蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

6年前の出来事

2025-02-19 | 日々雑感、散策、旅行

 ‥といっても、一般的な出来事ではなく、拙ブログの  2019年2月 に取り上げていた
記事から抜粋した「想い出」を振り返ってみました。 6年前(2019年)といえば、
丁度この年の暮れあたりに新型コロナが日本に上陸したのでした。

 2019年の拙ブログの記事から、順に抜粋して思い返してみたいと思います。

 この年の2月3日には、関東在住の高校同期の会(東期会)の新年会がありました。
いつの頃からか、毎年一番寒い節分の頃に、この会が開催され、この年は、上野公園
すぐ近くの「水月ホテル鴎外荘」が懇親会場でした。18名が元気に集まりましたが、
それから6年過ぎた現在、そのうち 2名が他界され、8名は元気ですが外出がままなら
ない・・そんな歳月なんですね。

                鴎外荘中庭での記念写真(2019年2月3日撮影
                         

 森鴎外ゆかりのこのホテルは、翌年新型コロナの影響などで閉館し、1年後に再開
するのですが、その1年後には完全に閉館となり、「森鴎外が舞姫を執筆した邸宅」を
後世に引き継ぐ為、鴎外ゆかりの地、文京区根津神社へ移築されることになったのだ
そうです。

 2月7日には、自民党有志で構成する「錦鯉文化産業振興議員連盟」が発足したそう
で、設立総会(約30名が出席)後には、自民党本部のロビーの錦鯉を入れた水槽の前
で記念撮影をした写真が新聞に出ていたとあります。

       ニシキゴイ
             

 ニシキゴイは「泳ぐ宝石」あるいは「泳ぐ芸術」などと呼ばれているそうで、香港、
オランダ、アメリカ、ドイツ、イギリス・・と多い順に、世界30か国近くに輸出
されているそうです。

               

 iPS細胞をパーキンソン病患者の脳の左右に特殊な注射針で移植された世界初のニュ
ースが記載されていました。今後2年をかけて安全性と治療効果を評価するとありまし
たが、その後どのようになっているでしょうか?  難病のパーキンソン病治療に
期待がかかります。 この記事の投稿時のニュースに、競泳女子の池江璃花子選手
(当時18歳)の白血病のニュースが流れて来たとありました。昨年のパリ・オリでは
出場されていましたね。

               

 奥秩父の「三十槌の氷柱」(みそつちのつらら)を見に行ってきた記事は2/15の
投稿でした。 6年前には、私の足腰はまだ大丈夫であったのですね。寒い時季にわざ
わざ氷柱を見るために、秩父の奥地迄一人で行ってきたのでした。記事の末尾にオー
トスライドを載せましたが、今思い出しても寒かったですね。しかし、この氷柱場所
から、さらに奥地までドライブ道路を徒歩で上り、約1時間かかって秩父湖まで来た
時には、もう汗だくでしたね。せっかく到着した秩父湖は凍っていたし、お店は閉鎖
されていて、人もいない・・そんな静かなところでしたね。

        三十槌の氷柱(2019年2月14日の写真
         

 BREXIT・・英国がEUから離脱する日 2019.3.29にあとひと月余りとなったのですね。
欧州が統合して、世界市場のバランスを確保しようという図式の中で生まれたEUから、
その中心的な国、イギリスがEUから脱退するという国民投票が3年前にあり、離脱の
期限がひと月後という時期でした。国民投票の時、個人的にも「どうか、EU離脱を
踏みとどまって欲しい」との強い思いがありましたが、結果は空しく『EU離脱』が
選択され今日に至るのです。

 英国のEU離脱から丸5年が過ぎますが、やはりEU内との貿易に大きな影響が出ている
ようです。FTAにより個々に協定が結ばれ、関税は無くても、いわゆる越境手続きと
呼ばれる、輸出入時の処理に時間と手間がかかり、とくに中小規模事業者に影響が
大きいとあります。しかし、他の国々(EU以外)との貿易交渉は独自に締結すること
が出来、現状ではその規模は小さいようですが今後に期待されているようです。

 移民問題は、EU内は自由に移動できるとしていたが、これは、離脱により大幅に
減少したが、逆に世界各地からの非EU市民の移民が急増しているそうです。医療・
介護分野を主とした就労ビザと、留学生およびその扶養家族だと分析されています。
イギリスの大学は財政状況の悪化から、非EU留学生の募集を拡大したことなどによる
とあります。 また、旅行・観光に関しては、新しくパスポートの認証システムが
導入されれば、処理時間がかかることや、利用料などの上昇などにより不便を強い
られるとあります。

        (BBC国家統計局より)

 また、労働や食品表示、環境基準などは自由に定めることができるようになり、
とくに税法などにも英国は多くの自由を得たとしています。しかし、領海の漁業権、
農業、防衛などについては今後とも議論を重ねなければならない問題であるようです。

 英国はこのような大きな影響下にある上、政局が安定せず欧州の中心的役割が期待
されるはずの今日、自国だけでなく世界に大きな影響を与えているのではと思える
のです。

                

 はやぶさ2が、4年強にわたり3億4000万㎞の旅を経て 2019.2.22 午前7時半頃に無事
直径600mの小さな惑星「リュウグウ」に到着したのでした。 弾丸を打ち込んで、
その砂を採取する任務を果たしたとあり、翌年2020年12月6日に地球に帰還したので
した。

 宇宙技術の凄さを実感するとともに、採取した砂から、太陽系の成り立ちや生命の
起源に関する重要な知見が得られたなど大きな成果を上げ、来る「大阪・関西万博」
日本館の目玉として、はやぶさ2 の持ち帰った砂と南極昭和基地で採取された「火星
の石」を展示するそうです。

       はやぶさ2(池下章裕氏提供)
        (JAXA HPより)

                

 6年前もいろいろと話題が豊富だったようです。これらのフォローが今一つ充実して
いませんが、それでも何とか世界は留まるところを知らない新しい話題に追いかけ
られているのですね。 あれから、戦争が起きていますし、主要な国々の政権が変化
し、今や世界のバランスが大きな課題の一つになっています。世界はどこに向かって
行くのでしょう?

              

    6年などついこの間のような気がしますが、同期の友人にも大きな変化がありました
し、医療や技術の分野には大きな進歩が見られ、さらには 世界の模様は大きく様変わ
りしていることに驚きを禁じ得ません。

              

 これらの大きな問題をよそに、自身は、今年も確定申告をe-taxで送信する準備を
しています。

 

 

 

東期会新年会’19

 

三十槌の氷柱2019 02 14

 

 

 

 

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