紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

疲れた時には

2004-12-13 21:51:37 | 20・日々のできごと
きのうの日曜日、大掃除の合間をぬって、近所の友人、Kさんの家にいったら、もうすっごく疲れているという。だから、仕事が終わったら、マッサージに行こうかなといっていた。
無事に、仕事は終わって、何か疲れをとるようなことできたかな。

人それぞれ、ほんとうに疲れたという時に、疲れをとるやり方は違う。温泉、サウナ、マッサージ、ゆっくり眠る、音楽を聴く、飲みに行く・・etc、いろいろあるだろう。

私の場合は、山といいたいが、山はむしろ元気な時に登りに行く。
ほんとうに疲れた時って、早朝5時頃起きるということが、もうできない。
それに、そういう疲れている時というのは、フリーな時間を丸一日とることができない。

では、何をして疲れをとるかといえば、水泳である。
プールにいって、水の中にポチャンと入る。壁を思いきり蹴ると、体がピーンとまっすぐに伸びて、もうそれだけで、いい気持ち。それから、クロールで泳ぐ。
疲れている時には、クロールがいい。体を伸ばしながら、腕を大きく回して、ゆっくり泳いでいくと、こわばっていた体が、徐々ににほぐれてゆく。体の奥の方にたまっていた疲れが、出ていく気がする。
ノンストップで1km泳ぐと、体がほかほかしてくる。

以前、父の24時間介護で、ほとほとくたびれ、まっすぐに歩くことができなくなった時も、はうようにしてプールにいった。泳いだら、体も心も楽になった。

今年も残り少なくなってきたが、今年は43回プールにいって、約43km泳いだ。毎週土、日は、時間を作って、泳ぎにゆくようにしている。でも、山や母のことや他の用事があって、行けないことも多い。

多分、これから先、休日は大掃除などで、プールに行っている暇はないだろうから、これが今年の泳いだ記録となる予定である。

写真はプールのある深大寺自由広場。この広場は好きな場所のひとつ。この写真は初夏に写したが、木々の色が移り変わるのを見ているだけで、心が癒される。

北の国から

2004-12-11 15:44:18 | 5・旅の日記
DVDレコーダーを買ったのは、一ヶ月半ほど前のことだ。
それ以来、せっせと昔撮ってもらったビデオや仕事の資料にとっておいたのを、DVDのハードディスクに録画し、さらにそれをDVD-Wに焼いた。

一通り焼き終わると、次は好きでとっておいたドラマにかかった。
といっても、そんなにたくさんはないのだけど、ほぼ全てとってあるのが「北の国から」。
純君と蛍ちゃんが子ども時代から、大人になって、家庭を持つまで、かなりの量のビデオがあった。
それを、焼くのに、仕事や家事の合間にやったので、2週間近くかかった。
時々、なつかしい場面が出てくると、いろいろなことそっちのけで、テレビに見入ってしまった。

この春、富良野にいった時に、ミーハー精神が頭をもたげ、どうしても、北の国からの舞台に行ってみたくなった。
同じ富良野でも、スキー場からは、けっこうな距離があり、しかもバスもあまり通ってないので、タクシーで行くことにした。

いってみると、家を移した所はテーマパークのようになっていた。それでも、あのなつかしい小屋なんかが建っていて、昔のストーリーがよみがえった。

五郎さんの住んでいた「石の家」は、雪が深く車では行けずに、残念だった。

私は、ひそかにあのドラマでは蛍ちゃんと結婚した正吉君のファンだった。最終回には出てこなかったので、残念に思っていたが、彼の本業は壁紙職人で、ドラマの撮影をする時だけ、何ヶ月か休みをもらって出演していたということだ。それが責任ある立場になったので、ドラマに出るのは、やめることにしたらしい。その話を聞いて、ますます正吉君のファンになってしまった。
カッコいい!

追記)12日の朝日新聞によると、あの場所に、純君と結ちゃんの家もできたそうだ。

空を飛びたい!

2004-12-10 06:53:02 | 5・旅の日記
今年の3月、北海道の富良野にいった。
娘と一緒に10日間も行っていたのだけど、全部遊んでいたわけではなく、私は仕事もしていた。(一応いいわけ)

スキーをおもにしていたが、向こうで気球にのるツアーを見つけた。
それも、よくあるロープで係留されているのではなく、ちゃんと空を飛ぶ。
生まれてから、一度も気球というのには乗ったことがない。
20分で、1万円という料金は、ちょっと高いと思ったけど、富良野に行くことなどめったにないので、乗ってみることにした。

気球は、天候に左右されるので、朝7時にスタッフから飛ぶかどうか連絡が入る。
最初に申し込んだ日は風が強くてダメ。
その2日後、「今日は飛びます」という連絡が入り、宿の前で、8時に待っていることになった。

