紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

島でウォーキング

2015-07-18 12:17:36 | 23・三宅島のくらし
最初に三宅島に来たのが7月3日。
その1週間くらい前からの忙しさが、ようやくちょっと落ち着いて。
昨日の夕方は、初めてウォーキングをした。
こちらはどこへ行くにも車の生活。
このままじゃいけない、と歩くことにした。
もしかしたら、9月には鳥海山に行くかもしれないし。

昨日、7月17日が1回目。
山のトレーニングになりそうな、坂ばかりの集落。
いくつかコースを決めて、歩こうか。
昨日は、伊ヶ谷の港まで。

家はこのブルーのフェンスの上。




この階段を上ってもいける。この階段、45度くらいありそう。帰りはここを上った。




こんなところを下っていくと、海が見えてくる。







カーブした道を、どんどん歩く。







そうすると、生島新五郎という人のお墓がある。




伊ヶ谷港。夕方もまだ少し波が荒い。




この先に砂浜の海岸があるが、行くのはやめて引っ返した。

ここから家に入る。車は下に止めておくが、このまま家の前までジェットコースターみたいな道を上れば行ける。
といっても、バックだけど。







台風

2015-07-17 20:39:15 | 23・三宅島のくらし
三宅島は台風の進路からはずれていた。
それなのに、最後に新聞が届いたのは、3日前になるだろうか。
いくつかネットで注文した品物があるが、当然のことながら、それもこない。
もちろん、手紙などもこない。

今日も船は出ないようである。(その後、船は出たけど、接岸できなければ、そのまま竹芝にもどるらしい)
とすると、最短でも、それらが届くのはあさってになる。
それが島の生活なんですね。

昨日の海。うねっているし、波も高い。







波はここまでこないとわかっていても、ちょっとこわい感じ。

ただ家にいると、島にいるのを忘れてしまう。ここ何十年の人生で(ちょっとオーバーか)、一番忙しいのではないか、という日々を送っている。
それでも、ふっと耳をすますと、波が打ち寄せる音が聞こえて、あ~、島にいる、と思う。

8月10日には調布に帰る予定で、その間も、やること山積み。




今朝は早起き

2015-07-15 21:48:50 | 23・三宅島のくらし
今日の島内放送は早かった。
多分4時過ぎだったのではないだろうか。
2度目が5:00だったので。

朝5:30頃、前夜竹芝桟橋を出た船が三宅島に着く。
そのまま人をおろして、八丈島に向かう。
八丈島から午後1:30頃もどってきて、また竹芝桟橋に人を運ぶ。

本土に行くのも来るのも、1日1度。

それが朝着いた船が、台風の影響が懸念されるので、八丈島まで行かずに、本土に引っ返すという。
午後便で本土にゆく予定だった人は、それに乗らないと、つぎの船はいつかわからない、というような内容だった。
台風はどうなるでしょうか。

そんな早起きの日だったが、一日が始まってみれば、すばらしい快晴。
三宅島にも雄山があるけど、入山禁止地区。残念ねえ。




そして大久保浜。泳ぎたかったが、とにかく私の部屋をきれいにしようと、ドアを紙やすりでけずって、カラーオイルを塗った。
最初にシールなどが貼ってあって、それをはがしたら、すごく汚くなってしまったので。




塗る前。養生をしたところ。




ふすまにしても、壁紙にしても、まだやることは山積み。

夕方の海。台風の影響で、うねっていた。







三宅島の青空

2015-07-14 21:35:35 | 23・三宅島のくらし

前回1週間三宅島にいた間に、太陽が見えた日は1日もなかった。
それなのに、私が調布にいった日から晴れていたそうだ。

調布では、2泊3日、買い物に追われ、多分自分としては3年分くらいの買い物をした。
ホームセンターで買って、そのまま宅急便で送ってもらうというのが一番簡単だというのも知った。
ホームセンターって、すごく便利ね。
障子紙だとか、物干し竿、米びつ、その他ありとあらゆる必要な物を買った。

昨日は午前中、歯医者さんにいって、マウスピースの型をとってもらった。
午後は、2:40の飛行機で帰ってきた。
2:10までに飛行場に行かなくてはならないが、自転車で行ったら、自宅から10分ちょっと。
ますます三宅島が近くなった気がした。

