蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

入梅  (bon)

2021-06-07 | 日々雑感、散策、旅行

 関東地方は、まだ梅雨入りの宣言はありませんが、このところ鬱陶しい日が続い
ています。  沖縄、九州、近畿地方では平年より早く、近畿地方では3週間も早く
梅雨入りしましたが、梅雨前線が南下したままなのでしょうか。
 西日本では、梅雨の中休みというか、今週は真夏日になるなど予報されています。

    ベランダのアジサイ
        

 「入梅」は、雑節の一つとして、暦の上では 6月11日を梅雨入りとしていますが、
これは水を必要とする田植えの時期を分かりやすい目安としているのですね。

          

 実際の梅雨入りはどのようにして決められているか ネットを繰ってみましたら,
「気象庁では梅雨入りの定義は決めていませんが、平年の梅雨入り前後に、晴れが
続いた後、週間天気予報で雨や曇りの日が続くと予想されるときに『梅雨入りした
とみられる』と発表します。」とありました。そして、この日は後に修正すること
もありうるとされています。 ネットには、次のような定義らしいものがありました。

 つまり、・晴天が2日以上続いた後、 ・梅雨前線の影響で、前日と本日が雨で、 
・さらにその後1週間の天気予報が5日以上雨または曇りの時、「梅雨入り」したと
していると。
ウエザーニュースのページから抜粋にて下表を作成してみました。

   

 確かに、今年は異常のようですね。 近畿より西では、平年よりかなり早い梅雨
入りでしたが、東海以北はむしろ平年に近いかもしれませんが、週間天気予報では
雨らしくないようです。 しかし、過去10年でも、梅雨入りというのはかなりばら
ばらのようです。

 ウイキペディアには、梅雨は、『東アジアの広範囲において見られる特有の気象
現象で、5月から7月にかけてくる曇りや雨の多い期間のこと。雨季の一種である。』
とあります。この時期、北方と南方の気団が衝突し、日本の南岸付近にほぼ東西に
数千㎞にわたって停滞する前線(梅雨前線)が数か月かけて北上して行くのです。

     6月6日12時の天気図 (日本気象協会より)                     

         

 梅雨の時期は、旧暦で 5月頃であることから「五月雨(さみだれ)」、梅雨の晴
れ間のことを「五月晴れ(さつきばれ)」というのですが、最近では「ごがつばれ」
と読んで新暦5月初旬のよく晴れた天候を指すことの方が多くなっているようです。
 気象庁では 5月の晴れのことを「さつき晴れ」、梅雨時の晴れ間のことを「梅雨
の合間の晴れ」と呼ぶように取り決めているそうです。

 

 

Singin' in the Rain (雨に唄えば , Singin' in the Rain Theme song)

 

 

 

コメント
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