季節がら宴会が続きますね。タイトルからして、どうせ飲み過ぎて何にも覚えてないんだろう、と思うでしょ。チッチッ ー公ー; しらふでの話なんですよ…。
先日の宴には、友人の御夫妻が参加しておりました。奥様とは職場の同期で、大学の新卒でやってきたその人とは、まあ最初からよい友達でした。まだまだ幼い雰囲気が抜けていなかったその女性も、数年が過ぎて落ちついた魅力を増し、あるとき同じ職場の男性と結婚が決まったという「内緒」の噂が聞こえてきました。そいつは別の建物の3階にいる奴だという情報もゲット。こいつぁ早速見てやろうと出かけていったわけだ。
(^益^)
しかしそれらしいヤツは見つからぬ。「こいつのはずはねえ」、「まさかこれでもなあ」と、見回したが、結局わからずじまい。しかたなく一階の受付に行き、そこにいた女性にそっと聞いてみた。「○×さんを射止めた幸せなやつを見にきたのに、いったいどこに・・・」とそこまで話したら、突然となりにいた奴が口を開いた。
それはわたしです・・・
がび~~~ん!!!
まさかまさかのピッポッパ!w(゜゜)w 頭は真っ白、しどろもどろになったのまでは覚えているが、そのあと何を話したか、まったく記憶にないのです。
失礼な話ですよね。まったく可能性として考えることもできん、という態度だったわけですからなぁー。旦那さんのほうとも、それまでそれなりに顔見知りだったのです。しかし、まさかまさかまさかw
というわけで、先日の宴会に皆がそろったところでその昔話が出たわけですが、私の記憶は、途中からきれいに消えていることに気がついたというわけ。少なくとも10人以上にはその笑い話を話したということですが、恥かいた当の本人の記憶が消えているというのも・・・_| ̄|〇
そこで思い出したのが、小学校一年生のときの事件だ。授業中、まだかわいかった私は、とってもしっしがしたくなったのであった。手をあげて先生に言うとかできなかったのですね。額には脂汗、足を揺らしながら、ぐおおおお!と煩悶していたのはよおく覚えているんです。隣の女の子が心配そうに「大丈夫?」と声をかけてくれたのも鮮明に覚えている。全然大丈夫じゃなかったんです。危篤状態が続き、ダメだ、いよいよダメだ、と世の終わりが迫り、ぎりぎりの緊張のなか、最後の糸がブツリと切れた瞬間も、先週の出来事のように覚えている。
しかし、そのあとが全く覚えていないんです。次にどうなったか、だいたい想像はできますが、とにかくまるっきり思い出せない。人間て、修羅場は無意識の防衛本能が働き、記憶を消去してしまうのね・・・。
そういえば、去年あった小学校の同窓会で、出る出るわたしの恥おおきエピソードの数々。わたしがいかに困ったクソガキだったかということは、自分ではおぼろげに想像できるのだが、他の人々には鮮明なその記憶を総合してゆくと、私の記憶にはすっかり抹消されている多くの部分があることに気がつくのであった。
「自分のことは自分が一番よくわかっている」
↑ これはウソです。。。