魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

心に刻もう-レストラン・ハルビン

2020年03月24日 | 美味しいもの

3月いっぱいで閉店!!! と聞いてやって来ました。

 

長崎市万屋町にある老舗の「レストラン ハルビン」。

この雄姿しっかりと見ておかねば!

 

 

ひとりだったのでカウンターに陣取り。

 

 

オーダーはランチメニューの中から

「開業以来の味 ロシアンソーセージ ゛カルバスのステーキ”」で!

 

 

まずはサラダ。

チーズ、クミンが入った今まででこのお店で最高の味のサラダ。

これはもっと食べたい。

 

 

お馴染みのライ麦パン。

最近でこそ、この手のパンも増えてきたけど、昔から長崎の草分け的存在の味のライ麦パン!

 

 

スープはポタージュ or ボルシチだが、まあたいていの方はボルシチをチョイスするだろう。

沁みるようにビーツの風味、ディルのアクセント、ヨーグルトの包み込むまろやかな味わい。

この店のボルシチの味わいを認識する。

 

 

 

そしてメイン。

「開業以来の味 ロシアンソーセージ ゛カルバスのステーキ”」を。

2㎝程度の厚みのあるずっしりとしたソーセージ。

どっしりと肉々しい味わい。塩分もしっかりとあるので食べ応えも十分。

添えられたマスタード(2種)もバッチリと活躍してくれる。

 

 

最後はコーヒー。

このハルビンの文字を見ながら、いろんな思い出がよみがえる。

 

 

長崎でのステータスとして、「いつかこのお店で当店のワイン会をしてみたい!」

という想いで行ったのが1990年代後半のパソコン通信企画によるニフティーサーブのワイン会。

日本全国のワイン好きが集まるニフティーワインサークルで、それぞれの地域でワイン会の

イベントが行われていた。この長崎市でも、私が主催しました。

 

確か、グランドリュやドメーヌ・ルロワに囲まれ、めくるめく幸せなひと時でした。

(ブルゴーニュマニアには価値がわかるよね?)

 

そんなこんなでいろんな方々と巡り合ったことはとても良き思い出となっています。

このお店を通じての出会いもありましたし、長崎市のグルメシーンでは欠くことの出来ないお店でした。

本当にお世話になりました。ありがとうございました。

店舗は閉店ですが、新事業をやられるとのことでご発展を祈っています。

 

でも今月中にもう1度行けたら行きます。さらに心に刻みたいと思います。

 

 

 

コメント
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