差塩と趣味の世界

故郷 福島差塩の想い出と徒然なる盆栽奮闘記

カミキリムシの被害

2020年11月10日 | うんちく・小ネタ

  実生のヤマモミジ爪楊枝のように生えて数十年、一方の枝は2階のベランダまでとどくようになってきたが、前にも記したようにカミキリムシに幹周りを食害された方は成長が止まり心配していた。

 なんとか傷を癒えて回復力を期待し紅葉シーズンまで待ってきたが、大方補給路を断たれ枝先から枯れ始めて見るに堪えない状態となり、元気な枝まで被害が及ばないうちにとやむを得ず切ることになってしまった。可哀想でならない。切り株を見ては、早くから虫がついたことを知ればこんなことにはならないのにと反省している。オガグズ状の糞の発見を、、、。

 昨日は 11,869歩 


ジュウリョウ、十両、ヤブコウジ

2020年11月09日 | うんちく・小ネタ

 庭には赤い実をつけているものウメモドキ、センリョウ、マンリョウなどあるが、今回はあまり目立たないジュウリョウをアップしてみた。

 正式にはヤブコウジと言うが、赤い実を一つか二つしかつけない小さな木である。こんな木でも古典園芸植物で昔から栽培されている縁起物として親しまれている。地味な植物であるが、珍種は投機の対象物として一時は一大ブームを起こしたというから妙である。

 我が家では、しだれ桜の元のカバーグラスとして植えているが地下茎を伸ばしどんどう殖えてきている。マンリョウ(万両)、センリョウ(千両)、ジュウリョウ(十両)とあるので、あとは百両(カラタチバナ)を求めるか。大尽様になれるように、、、。

 昨日は 10,033歩


秋の夕暮れ

2020年11月08日 | うんちく・小ネタ

 昨夕 雨戸を閉めるとき何気なく上空を見上げるとアップしたように秋の夕暮れの美しい光景が見られた。

 暫し眺めていると、ふといにしえ人もこんな風情にものの哀れや寂しさを記したり詠んでいることを想い浮かぶ。カラスが鳴きながらねぐらへと飛んでいた。清少納言はそんな光景を見て「いとをかし」と表現している。凡人は、それを表現すべき術は持たないが想いは充分に共有できるのである。

 朝夕は、暖房器具のお世話になるようになった。立冬も過ぎ本格的な寒さも間近である。高原の故郷は寒くなっているだろうな、、、。

 昨日は 10,125歩


三つ葉ツツジの紅葉

2020年11月07日 | うんちく・小ネタ

 春、葉芽吹く前に紫の花を咲かせる三つ葉ツツジは、春の訪れを告げる花木の一つである。街では庭木として植えられているところが多い。我が家には2株あるが、池の端に植えた木が見事に紅葉してきたのでアップしてみた。春の花に続いて2度目のご奉公とでもいうべきか。

 となりの実生の紅葉も朱く染まりだした。狭い庭でも秋の深まりを演出しているこの頃である。

【語り部】今メディアは、よその国の政(まつりごと)にもっぱら占領されているようである。連日の報道で語ることに飽きないのでしょうか。毎度のごとく語らせれているコメンテイターも可哀想である。

 よそ様のことより国内のことを真剣に取り上げてほしいのだが、これも忖度しているのであろうか。戦後政治が作り上げてきた文化・学問・制度が踏みにじられているというのに、、

 昨日は 12,456歩


月下美人の狂い咲き?