お客は、全部で7人。車で、広い畑まで連れて行ってもらった。
畑の雪の上には、気球やふくらます道具などが、置いてあった。

しかし、少し作業を始めたところで、雪が舞っていて、風も強いということで、しばらく様子を見ることに。
風ったって、全然吹いてないよ。と思うが、下はこのくらいでも、上に行くと、もっとずっと強いのだという。

近くでお茶を飲みながら、待った。しだいに空が晴れてきた。

また畑にいき、目の前で、スタッフ(4人)が7人乗りの気球をふくらませる。
もうすごく大きくなり、それを見ているだけで、ドキドキした。


しかし、さあ乗ろうといった時に、風が強くなり、スタッフがのったまま気球がひきずられた。
その後しばらく風がおさまるのを待ったけど、危険ということで、11時、中止になってしまった。
「えー、ウッソー。」こんなに晴れているのに~?。

スタッフの人たちは、半日がんばってくれたけど、飛ばないと料金はただ。これもずいぶん割の合わない仕事だなあと思った。それにしても、生まれて初めての体験だったのに、残念。

いつか気球で空を飛んでみたい。富良野では、冬じゃないと飛ばせないそうだ。畑から離着陸するので、夏は野菜が植わっているので、だめなのだ。

カスタムテンプレートに挑戦!

2004-12-09 22:04:05 | 12・Blog・PC・カメラ・家電など
Blogのよさは、メールを書くように簡単に記事をアップできること。ホームページのように、ややこしいことが何もない。そこがいいのだと常々思っていた。でも、すてきなテンプレートはたくさんあるのに、人はいつしか「オンリー1」を望むようになるんですね。

そこで、タグも、CSSも何にもわかってないのに、ついうかうかと、自分だけのテンプレートに変えようと、悪戦苦闘。

この2日ほど、もういやっというほど、勉強しました。CSSについて。
なんちゃって・・・。そうはいいつつ、これは、もうほとんど、いつもお世話になっています、はじめま略さんのパクリです。

はじめま略さんの、もとのテンプレートはこちらです。そのCSSにアクセスして、あっちいじり、こっちいじりして、ようやく私のテンプレートができあがりました。くたびれた~。

もうくたびれたので、また少ししたら、変えてみたいけど、いつになるかなあ。
はじめま略先生、この場を借りまして、お礼申し上げます。ほんとうにお世話になりました。

◆ブログはじめますた「にゃんこテンプレート」にTB 

今年5月の立山

2004-12-08 17:30:31 | 3・山の日記
もうずっと雪の山に登ることはなかったのだけど、今年の5月の連休に立山に登った。

くすの木の山仲間O笹家の3人と私と夫の5人。前日早朝家を出て、栂池自然園の雪の中で遊び、扇沢の駐車場にテントを張って泊まった。

翌日朝一番のバスで、室堂に入り、O氏と夫と3人で、雄山(3003m)を目指した。
アイゼン、ピッケル持つのは、30年ぶりだった。
春の立山は、さほど大変なところもなく、頂上では、雄大な景観を味わった。(上は頂上写真)

きのうも書いたが、山登りのよさは、それに加えて
汗をかくことの気持ちよさ。(帰りに温泉、生ビールがあると最高!)
すばらしい景色を見られること。

しかし、この時は、温泉、ビールを楽しみに室堂におりたのに、高山病にやられたのだった。ここに書いたが、まことに残念だった。

◆2004年の山行・旅・スキー◆

2004-12-07 13:28:51 | 3・山の日記
今年はスタートがおそかったわりには、よく山に登った。

ホイッスルの例会で登ったのが半分。ホイッスル有志、個人で登ったのが半分。

今年度大変だった山のナンバー3。

★日光女峰山(登りもきつかったが、なんといっても大変だったのは下り。標高差1800mのささやぶの道。めちゃくちゃ長かった!!)

★奥穂高岳(紀美子平までの、梯子、くさり場連続の登り。こわかった。けど、最高に楽しかった!)

★ヨセミテ・ハーフドーム(標高差が約1500メートル。往復約27キロ。最後の120mの岩場は、ワイヤーにすがって登った。腕がこわばったし、炎天下、しんどかった。でも頂上の景観はすばらしい!念願が果たせた)

三つとも大変だったけど、これらの山行はどれも一生心に残るだろう。健康によい、楽しい、のはもちろんだけど、やはり、大変さと引きかえに、登山には得られるものがある。

達成感?
この年齢でも、まだまだ登れるという自信がつく? 
日常とは違う1日?
 
