ラン科サギソウ属の植物、サギソウのお話です。
今年、pookyさんちのサギソウが見事に咲いたので、記事アップしました。
サギソウについては、当ブログでも10年前から毎年、多い年は、球根の植え付けの
3月と開花した8または9月の2回も記事アップしています。小さな花ですが、何とも
味わいのある華麗な花なんです。 ちょうど10年前に、園芸友の会のnhayashiさん
の指導を受けて始めたのです。
先ずは、咲いたところをご覧ください。(pookyさん)
何でもないようなんですが、このところ何年もうまく咲かせることができないで
いたものですから、ことのほか、一つのエポックみたいな感じになってしまいました。
毎年春3月に、昭和記念公園で「サギソウ教室」が開かれ、nhayashiさん、pooky
さんと3人で、参加していましたが、今年は新型コロナの影響で、教室はありませ
んでした。
今年少し前に、nhayashiさんのところで咲いたとの報告をいただいていまして、
ホッと安堵に似た気分を味わっていたところにpookyさんのところも咲いたとのこ
とですから。今年はバンザイですね。 ところが、肝心の我が家のサギソウは、ま
だ “うんともすんとも”音沙汰がなく、6月頃と同じ状態なんです。
我が家のサギソウの状態(2020.8.16)
しかし、昨年の今頃は、葉の先が茶色く枯れた感じになってきていましたから、
それからすると今年はまだ期待が持てるのかもしれないと・・。
夏が暑すぎるせいだと思っています。日よけをしても、夜の気温が下がらないの
が致命的かも?と考えています。
今年は、昭和記念公園主催の「サギソウ教室」が開催されませんでしたので、植え
付け時期の記事アップは省略していましたが、4月の記事に少しだけ触れていました。
当ブログの記事を振り返ってみますと、毎年記事アップしていますが、3年前
(2017年)に pookyさんちのサギソウが乱舞している姿を取りあげた以外、'10、‘11、
'14‘15年に咲いたほかは、全て失敗に終わっているようでした。
これまでの我が家では'11年に咲いたのが最もよかったです。
2011年9月の姿 (こんな時もありました。)
サギソウはレッドリストの準絶滅危惧種に指定されていで、増産を目指す昭和記念
公園のサギソウ栽培ボランティアの専門家グループでも、最近は今一つ順調ではな
さそうです。
今年は7月が雨続きでしたから、現状まだ期待が持てそうですが、連日のこの暑さ
からすれば、残念に終わってしまうかもしれないのです。
ついでですが、pookyさんちには、蓼科農園から持ち帰った吾亦紅もきれいに咲
いていました。
元気な吾亦紅(pookyさん)
Leo Rojas - El Condor Pasa (Videoclip)
久し振りにサギ草が咲きうれしいです。
蕾が沢山ついているのですが、同時に咲かせることは難しいですね。
吾亦紅もしっかりとした花を付けて風に揺られています。蓼科を思い出しています。
ラジオでいうと同調周波数が、かなり狭く、ピタッと合わないと雑音だらけでうまく聞こえない・・。
吾亦紅の花部分、蓼科の時より大きく見えますね。