今回は左側の座席にすわったら、家が見えた。
クリックすると、拡大する。kさんのマンションも、o笹さんのマンションもよく見えた。




多摩川。




海ボタルも見えた。




行きは、私としては左側の席の方が景色がいいと思う。
ただし、三宅島がよく見えるのは右側の座席。




空港近くの花。これはニッコウキスゲとは同じ仲間だけど、カンゾウという花らしい。ちょっとイマイチなネーミングよね。




そうして、昨日は初めてうちの庭から海に沈む太陽が見えた。




来てすぐは、めちゃくちゃ蒸し暑いと思ったが(湿度70パーセント)、夜はすずしい風が吹いて、快適だった。

そして、今日も青空と青い海が見えた。




いない間にテレビが届いていたが、アンテナのせいか見られないチャンネルがある。
夫がアンテナの位置を変えたりした。けど、NHKは見られないままである。
というか、どのチャンネルも、その時によって見えたり、見えなかったり。





調布2日目

2015-07-12 06:36:29 | 16.調布のできごと
今回帰ってきた一番の目的は、持病のクスリを1つ忘れたのでとりにきたこと。
三宅島に行く時には、一番大事な物を忘れるのが心配。そして、心配していた通り忘れた。

どちらの暮らしでも必要なのは、クスリの他に、手帳、携帯、デジカメ、USBメモリー。
中でも一番大事なのは手帳だ。それがないと、全く予定がわからなくなってしまう。
そして、USBメモリーは、両方のパソコンのファイルを同期化するのに必要。
息子はクラウドを使えば、というけど、なんのことだかちんぷんかんぷん。

そして、昨日は近くのKさんの家で夕食をごちそうになった。すてきなおかずが並んだ。
ベランダでの食事は、とくべつな時間。




ありがとう。
あまると困るので、あまり食材を買えないというと、ごはんやらおかずをたくさん持たせてくれた。
ほんとうにありがとう。まるで実家に帰ったみたい。(笑)

忘れ物の話しをしたら、家のカギを預かってくれて、忘れ物をしたら、家からとってきて送ってくれるという。
姉も、今はフランスに行っているけど、車できて送ってくれるというので、ずいぶん気が楽になった。
いくら50分で行き来ができるといっても、交通費に島民でも片道14900円もかかるので、そう簡単に往復はできない。




調布に帰ってきました

2015-07-11 02:35:01 | 16.調布のできごと
三宅島からの飛行機、土曜日の1便は満席。
昨日、金曜日の3便も満席。あららどうしようと思ったら、2便の12:45のはまだ席があいているという。
それを聞いたのは11:30。
三宅島の空港まで車で30分かかる。そして、チェックインは30分前までに。
間に合うか? と思ったが、とるものもとりあえず、その前にしていた作業は中断。
夫に送ってもらって、ふだんぎのまま、飛行機に飛び乗った。座席は、19席中、14席埋まっていた。
おそらく、これから夏になると週末は混むのだろう。







本土に近づくにしたがって、晴れてきた。







野川公園上空。




いつも心○と飛行機をみる丘の方から着陸した。




1:30頃、調布飛行場に着いた。着いたら、むちゃくちゃ暑い。

乗り継ぎのいいバスもないので、歩いて家にいったら、30分くらいかかった。
でも、歩いていくなら、ふだんぎ、作業着で十分。
自転車をおいておきたいが、空港にはおいておける場所がない。

昼ご飯を食べてから、ホームセンターにいって、障子紙だのふすまの糊だの、たくさん買い込み、そこから宅急便で三宅島に送ってもらった。
帰ったら、ふすまの張り替えをしなくてはならない。

家を整えるのにやることは、まだ山積みなのである。
月曜日に歯科検診を受けて、できれば、2-3日うちに帰りたい。

夕方スーパー○エツに行ったら、ハムの売り場だけでも、三宅島の肉売り場の倍くらいあって、ちょっと面食らった。



明日から連載開始!

