蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

雨水  (bon)

2015-02-19 | 日々雑感、散策、旅行

今日、2月19日は “雨水(うすい)” です。 
二十四節気の一つで、立春から数えて15日目頃です。 また、今日から啓蟄(3月6日)までの期間を指して
言うこともあります。  難しく言えば、太陽黄径330度の日を言います。

 昔から、“雨水温む” といって、今まで雪が降ったり、凍っていた季節がゆるんで、雪から雨に変わり、
氷が溶けて水になる、という意味なんですね。 草木が芽生える頃で、農家では農耕の準備を始める目安とされて
きましたのでした。 関東などでは、遅めの ドカ雪 が、3月頃に降ったこともあり 一概には言えないかもしれません
が、平均的には “春” 到来なんですね。 春一番が吹くのもこの頃ですね。 三寒四温という言葉もぴったりですね。
この日に雛人形を飾ると良縁に恵まれるという地方もあるとか。

              フキノトウ(の花)
                (ネット画像)
 

 二十四節気については、このブログにも、それ自体およびそのいくつかの代表となる “節”、 “中” について、
記事にしたりしてきましたので、詳細は省略しますが、二十四節気とは何か? といえば、もともとは、中国戦国時代に、
旧暦(太陰暦)の月名と季節のずれを正すために、太陽の黄道上の位置を24区分して、12の “節” と12の“中”に
分け、月の前半を節、後半を中とした分け方です。
重要な節気には、立春、立夏、立秋、立冬の四立、重要な中気には、冬至、夏至の二至、春分、秋分の二分があり、合わせて二至二分、これら全部をあわせて八節とも言われています。

 また、この二十四節気の各気をさらに5日づつの3等分して “七十二候” というふうに分けることもあり、
より季節感を緻密に表現しようとしましたが、こちらは、あまりにも細かすぎて実用的にはあまり普及しなかった
ようです。  しかし、それぞれの意味するところは、例えば、雨水の初候は “雨が降って土が湿り気を含む” などと
言われています。  何だか、のどかな感じがしてきます。

 

 

 

 

 

 

 

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