2020年11月06日 | うんちく・小ネタ

 町内のKさんから月下美人の写真メールで送られてきた。珍しく朝日の逆光の中で咲いているものである。

 夜間飛び交うコウモリによって花粉を運ばれるのため、虫媒花ならぬコウモリ媒花と言われるので朝咲いているのは珍しい。長い栽培歴のKさんでもはじめてという。Kさんから頂いた我が家の月下美人は、例年過日アップしたように夕刻から咲き始め9~10時頃満開となる。それ以外は観たことがない。

  植物園などでは、来園者のために昼咲かせる工夫として月下美人の蕾に光を調節してあて昼夜逆転させるという。

 昨日は 10,284歩

 


街の50年

2020年11月05日 | うんちく・小ネタ

 しだれ桜の黄葉 朝日を浴びて輝いている。来春の開花に向かって花芽を育てる養分づくりに充分奉公し終えて散るのを待っている。散る黄葉 残る黄葉も散る黄葉、、、。

 その先にはアップしたように大型重機が映っているが、いよいよお隣の工事が始まるという。昨日若いご夫婦が家屋建設について挨拶に見えた。我が街は緑豊かな多摩丘陵に造成されて50年、後期高齢者住宅街となってきたが、幸いのことに世帯交代も進み若い方々が次々と移り住んできて頼もしい限りである。

 しばらくは建設工事で煩くなるであろうが、若い方を迎える喜びとしよう。   

 昨日は 10,856歩


木枯らし1号

2020年11月04日 | うんちく・小ネタ

 気象庁は、まだ表明していないが昨夕の強風は激しかった。そのため今朝は道路一面は落ち葉で落書きされているようであった。おそらく木枯らし第一号と命名されることだろう。早速、朝の勤行 道路掃除に取りかかる。

 我が家は、建築協約に従いめくら塀とせず生け垣としている。また梅やしだれ桜など落葉樹を植えているので花期や収穫時は愉しめるが落ち葉シーズンとなると煩わしいと思うこともある。まあ。これも健康作りになると考えれば愉しい勤行である。

 昨日は 10,379歩


野菊のごとき、、

2020年11月03日 | うんちく・小ネタ

 丹精込めて作られた菊花展の大輪も好きだが、名も無い野菊の花も愛でると愉しいものである。アップしたのはミニ赤松林に生えた野菊ヤマジノギク(?)である。

 野菊の花を愛でていると、政夫と民の悲恋物語を描いた「野菊の墓」を読んだ遠い昔を想い出す。互いに相手を野菊のようだとかリンドウのようだとたとえ、それが好きだといっていた淡い恋心を、、、。

 そういえば木下恵介監督の「野菊の如き君なりき」の名画に心動かされたことも想い出す。あの頃の名優杉村春子や笠智衆、浦辺粂子などは旅立ってしまったが、民子を演じた有田紀子は今どうしているかなぁー。狭山丘陵ではリンドウも咲いている。

 昨日は 10,934歩


移植したサザンカ

2020年11月02日 | うんちく・小ネタ

 前の家を売却してこの地に移ってきたのだが、遅れてその家から移植した唯一の庭木サザンカが咲き始めた。

 息子の753の記念樹であるため、買い主に前もって移植することを伝えていたのだが、間もなく咲きそうな木を移植することに妙な気持ちをしたものである。あれから45年、サザンカが咲くたびにそれを想い出す。

 晩秋のこの花、街のあちこちで賑やかに咲き競うことだろう。秋の深まりを感じるこの頃である。

 昨日は 10,103歩


庭の宝石

2020年11月01日 | うんちく・小ネタ

 玄関脇に生えているセンリョウの実、朱いルビーのように輝き始めたので再びアップする。

 今年は忠実に消毒したこともあって成績がよかったことは前にも記したが、こうして愛でていると花卉栽培農家の収穫の喜びが分かるような気がするし、センリョウ栽培で有名な波崎町(現在は神栖市)を学生の頃フィールドワークで訪れたことを想い出す。当時は日本一の生産量を誇っていたが今はどうなっているだろうか。

 花言葉は、可憐、富貴、財産とある。可憐は無理だとしてもあとの二つは肖りたいものである。これらも夢幻か、、、。そうそう庭の宝石マンリョウも朱く染まり始めた。

 昨日は 10,595歩