◇ インド株を拡散させる3つの条件 = 世界の感染者数は累計1億7960万人、前週より256万人増えた。死亡者数は389万1974人で5万8899人の増加。感染者も死亡者も増勢はやや鈍化している。特徴的なのはロシアや中南米、それに東南アジアで感染者が増えていること。またワクチンの接種が進んで鎮静化したイギリス・アメリカ・イスラエルなどで、インド型変異ウイルスの伝染が広まっていること。
国別に死亡者数の累計をみると、アメリカが60万人、ブラジルが50万人を突破した。次いでインドが39万人台、メキシコが23万人台。さらにロシア・イギリス・イタリアが12万人台、フランスが11万人台、ドイツが9万人台、イランが8万人台の順となっている。アメリカはこの1週間で2181人、イギリスは101人の増加で、ともに落ち着いた傾向が続いた。
ところがワクチンの接種が進んだこの両国で、再び感染者が増え始めている。両国ともに、この1週間では8万人の増加だった。原因はインド型変異ウイルスが浸透したこと。専門家はインド型が拡散した条件として、①ウイルスの感染力が強い②ワクチン接種率の伸び悩み③拙速な規制解除――の3点を挙げている。
日本の感染者は累計79万0991人。前週より1万0173人増えた。死亡者は1万4605人で274人の増加。前週に比べると、感染者の増加数は692人、死亡者は131人減少した。ただ、この状態で緊急事態宣言を解除し、オリンピックが開催される。どうやら専門家が指摘する3条件が、ぴったり揃っているように思われるのだが。
≪25日の日経平均 = 上げ +190.95円≫
【今週の日経平均予想 = 4勝1敗】
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ところがワクチンの接種が進んだこの両国で、再び感染者が増え始めている。両国ともに、この1週間では8万人の増加だった。原因はインド型変異ウイルスが浸透したこと。専門家はインド型が拡散した条件として、①ウイルスの感染力が強い②ワクチン接種率の伸び悩み③拙速な規制解除――の3点を挙げている。
日本の感染者は累計79万0991人。前週より1万0173人増えた。死亡者は1万4605人で274人の増加。前週に比べると、感染者の増加数は692人、死亡者は131人減少した。ただ、この状態で緊急事態宣言を解除し、オリンピックが開催される。どうやら専門家が指摘する3条件が、ぴったり揃っているように思われるのだが。
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【今週の日経平均予想 = 4勝1敗】