2015-07-09 10:02:23 | 2・仕事の周辺
  今日の毎日小学生新聞に、明日から始まる「ぼくらは鉄道に乗って」の予告記事が載っている。

  左は佐藤真紀子さんによるタイトルの絵。

  これを読んだ私が、ほんとうに始まるんだ! 
  と思ってしまったのは、今三宅島にいるからでしょう。
  
  鉄道も通ってなくて、毎日1便の船がくるかどうかが、日々の話題になる島にいる。
  前にも書いたように、飛行機で荷物を運ぶのは不可能。あまりに高い。

  というわけで、船が島の人たちに必需品を届ける唯一の乗り物。
  伊ヶ谷の港に船が寄港すると、出港する時に「ボーッ」と汽笛の音が聞こえる。
  あ~、今日も船が人や荷物を運んだんだ、と思う瞬間。

  それにしても、今日の雨はすごい。
  三宅島には警戒警報が出ているようだ。
  夜も、むちゃくちゃすごい雨が降っていた。
 
  来週台風が来る前に、1度調布にもどりたいと思っているけど、どうなるのか見当もつかない。
  こういう生活もなかなかおもしろい。行動はすべて、お天気任せなのだ。
 
  今日ラジオのニュースで(テレビはまだこない)、1週間前まで住んでいた近くの深大バス停で、5kmの渋滞、というのを聞いて、どこか遠くの国の話のようだと思った。
  ここでは、車で買い出しにいっても、5台くらいの車にしかすれちがわない。
  歩いているのは、通学の小学生らしい子どもたち4人見かけただけだった。




雨、雨、雨の毎日

2015-07-08 16:42:55 | 23・三宅島のくらし
先週きて以来、ずっと雨。それも大雨。
初日は雨音がうるさくて眠れないほど。でも、すぐに慣れた。

雨だの風などで、船が欠航すると、頼んだ荷物が届かない。
早朝、船が入港するので、宅急便などの荷物は、朝7時前に家に届けられる。
最初はあまりの早さにビックリした。
けれど、島民は必要なものを、待っているのだから、早く届けてくれるのだろう。

今日は伊ヶ谷の港から船が出るので、見に行った。
荷物はコンテナに入れて、運ばれる。




この船は東京の竹芝桟橋を夜22:30に出ると、朝5:00に三宅島に着く。
そのまま、八丈島にいき、午後1:30に三宅島にもどってきて、東京には20:45に着く。

1度乗ってみたいが、酔うかも、と思うと、忙しい時にはダメ。
あまり用事がない時に乗ってみようかと思う。

まあ、そうやって食料品なども運ばれてくるので、とても高い。

そして、スーパーは、私が住んでいる伊ヶ谷にはなく、阿古か神着までいく。
東京でいうと、コンビニくらいの面積。



でも、それでも困らない。なければないなりに食べればいいし。
東京の暮らしは、便利すぎるなあと、こちらに来て、しみじみ思った。

何でも高いので、近所の方から野菜を分けてもらうと、ほんとうにありがとう、と思う。







このところ忙しいのは、ようやく家具が届き始め、一つ一つ組み立てるからだ。

今日も一つ組み立てた。




乱雑だった部屋が少しすっきりした。







海だけど山にいるような

2015-07-06 16:44:40 | 23・三宅島のくらし
毎朝、ホーホケキョとなくウグイスの鳴き声で目覚める。
まわりじゅう、うっそうと草がはえていて、まるで山にいるような気分になる。
でも、庭にでると、海だなあと思う。




持ち主の荷物がおいてあるので、二階には入らないけど、二階の窓から海がみえる。

毎日車で買い出しなどにいく。







そこらじゅうに咲いているあのオレンジの花はなにかなあと思うが、どうもニッコウキスゲのようである。
多分・・。




庭には、ガクアジサイとユリの花が咲いている。
花瓶を持ってくるのを忘れたので、今度帰ったら送ろうと思う。







今日は西野さんの家にいって、女子サッカーの決勝戦をみた。
まだ家にテレビがこないので、みたいものが見られない。




西野さんのハウス。夫が水やりをしていた。




今日はすぐ近くの郵便局にいった。お金をおろそうと思うと、三宅島では郵便局になる。




ここは坂の村である。それもすごい急。
私は車が後ろに下がっていかないかこわくて、まだ運転できない。