m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

熊本&久留米&広島の旅2013【高瀬飴 】

2013-09-01 | 熊本&久留米&広島の旅2013


熊本の飴といえば、「朝鮮飴」は有名だけど、今回お土産屋さんで見つけたのは「高瀬飴」
高瀬飴は江戸末期、兵糧として考案された玉名市に伝わる飴だそう。
高瀬(現、玉名市)が水運の要衝として栄え、菊池川流域でとれた上質なコメが集まったことから
当時入手困難な砂糖に代えて、米を原料とした飴づくりが推奨され、高瀬に多くの飴屋が生まれたのだとか。
現在残っている三軒の老舗のうちの野田飴老舗のものを購入。





麦芽水飴が原料の飴でシンプルな棒状のものもあるが、私が購入したのは黒砂糖と生姜入りの円形のもの。
食べてみるとじわっと甘く素朴な味わい。
想像通りやはり歯にくっついて食べにくい・・歯の詰め物が取れないよう気をつけて食べねば。

玉名では千歳飴もこの高瀬飴らしい。
さらに地元ではお菓子としてだけではなく、魚の煮付けや大学芋の飴として使われたりもするのだそう。
砂糖やみりんに比べてコクが出て美味しいのだとか。
ふーん・・今度やってみよう~
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熊本&久留米&広島の旅2013【久留米の近代建築】

2013-08-31 | 熊本&久留米&広島の旅2013


久留米の朝、早朝散歩で巡った建物たち、その2。

最近まで久留米市立中央図書館西分館として使われていたようだけど、閉館との張り紙があった元十七銀行久留米支店の建物。





昭和初期、本町北防犯協会。





昭和8年建築、ブリジストンの迎賓館、石橋迎賓館。





大正15年建築の金文堂ビルは元金文堂書店本店であった建物。
現在は飲食店が入る。





豊田酒店





酒店に隣接する煉瓦造りの蔵。









久留米の伝統的地場産業、久留米絣。
明治時代からの唯一現存する絣倉庫、旧國武絣倉庫。





国武合名会社と社名レリーフが入った入り口。
現在も倉庫として使用されているそう。





昭和30年建築のカトリック久留米教会









大正7年、ヴォーリズ設計による日本福音ルーテル久留米教会。
幼稚園に隣接





久留米市のマンホールは久留米つつじと耳納連山と筑後川が描かれている。
もうひとつ、久留米絣バージョンもあったけど、撮り忘れ;


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熊本&久留米&広島の旅2013【久留米・聖マリア病院 カトリック雪の聖母聖堂 】

2013-08-30 | 熊本&久留米&広島の旅2013


万田坑へ行った後、この日は久留米に宿泊。
翌早朝、1時間ほどレンタサイクルにて建築巡り。
まずやってきたのは聖マリア病院・カトリック雪の聖母聖堂。
雪の聖母聖堂は元、明治29年に福岡に建てられたカトリック大名町教会を復元移築した聖堂。
何度かの取り壊しの危機を免れ、昭和60年にこの聖マリア病院の敷地内へ移築されたのだとか。









正面にはバラ窓とレリーフ
礼拝堂は7時に開くと書いてあり・・まだ後30分くらいあったので
他を回ってから後ほどくることに。





そして再びやってきた。
礼拝堂内は朝の光がステンドグラスの窓からわずかに差し込み、
静かで厳かな空間が広がっていた。





















床に映し出されたステンドグラスがきれいだ~





葡萄の文様が入った玄関の照明。





教会のそばにはルルドの泉も。





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熊本&久留米&広島の旅2013【万田坑】

2013-08-26 | 熊本&久留米&広島の旅2013


旦那の一日内観終了後、息子が入れ替わり内観へ入ったったのだが、
熊本まで来たからにはこのまま帰るわけにはいかない、とこの日は久留米、そして翌日は広島へ宿泊し、
ぼちぼち帰る予定にしていた。
久留米に向かう前、玉名の隣、荒尾市にある万田坑へ訪れた。

万田坑は三井三池炭鉱に現存する日本最大級の炭鉱遺跡。
明治35年に出炭が開始され、戦前~戦中には平均で年間86万トンの石炭が出炭され、
三池炭鉱の中でも中核的な役割を担っていたという。
ここでは重要文化財クラスの煉瓦建築がいくつか見られる。

ガイドさんがおられ、ひととおり案内していただいた。





万田坑のシンボル、第二竪坑櫓
明治41年完成。国重要文化財。
鋼鉄製で高さ18.9m。英国製の鋼材が使用されている。
隣接する巻揚機によりワイヤーが巻かれ吊るされたケージが上下し、人や資材を昇降させていたのだそう。









