゃならない。忘年会も、ちょっとは行きたい。
そこへもってきて、山の用意が加わった。

もう何十年といってない雪山に、もしかしたら行くかもしれない。ということで、きのうはその準備にかかりきりだった。

時代と共に用具は変わる。
ピッケルは軽くなった。シャフトも木ではなく、上の部分も、全部鉄ではない。ゴムが貼ってあって、手で持っても、冷たくないらしい。
アイゼンは、10本爪のを、くすの木山の会の人に借りた。昔風の、バンドで靴にセットするタイプのである。今時のは、ワンタッチで、簡単に靴にセットできる。
オーバー手袋も、五本指のを購入。以前はミトンだった。

でも、なんといっても、一番のすぐれものは、新素材のゴアテックスだ。汗は外に出すけど、雨は通さない。これが出てきたのがいつだったか覚えていないけど、ほんとうにこれは画期的。これによって、昔雪山で使っていたヤッケ、というのはすたれてしまった。今は、靴だって、手袋だって、なんでもみなゴアテックスでできている。

自慢じゃないが、私のゴアテックスの雨具は4代目。というと、みんなビックリする。
「なんで~?」

しじゅう雨に降られているからに決まってるじゃない!

そういうわけで、一生懸命、山の準備をしたが、行けるかどうかは、天候次第。はたして・・