風呂屋? 江戸時代から昭和まで営業していた銭湯だそうです。資料館だというので
入ってみました。
入り口はこっちか。たしかに銭湯のようだぞ。
おおお、古い湯舟。手前のは深くて、立ち湯だったそうです。ここで係員のおばさまが
登場。ご挨拶をして、中の案内をしてくれました。
裏の火を焚くところ。
奥に行けば、住居エリアです。古い調度品が置かれていて、資料館になっているのです。
おやおや、古いテレビやラヂオだ。初期のテレビは高級品で、高度成長期に入る頃、
一般庶民はローンを組んで買ったものだったという話をする。係の人は「映りが悪くて、
叩いたりして^^;」なんて笑っておりました。
昔話や、この町の歴史など、たっぷりおしゃべりを楽しみました。津波の話になった
とき、「はたよ食堂のおっちゃんがこぼしてましたよ」と言うと、「あら、あそこに
行きましたか^^」と笑う。予想通り、あのおっちゃんはこの町の有名人のようです。
はたよ食堂、おもちゃ博物館、そしてこの甚風呂で、今日は3連発で楽しい会話が
できました(^益^)w
中に入るは酒か醤油か。
こんな部屋に住めたらいいなーwww
さあて、そろそろ和歌山へ向かうかぁ。
お、これは熊野古道の立石道標。「すぐ熊野」って書いてあります。「すぐ着くよ」
じゃなくて、「真っすぐ」の「すぐ」だから、「このままこっちへ行け」ということ
ですね。
天保9年、1838年に立てられたそうです。熊野、伊勢、高野への参詣道を標示した
ものだと書いてあります。湯浅は古くから交通の要所で栄えたのですねェ。