m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

台北の旅2024【鶯歌陶磁器博物館&鶯歌老街他】

2024-09-09 | 台北の旅2024

3日目の一人朝活を終えた後は、娘と合流し、朝ごはんに永和豆漿へ。


豆漿と油條、肉まんを。
豆漿は、あみえび入りのが欲しかったのだけど、
ミスってしまいノーマル豆漿に。



その後西門駅へ向かうが、中山堂がちょうど9時半から開館するようなので、
少し待って見ていくことに。
中山堂は、日本統治時代の1936年に台北公会堂として建てられ、
行政の中心として様々な重要なイベントが行われてきた。
現在は、ホールや展示施設として、さまざまな文化活動の場として活用されている。





開館までに周囲をぐるりと一周。
外壁はタイル貼りで、窓と窓の間にテラコッタや装飾的なタイルも使われていた。




格子状にラインの入ったタイルが網代状に並び、周囲は、かまぼこ状の役物タイルが囲っている。


こちらは中央に十字のテラコッタのレリーフ、


こちらも十字のテラコッタが星のように散りばめられている。





ぐるりと一周してきたところで、開館したので中へ。





エントランスホールの柱には、真紅の辰砂釉のタイルが贅沢に貼られている。


艶やかな表面、窯変具合も美しい。


柱頭には、細やかなレリーフ


内装は、イスラム風も混じっているようで、
エントランスホール天井には八芒星のモチーフが描かれていて、
シャンデリアも不思議なデザイン。



柱だけでなく、腰壁にも貼られていた辰砂釉のタイル。
何となく既視感あるなと思ったら、10年前にも訪れてたんだった。








2階のシャンデリア。


トイレの床だったか?モザイクタイルも貼られてた。


その後は、まだ行ったことなかったやきもののの町、鶯歌へ行くことに。
西門から地下鉄と台鉄で40分ほどで到着。
駅の階段には、透かし陶板が入っていた。


まずは、鶯歌陶磁博物館へやってきた。


吹き抜けのガラス貼りのホールは、さすがに冷房が効ききれてなくて
暑い・・


展示室は、冷房が効いていてよかった。
様々な陶芸の技法や釉薬の種類の展示など。
パネルを裏返すと、説明書きが書かれてる。



釉薬見本がタイルのよう。




台湾の陶芸作家作品も並ぶ。
辰砂釉が美しく出ている大壺。
蓋に乗る犬?が可愛い。



こちらの壺も蓋のつまみがかわいい。


透かし陶板。
よく見かけるポピュラーなタイプ。


透かし陶板の様々なパターン。


リアルな竹風のやきものの竹は、窓の両脇に装飾的に嵌める柱のよう。


金属ぽく見えるが陶製の竹の柱。


それほど多くはないが、マジョリカタイルの展示もある。






大きな壁一面に様々なモザイクタイル、展示ケースにも陶製品の展示も。


新しいモザイクタイルのようだったが、現在も製造されているものだろうか?!


パステルカラーの玉石タイルは、台湾のレトロなお風呂の浴槽に使われてるイメージ。


ミュージアムショップは、地層を表したようなディスプレイ棚が使われて
いて、様々な作家の作品が並んでいた。


なんか見覚えがあるなと思った模様・・
台湾でもよく見かけるなつかしい型板ガラスの模様だなあ。


陶板が貼られたベンチ。




鶯歌陶磁器博物館を出た後は、鶯歌の老街へ向かう。
途中、陶器店が軒を連ねていたが、どうも惹かれる感じがなくて、
スルーしてしまった。


老街の入口に、リノベスタバがあった。
石の手すりの欄干が巡らされていて、元は、個人邸のよう。


モザイクタイルの看板。



ここから老街が続くが、きれいに整備された感じだった。


暑くてへとへとになっていた所に、1階が陶器店の地下に素敵カフェを発見。
「喝茶天Teaday」
木に囲まれた落ち着いた空間。
通りにはほぼ人がいなかったのに、このカフェだけは、ピンポイントで
混んでいた。



コメント
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