魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

プラート アパッシメント オーガニック-行列に思う

2020年03月25日 | ワイン ~2020年

おいおい、何だこれは!

「コロッケ」(店名です)に並ぶ行列のすごいこと!

 

コロナ騒動も長崎市内はまだまだ悠長なものだ。

長崎県では壱岐でひとり感染者は出ていたものの、現実味がなかった。

が、本日長与町でひとり出たので、市民には現実味が帯びてきたことと思います。

こんな並ぶのもどうなのでしょうか。徐々に皆さん警戒心が高まることでしょう。

 

 

常連の「ラーメン家 政」も相変わらずの行列というか密集。

美味しくつけ麺を食べはしたものの、どこか不安?!

ラーメンの場合、時間は短いけど人は集まる。もっと時間をずらそうか?と考えてみる。

今に外食店も席と席の間を空けないといけないようになるかもしれない。

 

逆に今のうち(1週間程度)にそういうお店には行っておいて、あとは大人しくするとか・・・。

いろいろと考えてしまいます。

 

 

 

考えながらも夜は来て、そしてまた試飲をする。

 

2017 プラート アパッシメント オーガニック(フェウド・ディ・サンタ・テレザ)

   (伊、シチリア州、ネロ・ダヴォラ種主体、赤、千円台前半)

 

セパージュはネロ・ダヴォラ、シラー、土着品種となっています。

 

香りはプラム、ドライフルーツ、黒糖、クローブ、アニス、黒土など。

 

味わいは沈んだ果実味が穏やかに、じわじわときます。タンニンは生き生きとして

やや粉っぽい。酸味は程良くて寄り添います。濃いけど、ソフトで優しい。

悪くありません。ハンバーグや焼き肉などしっかりした肉料理にいけることでしょう。

 

ブドウを乾燥させる(干しブドウ状態にする)アパッシメントを施し、濃さと複雑味を増し、

除梗してピュアさを出している造りのようです。言われると、ん、なるほど?!とも思いますが

ブラインドで飲むと、どこまでわかるかはわかりません。(汗)

 

さらにラベルに書かれている「Siccari」は、シチリアの方言で食べ物を乾燥させる事を指すのだそう。

これって「しっかり」と読めますよね。確かに味はしっかりすることでしょう。

しっかりって、プレゼントとして相手を励ます時に良いワインかもしれません。

また自分に気合を入れる時でも良いかも。

 

そんなわけで、少し入れてみようと思います。「オーガニックのしっかり」ってことで。

 

 

 

コメント (2)
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