蓼科浪漫倶楽部

八ヶ岳の麓に広がる蓼科高原に、熱き思いあふれる浪漫知素人たちが集い、畑を耕し、自然と遊び、人生を謳歌する物語です。

三究会‘18  (bon)

2018-08-05 | 日々雑感、散策、旅行

 今年、34回目になる“三究会”の、夏行事は、8/2~4、信濃大町を基点にした
高瀬渓谷、白馬・五竜の高山植物園と、ちょっと離れた野沢温泉まで足を延ばした行程で、
連日暑い中でしたが、楽しい語らいと まだ雪が残る雄々しい峰の展望、
湯けむりと味
わいに満足しました。

 昨年は、立山ハイキング、一昨年は西穂高山荘トレッキングとこのところ、3000m級
の登山とはすっかり離れて、少しの山歩きと その後は温泉を目指す安直コースが組まれ
ています。もう、みんなあれから30云才を経ているのですから、これで十分なんですね。

 初日、私は、北陸新幹線糸魚川駅でピックアップしてもらい、信濃大町で名古屋方面
からのメンバーと合流し、七倉ダムへ。  そこからタクシーで高瀬ダムの雄大なロック
ヒルを登り ダムの上に来ました。 当初計画では、ここから、高瀬渓谷を3時間ほど遡り
“湯俣温泉”泊まりの予定でしたが、先の豪雨で、手前の つり橋が流れて計画変更を
余儀なくされました。

      高瀬ダム(ジグザグにロックヒルを登る)
       (ネット画像より)



  高瀬ダムから、湖面の上の稜線の遥か向こうに 槍ヶ岳の穂先を確認して、大町温泉郷
に早めに到着、ゆったりと露天風呂に身体を沈め、北アルプス爺ケ岳を仰ぎながら、1年
ぶりの再会を語り合うのでした。

 翌日は、木崎湖、青木湖を過ごし、白馬五竜のゴンドラ、リフトを乗り継ぎ一気に標高
1500mの高山植物園に着き、そこから“地蔵の頭”までの急な坂を登り、後ろには、五竜
岳、右横正面に唐松岳、その向こうに八方尾根を遠望し、眼下には白馬村一面を見下ろす
眺望に感激をもらい、広大な高山植物園を下りながら、可憐な花々に立ち止り、一面の
コマクサ群生も どこか暑さに弱々しく見えたりしながら、今年もここまで来られた喜び
に密かに感謝するのでした。

      白馬五竜高山植物園
        (ネット画像より)

 一行 8名(野沢温泉で1名合流)は、今年参加しなかったメンバーの話題なども交えて、
改めて1年の再会を喜びあうとともに、これまでの数々の山行の想い出話しに花が咲き、
今や昔のように 3000m級を踏破し山小屋の雑魚寝の楽しみはないけれども、その分 文明
の利器にお世話になり、少しの散策をプラスして山気分を堪能しているのでした。

 それでも、山を含む自然とお湯(温泉)と、味を楽しむ、すなわちこれら 3つを究める
“三究会”の目指すところは、内容は少し変化しているとはいえ実践されていることを
確認し合い それぞれ自己満足するのでした。

 野沢温泉は、道は狭く曲がりくねって 坂ばかりの古い温泉街で、冬場のスキーはとくに
有名ですが、この時季でも高温で湯量が豊富な温泉目当てで、賑わっていました。“大湯”
などの外湯が13か所あり、私は、この内、近場の“大湯”と“河原の湯”の2か所を巡りま
した。 宿泊した“常盤屋旅館は”江戸時代からの老舗で、“千人風呂”と名付けられた
名物湯が自慢げに解説されていました。

 麻釜(おがま)                大湯(共同浴場)
    
              (共にネット画像より)

 安曇野の「ちひろ美術館」と小布施の「北斎館」を訪れ、しばしの美術を楽しみ、また、
お昼に、古民家を活用した、風情満点の“ざざ麺”を賞味するなどの一面もありました。


 今回、持参したカメラのバッテリーが、不覚にも充電切れで、1枚撮影しただけで、お手
上げとなりました。こんなことはめったにないのですが、後日、仲間から送られてきた
写真を貼り付けて完成することになりました。 とりあえずのブログでの写真は、ネット
掲載のものを流用させていただきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

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