蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

クチナシ  (bon)

2015-06-12 | 花鳥風月

                    関東地方もすでに梅雨入りしたそうです。蒸し暑く、雨の日が多くなってきました。

ベランダでは、八重咲きの“クチナシ”が咲いてきました。

 まぁ、どこにもあるしろものですから、ことさらに取り上げることもないかと思いますが、
雨の降る前の、昨夜にフラッシュで撮りましたクチナシをご覧ください。 
周りの葉っぱなどが写っていないので、ちょっと寂しい感じもしますが、純白の花がくっきりと
浮かんでいます。

 昨夜、ベランダで撮りましたクチナシです。 アップしました。
   


 ウイキペディアによれば、クチナシ(梔子、巵子、支子、Gardenia jasminoides)は、アカネ科
クチナシ属の常緑低木で、野生では森林の低木として自生するが、むしろ園芸用として栽培されることが
多い。東アジア(中国、台湾、インドシナ半島等)に広く分布し、日本では静岡県以西、四国、九州、
南西諸島の森林に自生する・・とあります。  園芸種は、今や全国?でしょうか。

         果実
           (ネットより拝借しました。)

 

 秋には、果実ができ、それが漢方薬の原料(山梔子)となり、その他 果実にはカロチノイドの一種・
クロシンが含まれており、乾燥させた果実は古くから黄色の着色料として用いられています。
栗きんとんなどの着色に使われているとのことです。また、発酵させることによって青色の着色料になり、
繊維を染める他、食品にも用いられるそうです。 
クロシンというのはサフランの色素の成分でもあるのですね。

 この果実は、八重咲きのクチナシには出来ないそうですが、果実が熟しても割れないことから“口無し”
という名の由来となっている説もあるとか。
 花言葉は、「幸せを運ぶ」 「清潔」 「私は幸せ」 「胸に秘めた愛」などと、わりといい感じですね。

 黒人ジャズ歌手のビリー・ホリデーは、しばしばクチナシの花を髪に飾って舞台に立ったことは、
以前、このブログにも書いたことがあります。

 また、埼玉、静岡、岡山の市で、クチナシを “市の花” と指定しているところがあるそうです。


なつかしいところで・・・ 

 

 

 

 

 


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