早朝一人散歩を終え、ホテルに戻り、ぷにょさんと合流。
この日は台湾タイル博物館館長の徐さんが、台中を案内してくださることになっていた。
ホテルに迎えにきて下さり、まずやって来たのは、この崩れかけの建物。
元映画館だった建物だそう。
看板も消えかけているが、大戯院という文字がかすかに見える。
ベランダ部分には美しいデザインの面格子が残されてた。
中はガランとしていて、漆喰の装飾なども残されてたけど、
管理人?に写真はダメと言われてしまって退散。
その後、私が朝に行ききれなかった旧公売局第五酒蔽へ連れて来てもらえた。
酒のタンク?にカラフルなペインティング
旧公売局第五酒蔽は日本統治時代の 大正製酒株式会社で、当時は台湾最大の酒造工場だったそう。
現在は工場の建物がリノベーションされ、台中文化創意産業園区として整備されている。
広大な敷地には倉庫やボイラー室、電気機械室、加工工場、生米倉庫、研究所、精米所、完成品倉庫などが
点在していて、台北で訪れた華山文化創意園区のように、敷地内の建物が丸ごと保存されてた。
赤煉瓦倉庫も。
ビールの資料展示館兼ショップがあった。
まだお店などはほぼオープンしてなかったが、
おしゃれなオフィスとして使われている倉庫も。
こちらは旧瓶洗浄場だそう。
瓶洗浄の機械がそのまま残されてた。
モザイクタイルが散りばめられた壁面。
次にやって来たのは1937年に建てられた台中刑務所演武場。
刑務官や警察が日常的に剣道や柔道の練習をする道場で、台中では監獄の付属施設として建てられたのだそう。
演武場の周りには刑務官の宿舎として使われていた建物。
一度火災により全焼したため、現在の建物は復元だそう。
この後は徐さんがリクエストを聞いてくださり、台中の郊外にある鹿港という町へ連れて行ってくださることに。
続く・・