秋晴れの一日、異食文化の会の仲間で近江八幡へ訪れた。
イラン人のFさんがたしか船が好きだったと、八幡堀めぐりを予約。
近江八幡まではKさんの運転でラクラクやってくることができた。
予約時間ぎりぎりに船着き場に着くと、すでに同乗者の方々が船に乗り込んでいて、私ら待ちだった・・
勝手に貸し切りだと勘違いしてた;
船はゆっくりと堀を進んでいく。
近江八幡は何度か来たことあるけど、いつもヴォーリズ建築メインなので、
お堀めぐりはしたことなかったので新鮮な気分。
引き返し地点の堀端には赤煉瓦工場跡があり、ホフマン窯があったという。
船からは煙突だけが見えた。
現在は危険なので閉鎖されて、中には入れないそう。
約35分の船旅が終了。
お堀めぐりの後は、ランチの予約時間まで、ランチ場所へ向かいつつ散策。
白雲館は明治時代に建築された学校。
玄関周りにモザイクタイルが貼られてた廃店舗?
ヴォーリズ建築の旧八幡郵便局。
郵便局時代のカウンターも残されている。
応接室への入口前のコーナー。
コート掛けなどが残されている。
他のヴォーリズ建築にあったという子供用いす。
応接室への扉のノブは紫水晶でつくられたアメリカ製の貴重な物。
こちらは局長室。
集配室は骨とう品のお店になっていた。
こちらは二階の様子。
アンドリュース記念館は旧近江八幡YMCA会館でヴォーリズ設計第一号の建築。
二階にナッツ専門店が入っているというので、入ってみた。
二階に上がって右手にはこんな和室が残されていた。
ヴォーリズゆかりのアリゾナ産のナッツが売られている店内。
ナッツの詰め放題も。
いろいろ試食させて頂き、スモークされたピーカンナッツとサンマスカットのを
お土産に購入。
小さな喫茶スペースもあって、ナッツのスムージーなども頂けるみたい。
近江八幡教会。
ヴォーリズ建築の旧近江兄弟社地塩寮。
塀に、タイルならぬ、瓦のモザイクが貼られてた。
わぁ、ほのぼのしてていいなあ~
遠慮なく、一人一個ずつ頂いた。
ヴォーリズ建築、池田町洋館住宅街のダブルハウスは
大正10年に建てられた近江ミッション社員用の二世帯用住宅。
焼き過ぎ煉瓦と蔦が絡まるダブルハウスの塀。
そしてランチ場所へやって来た。
こちらはヴォーリズ建築の旧広瀬邸で、以前やってきた時は
日本料理店だったが、現在はカリフォルニア料理の「ビストロだもん亭」として活用されている。
入口はこちらから。
郵便受け
内部も和風の造りで、玄関を入ったところにはこんな丸窓も。
階段は洋風
食事はこちらのお座敷で。
座敷の奥にはこんな洋室も一室あった。
ビストロだもん亭はカリフォルニア出身の陶芸家、ダモンテさんがされているお店で、器も料理も全て手作り。
自家製天然酵母のパンに、枝豆フムス、そしてブロッコリとトレビソのサラダ。
自家製生タリアテッレにはチヌ、トマト、ズッキーニ入り。
大きな木のフォークで取り分ける。
最も気に入ったデザートの塩キャラメルアイスと天然酵母ブラウニー。
どちらもとっても美味しかった。
食事の後はラ・コリーナ近江八幡へ行く予定だったので、車を停めている日牟禮八幡宮まで散策。
江戸時代初期から活躍した八幡商人の邸宅、旧伴家住宅は小学校、役場、女学校、図書館としても活用されていたという。
向かいの郷土資料館は明治49年に八幡警察署として建てられたもの。
新町通りは古い町屋が立ち並ぶ趣のある通り。
この後はラ・コリーナへ。