今日、8月23日は、二十四節気14番目の「処暑(ショショ)」です。 太陽黄経が
150度の時で、23日頃とあります。24日のこともあり、たまに22日のこともあるようです。
当ブログの5年前、2013.8.23「2度目のノウゼンカズラ」の記事の中で、処暑について
言及していましたが、この時もやはり、東京午前11時ころの気温が32℃とあり、やはり
暑かったようです。今日の最高気温は、東京33℃と予報されており、湿度も高く朝から
暑いです。
処暑とは、ウイキペディアに『暑さが峠を越えて後退し始めるころ。「暦便覧」では
「陽気とどまりて、初めて退きやまむとすれば也」と説明している。』とあり、さらに
二百十日(9月1日)、二百二十日(9月11日)とともに、台風襲来の特異日とされている
ともありました。
確かに、今年も次々に台風がやってきています。 しかし、陽気とどまりて・・は、
どうも最近の気候は、温暖化の進行のせいか、いつまでも暑さが長引いているようです。
二十四節気では、立秋→処暑→白露 と続きます。 そうなんですね、立秋は7日だった
のですね。白露は、9月7日で次第に秋に向かっているのですね。
また、七十二侯では、次のようにあります。
初候: 綿柎開(めんぷ ひらく) : 綿を包む咢(がく)が開く
次候: 天地始粛(てんち はじめて しじむ(しゅくす)) : ようやく暑さが鎮まる
末候: 禾乃登(か すなわち みのる) : 稲が実る
綿の実がはじけて白い綿が見える~とありますが、ベランダの綿の木には、まだ
つぼみ もできていませんでした。(友人からもらった種を蒔いたものです、)
あまり良くないデータですが、この夏、熱中症で救急搬送された人数がありました
ので、昨年と比較する形でグラフ化してみました。今年は、8月19日までの数字です。
(今年7月は49046人、8月19日までで24323人とありす。)
ところで、処暑の「処」の字にはどのような意味があるのかおさらいしてみました。
デジタル大辞泉には、次のようにありました。
「処」は、 [音]では、ショと読み [訓]では、おる おく ところ と読みます。
そしてその意味は、
1ある場所に身をおく。おる。「処世」
2世の中に出ないで家にいる。「処士・処女・出処」
3物事をしかるべく取りさばく。「処刑・処断・処置・処罰・処分・処方・処理・
善処・対処」
4ところ。場所。「処処・死処・随処」
また、難しい読み方が出ていました。
在り処(か)・何処(いずこ)・何処(どこ)・彼処(かしこ)・彼処(あそこ)・
此処(ここ)・住処(すみか)・止め処(とめど)
花置きのサルスベリです。このところずっと咲いています。
(2018.8.22)
静かな曲です。