紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

明日から連載開始!

2015-07-09 10:02:23 | 2・仕事の周辺
  今日の毎日小学生新聞に、明日から始まる「ぼくらは鉄道に乗って」の予告記事が載っている。

  左は佐藤真紀子さんによるタイトルの絵。

  これを読んだ私が、ほんとうに始まるんだ! 
  と思ってしまったのは、今三宅島にいるからでしょう。
  
  鉄道も通ってなくて、毎日1便の船がくるかどうかが、日々の話題になる島にいる。
  前にも書いたように、飛行機で荷物を運ぶのは不可能。あまりに高い。

  というわけで、船が島の人たちに必需品を届ける唯一の乗り物。
  伊ヶ谷の港に船が寄港すると、出港する時に「ボーッ」と汽笛の音が聞こえる。
  あ~、今日も船が人や荷物を運んだんだ、と思う瞬間。

  それにしても、今日の雨はすごい。
  三宅島には警戒警報が出ているようだ。
  夜も、むちゃくちゃすごい雨が降っていた。
 
  来週台風が来る前に、1度調布にもどりたいと思っているけど、どうなるのか見当もつかない。
  こういう生活もなかなかおもしろい。行動はすべて、お天気任せなのだ。
 
  今日ラジオのニュースで(テレビはまだこない)、1週間前まで住んでいた近くの深大バス停で、5kmの渋滞、というのを聞いて、どこか遠くの国の話のようだと思った。
  ここでは、車で買い出しにいっても、5台くらいの車にしかすれちがわない。
  歩いているのは、通学の小学生らしい子どもたち4人見かけただけだった。