蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

2月も半ば頃  (bon)

2015-02-13 | 日々雑感、散策、旅行

 既に、お正月気分は、遠い過去に感じられるこの頃、三寒四温にどこか春の息吹を感じ、人々の心にも
無意識のうちに何かしら鼓動に似た響きが感じられるのではないでしょうか?

 進学や就職が既に決まった人の晴れやかな、開放されたような気持ち、最後の追い込みに期待と不安を覚え、
身を引き締める毎日の人・・ そして、惜しくも第1希望には進めなかった人、落胆に心痛める人・・様々な
心の動きが交叉する頃でもあるのでしょう。

 昨日の読売新聞コラムにも、このようなことに触れられた部分がありました。
「努力が実らぬ時もあれば、偶然が幸運を運んでくれる時もある。逆風を感じたら、肩の力を抜いてみよう」 と・・。 
 進学・就職に限らず、人生のいろいろな局面において大事なことだと思います。
また、コラムには、児玉清さん(故人、俳優)の著書 『負けるのは美しく』 から、「勝利を望めないなら、せめて
美しく負けよう」と、 何とも力強いメッセージがありました。

 振り返って、当時(50余年前)の自らの状況はどうであったか? 
このような緊張感はまるでなく、語るも恥ずかしい、のんびりした環境にあったことを想い出しました。恵まれていた
というより、不謹慎とも思える状況であったような気がしています。  研究室で机を並べていたH君とたまたま
就職先が同じ2社を志望していました。 お互いに自ら決めるのをためらっているうち、とうとうジャンケンで決める
ことにしたのでした。 2人のうち、どちらが勝ったのかは忘れてしまいましたが、約束通りの会社に進み、
それぞれ後年でも後悔することはありませんでした。 それにしてものんびりしていたものだとあきれますね。 
こんなですから、入社後もしばらくは、まだ学生気質が抜けきれず、たまに残業などがあると、もう落ち着か
なかったことが記憶の端にあります。

 

 今年は、豪雪地域が多いと報じられていますが、関東あたりでは、日の入りがやや遅くなったことに気が付く
ほどになりました。
窓のすぐ外が花置きになっていて、そこにみかんの半切りなどを置いておくと、小鳥が食べに来たりしています。 
ムクドリなどが来ると、黒ずんだ羽と仕草が荒く、なんとも憎たらしい感じがしますが、うっすら緑色したウグイス
らしい小さな鳥が懸命に、みかんをついばんでいるのを見ると、大変かわいらしく、いじらしい感じです。

 みかんをついばむ小鳥
    

                   


  何時の間にか、盆栽の小さな黄梅にいくつか花が咲いていました。

  ベランダ花置きの黄梅
       

 

 先頃アップしました白梅は、ほぼ全面的に花が咲いています。
                   

 

 大型のプランター(×2)に腐葉土をたっぷりと混ぜて、苦土石灰をまいて、ツタンカーメン用の土作りをしました。 
10日ほど後に、ビニールポット苗から定植する予定です。 一昨年は、このあと、新芽をすべてムクドリに
食べられてしまいましたので、今年もネットを準備しています。 また、市民農園の方も、肥料を入れて、
ジャガイモ用の土作りを始めようと思っています。 
蓼科の、畑開きの日程も決定され、いよいよ今年も春を迎えるのでした。 いつも仰ぎ見る、八ヶ岳のあの
阿弥陀岳で学生2人が遭難したとの悲しいニュースがありました。 4月にも雪は残っているでしょうか?

 

 

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする