今月の建築講座は伏見の酒蔵、松本酒造へ訪れた。
高瀬川沿いに建つ、煉瓦造りの蔵と煙突、木造の蔵が並ぶ風景は壮観!
青空と、菜の花が彩りを添え、とても美しい風景だった。
この日は実際に中敷地内へ入らせてもらって、それぞれの建物を見学させて頂くことができた。
大正12年に建てられた三棟並ぶ木造の巨大な蔵は仕込み蔵で、大黒蔵といわれる。
当主の発明による冷房装置が入れられたという珍しい酒蔵だそう。
その奥に建つ三階建ての蔵は昭和58年に建てられた鉄筋コンクリート造りの蔵。
景観を大切にするため、鉄筋コンクリートに焼板が貼られるなど、外観に工夫されているという。
本当に、川べりから見た風景は完璧だった。
他にも敷地内にある、建仁寺の塔頭が移築された建物などを見学させて頂いたり、
お酒造りに使われているというおいしいお水と、こちらで造られたお酒の試飲もさせて頂けた。
(敷地内での写真では公開禁止)
駅までの帰り道に、たばこ屋さんのショーケースにモザイクタイル発見。
ショーウィンドウのカーブに沿って、黒白の玉石タイルがびっしり。
三菱UFJ銀行伏見支店のタイルも素敵だった。
帰りは皆と別れてから、伏見桃山駅から少し歩いてから京阪電車に乗ることに。
途中見つけた元たばこ屋さんのタイル。
京都府学校給食会の総タイル貼りビル。
魚屋さんの建物もタイル貼り。
店先にあった水槽もモザイクタイルがびっしり。
水槽の底は玉石タイルが敷き詰められ
コーナーのこんな台も。
おじさんが写真を撮らせてくれた。
縦長窓が並ぶ洋館も見つけた。
呉竹湯。
浴槽には鯉のタイルがあったり、タイル絵があったりと、中もタイル尽くしのようだ。
見たかったなあ。
飴釉のモザイクタイルが貼られた、元薬局?!
個人のお宅の玄関周りの渋いタイルと牛乳箱
とある商店のモザイクタイル。
アールヌーヴォーなポスト。
こちらも玄関先に貼られてたタイル。
このタイルもきれい・・
面格子もいろいろあった。
アパートの入口で、じっと動かなかった猫。
少し歩いて京阪に乗るつもりが、結局、伏見桃山から深草まで歩いてしまった・・