第二竪坑巻揚機室は明治42年完成。
国重要文化財





巻揚機室の中には資材を昇降させるウィンチや、





巨大なケージ巻揚機などが当時のまま保存されていて迫力いっぱい。
36mmのワイヤロープに、巻胴は直径約4m。





巨大な巻揚機を操作する運転台。





深度計





巻揚機室2階からから広がる景色は元選炭場。
こちらには第一竪坑から採炭された石炭を選炭し、運搬する施設があったそう。
採掘された石炭はここから炭鉱鉄道で三池港へ直接運ばれていた。





大正3年頃建築された旧扇風機室。
昭和26年閉坑後は事務所として使用されていたそう。
国重要文化財





倉庫及びポンプ室
明治38年建設当初は坑内の換気を行うための扇風機室だった。
その後、倉庫や坑内から汲み上げられた水を送水するためのポンプ室として利用された。
国重要文化財









安全燈室及び浴室(旧扇風機機械室)
国重要文化財





第二竪坑坑口





明治41年に完成した、人員昇降と排水、排気のための坑口。
深さは274mあったそう。









竪坑から作業員が坑底へ降りるのに使われたケージ。
25人乗りでかなり窮屈だったとか。





信号所施設。
巻揚機室の運転手や坑底と連絡を取り合っていたところ。

その他、万田坑ステーションにある展示室には当時の坑内の写真の展示などがあり、
過酷さ極まる採掘現場の様子などがうかがえた。
つい最近は来年封切りの映画、るろうに剣心のロケも行われたとか。
今ちょうどはまってる息子に見せてやりたかった~

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熊本&久留米&広島の旅2013【熊本の近代建築】

2013-08-24 | 熊本&久留米&広島の旅2013
熊本の早朝、いつものごとく皆が寝静まっている間にホテルでレンタサイクルを借り、建築巡りへ繰り出した。
さすがに6時くらいだとまだ日差しはそう厳しくない。この間に回らねば~



新町へやってきた。
明治からの老舗の文房具店、文林堂。
腰折れ屋根のデザインのファサードは昔の建物から型をとって忠実に再現したものだそう。





同じく明治期創業の富重写真館。





和洋中折衷?の魅力的な建物は長崎次郎書店、明治7年創業。
建物は大正13年に建てられたもの。





卸問屋が軒を連ねる古町へやってきた。
昔ながらの長屋が店舗に改装され利用されているところがちらほら見られる。





朝早くてまだ閉まっていたけど、こちらはカフェになっている。
元油商の建物だったため煉瓦造りの防火壁が設けられているとか。





大正8年に建てられた元第一銀行熊本支店の建物。
現在空調器メーカーのオフィス兼ショールーム









昭和9年元住友銀行熊本支店。
現在三井住友銀行。









大正初期建築の旧中村小児科医院。
赤い屋根が瀟洒な洋館。













おしゃれにリノベーションされていた古民家は洋食屋さん。





隣の蔵もお店の一部となってるよう。





大正13年建築の早野ビルもすごい存在感を放っていた。





昭和3年建築の手取カトリック教会





上乃裏通りで見つけたすごそうな洋館。





玄関付近





熊本市のマンホールは市の花、肥後椿が描かれている。

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熊本&久留米&広島の旅2013【熊本城他】

2013-08-23 | 熊本&久留米&広島の旅2013


熊本へ来て二日目は旦那が一日内観の日だったので、私と子供たちは2時までのフリータイム。
とりあえず、熊本城へ行くことにした。




須戸口門から入城。
いつものごとくボランティアガイドさんにお願いしよう思ってたのに
子供たちが長くなるからイヤだ!と拒否ったので自分たちでさらっと回ることに。





立派な石垣がどーん、とそびえ立つ。
石垣はほぼ築城当初のものだそう。









武者返しと呼ばれる石垣は上の方はほぼ垂直に近い絶壁





大天守、小天守は昭和35年に鉄筋コンクリート造りで外観復元されたものだそう。





天守閣からの眺め。









売店でお土産物を物色していた息子は熊本城の絵柄が入った記念メダルを買うことにしたようだ。





刻印機にネームを打ち込んで、枠にメダルを入れ、キーホルダーが完成。

あまりの暑さにこれ以上城でうろうろしていられず、熊本市現代美術館へ。
美術館は撮影禁止だったのだけど、アートの一部となってる素敵なサロン風図書館や
メディアギャラリーには映像が浮き出る卓球台などなど、遊べる展示もたくさん。
ここでしばし、休息。。





そしてお昼はスマホで検索した口コミで評判のよかったブッフェランチへ。
食べ放題なのに680円という安さに驚愕。





値段が値段だけに内容は期待してなかったのだけど、パンやパスタ、オーブン料理に煮込み料理、フライなどなど
ほとんどが手作りのものなのだそう。
子供たちも満足なようだった。。





この後、JR熊本駅まで行ってそこから玉名へ。





一日内観を終えた旦那に駅でピックアップしてもらい、蓮華院誕生寺へやって来た。
これから始まる1週間の集中内観を前に、身を清める息子であった。

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