さて「おもてなし忍者」の勧めに従い、和歌山城内を巡りませう。
おじーさんが早歩きで運動をしていました。コースがきっちりと決まっているらしく、
まわりに誰もいない広い所なのに、私のすぐ目の前を通過して少し先で折り返して、
また通過して歩き去って行きました。
「御橋廊下」というそうです。このあと「わかやま歴史館」で見たビデオの説明により
ますと、平和な時代にはお城で文化的なお楽しみが次々と催され、それに参加する
ために、城外の人たちがひんぱんにお城に行き来したものだから、人にあまり見えない
ように堀を渡るためにこれが造られたとか。
これが立派な造りなんです。靴を脱いで歩かせてもらえます。
橋の窓から外を見た。
「紅葉渓庭園」(もみじだに)というそうです。
風流好きの殿様だったんだな。
観光案内所の上にある歴史展示室も見物しました。ビデオは和歌山の歴史関係と、
お城の歴史関係、たっぷり2本見させて頂きました。
これが紀州徳川家に伝わる「獅子紐印」(ししちゅういん)という宝物で、右下の
ハンコが左の下のところにすっぽり入り、それが真ん中の獅子の股座のところに
すっぽり入るという構造だ。計8つの印面があるというわけです。数えて味噌^^