何かはよくわからないけど、来年もまたいろんな山にチャレンジしよう。

(写真は4月の九鬼山頂。まだBlogを始めてなかった頃)



<2004年の山行・スキー>

2月・・・赤倉スキー(ホイッスル)

3月・・・北海道・富良野(娘と)→ 空を飛びたい 北の国から

4月・・・九鬼山(ホイッスル)

5月・・・北アルプス立山・雄山
  ・・・太刀岡山(ホイッスル)

6月・・・会津小野岳(ホイッスル)

7月・・・日光女峰山(ホイッスル有志)

8月・・・北アルプス太郎~薬師
  ・・・北アルプス奥穂高岳(ホイッスル有志)

9月・・・ヨセミテ・ハーフドーム(娘と)

10月・・今倉山・二十六夜山(ホイッスル)

11月・・鷹ノ巣山(ホイッスル)
   ・・三頭山

12月・・玄岳(ホイッスル)
     仙丈岳

玄岳(798m)に登ってきました

2004-12-06 06:28:54 | 3・山の日記
すごい大荒れの週末でしたね。
そんなさなかのホイッスル忘年山行。
温泉宿に泊まっての会合、宴会をする都合上、登ったのは熱海の玄岳(798m)。
標高はそんなに高くはないものの、登り始めの高度も低いので、高度差600m。

もういつ降るか今降るか・・、というような天候の中、山に登ったのは15人。
途中、見晴らしのいい、開けた場所に荷物をデポして、頂上を目指した。
すでに、頂上に登ってきた別のパーティー人たちからは、「もう涙が出るほど寒かった」とおどかされる。

山の上は、360度の展望があるはずだが、くもっていた。吹きっさらしで、すごい風がびゅんびゅん吹いていた。
ほんとうなら、あの辺に大きな富士山が見えるはず・・、といいながら、記念写真を撮って、そうそうに引き上げる。
海の方を見ると、あやしげな雲が空をおおっていた。
昼食をあわてて食べると、心はもう温泉、宴会へと。

夜の部の参加者は小学3年の子もいれて、19人。にぎやかな夜だった。
総会では、誰が何回山に登ったか確認しながら、健康で1年間楽しく山に登れたことに感謝。
一緒に山に登れる仲間がいることにさらに感謝、感謝。

翌日は、13人で、真鶴半島1周ウォーキング。快晴だったが、猛烈な風が吹いていた。
3時間歩いた後、魚料理を食べ、解散となった。楽しい2日間だった。

計画表

明日・あさっては忘年山行 

2004-12-03 07:18:18 | 3・山の日記
12月に入り、今年もあれよあれよという間に終わってしまいそうである。

明日は、ホイッスルの例会で、熱海の玄岳(798m)に登った後、温泉泊まりで、納め会~大宴会へと突入。
19人参加(かな?)ということで、さぞにぎやかでしょう。

夜の会合では、ホイッスルの例会(定例登山)でその年、何回山に登ったか発表があって、パンパカパーン♪と表彰式、なんてものは・・ないですね。

ホイッスルでは、ほぼ毎月一度例会があるけど、私が参加したのは半分くらいか。
あとはホイッスル有志や、個人山行でも、山に登った。
今年は、わりと、コンスタントに登ったと思う。
帰ってきてから、どこの山に登ったか書こうと思う。

(写真は8月、ホイッスル有志で奥穂高岳に登った時の)



<明日の予定>
玄岳ハイクコース入口(200m)11:00~玄岳山頂(798m)12:50(昼食)
13:50~玄岳ハイクコース入口15:20。15:37のバスで熱海駅着15:57。

雪国ですごす

2004-12-02 07:42:30 | 8・山と旅の思い出
子どもたちが小学生の頃、新潟県・巻機山のふもと、清水にある民宿「和泉屋」さんで、年末から正月にかけて過ごしていた。そこは、上越線・六日町駅から車で30分ほど山の方に入ったところにある。

その昔、大学時代に行った時は、冬は、車もバスも通っていなかったので、沢口という冬季バスの終点から3時間ほどかけて、歩いていった。
初めて行った時、東京の冬しか知らなかった私は、世の中に、こんなに雪深いところがあるのかと、ほんとうに驚いた。

最初に、家族で行ったのは、私の第一作「ぼくらの夏は山小屋で」の続編を、冬休みという設定で書けないかと思ったからだった。子どもたちにとっても、雪深い場所での経験もおもしろいだろうと思って、連れていった。

今でいうスノートレッキング。わかんをはいて、巻機山のふもとを歩いたり、そり滑りをしたり、雪の中で、物好きにもバーベキューしたりした。

それから6-7年、毎年年末がくるたびに、家族で通ったのだけど、とうとうその続編は書けなかった。

そのかわりというか、雪山を舞台に書いたのが、「雪山のひみつ基地」である。

くすの木少年団の活動を一緒にしていた、C学園という養護施設の子どもたちが主人公の物語である。

雪山のひみつ基地

2004-12-01 21:31:24 | 1・作品紹介
雪山を舞台にして書いた、4作目の本。

 1989年12月

 絵・ふりやかよこ

 講談社(絶版)

 小学上級から


「養護施設、杉の子学園の子どもたち3人が家出した。
行き先は、新潟県の山の中。
1台のまきストーブが頼りの山小屋で、子どもたちは身をよせあい、生まれてはじめての雪山暮らしに興奮する…。」
小学上級から。


◆この本に関するBlog→雪国ですごす

◆書評→週間読書人