この度、がま口づくりのプロフェッショナルのKさんにがま口づくりを伝授してもらった。
Kさんはがま口づくりの教室を二つもはしごして、職人さんより直々に指導を仰ぎ、
がま口を作り続けてきた達人。
いつもは高級な口金を使って作っておられるが、
今回は、100均の口金でもそこそこのがま口が作れるのか?
を検証するため、セリアで買った二つの口金を使って作ってみた。
Kさん宅には生地屋さんのように種類豊富な生地がそろっていて、
まずどれを使って作ろうか?悩みに悩んで、二つの生地を選択。
表地と裏地をそれぞれ袋状に縫って、重ねた後は、口金をつける作業。
口金の内側に木工ボンドを塗り込んで、生地を差し込み、その生地を押さえる
ために紙紐を専用の道具で入れ込んでいく。
口金の中にはこんな紙紐が入っていたなんて、初めて知った。
がま口はいかにも和風っぽいので、てっきり日本のものだとばかり思っていたが、
実はフランスが発祥の地で、明治時代に伝わってきたものなのだとか。
おしゃべりしながら、作り続け、ようやく二人ともひとつが完成した時には
もう夕方になってた。
二つくらいすぐに作れると少々なめて?かかっていたけど、なかなか手強く、時間がかかってしまった。
そして二つ目は少し細長い形にして、メガネやペンケースにも
なるようながま口を作ってみた。
生地も可愛くて気に入った!
100均の口金もそう悪くなさそうで、十分使える感じ。
久々縫物をしたけど、手仕事はやはり楽しい。
次作ればもっとうまくできそうな気がするが、、そう何個もがま口はいらないかなあ;