さきち・のひとり旅

旅行記、旅のフォト、つれづれなるままのらくがきなどを掲載します。 古今東西どこへでも、さきち・の気ままなぶらり旅。

奈良から京都へ

2020年03月14日 | 関西シリーズ


さてこの日は京都へ向かう日なのですが、午前中は奈良公園にある博物館の仏像館を
見ることにしました。奈良公園にはいつも中国人と韓国人がうじゃうじゃ。みなさん
鹿せんべいをやっています。コロナのおかげで旅行客が激減しているというが、
それでも日本人よりは多いぞ。やつらはまず仏像館には入らない。

そぉ~だ、夜にレストランや居酒屋には来ないで、多くのみなさんはコンビニで
買い物をしています。マスクを両手に抱えるほど買っていたりもしましたが、だいたいは
食料を買っている。そぉおお~だ、俺もむかしヨーロッパに行ったとき、物価が高い
もんだから、スーパーでまずくて安いサンドイッチなんかを買ってホテルで食って
いたっけ。不明朗会計の居酒屋なんて、日本人の若者だって慣れるまでは敬遠する
ものだからなあ。


さすがに博物館に並んでいる仏像のクォリティは高い。たっぷり堪能。
しかし、ここにきて花粉症がひどく悪化。花waterがとめどなく流れ落ちてくる。
ほとんどさらっさらの水だよ。粘度がないので、「あっ!」と垂れ落ちる。なので
専用のハンカチを手に持っていなければならないほどだ。ひっきりなしw
そして薬師如来が見ているところで垂れるならいいんだが、ちょうど受付のお嬢さんの
前を通るときに「タラッ」と落ちてくるもんだから始末が悪い。うううw


一気に京都の鴨川であります。京都在住の素敵な女性とお食事の約束をしてあるの
です。なので居酒屋ではありません。このブログの主旨に反する方向に行ってしまう
ので、いいトコはカット!


というわけで、翌朝の京都駅であります。この日は鞍馬を放浪します。


やはり少し観光客が少ない感じだな。


鞍馬に行くには、叡山電車鞍馬線というローカル線に乗っていきます。京都駅とは
直結していないので、ちょっと不便だが、逆にそのほうが混まずによいか?


いろんな色の車両が入っていましたよ。


京都の街中を出発!


街はずれから出発するので、すぐに山が近づきます。


おおお、都会からすぐなのに、自然が豊かだぞ。


新宿から15分で奥多摩に着いてしまった、という感じか。


フウム、鞍馬・貴船はとってもいいところじゃのう。


出町柳駅から終点の鞍馬まで、たったの30分でこんな山の中。


10人くらいの人たちが電車を降りました。さて山登りだ。


奈良2日目の酒はグリルチェンバーに

2020年03月14日 | 関西シリーズ


夜の酒は、近鉄奈良駅近くの地下街にある「グリルチェンバー」。奈良のように
観光地でにぎやかなところ、外国人客が多いところでは、少し旅行客の動線から
離れたところで、地元民に愛される店を探さなければなりません^^


お燗を頼んだら、オォこういうずっしりした鉄器で出てきた。冷えなくていいぞ!
ちなみに私はいつも「熱燗」をお願いします。飲んでるうちに「ぬる燗」になるから
です。ぬるいのと常温の間ぐらいになってはいけません。しかしこれはしっかり
暖かいままでよかったなー。うちにもほしいなー。


この店は食堂っぽいメニューもありながら、居酒屋のようでバーのようでもあります。
店主は人当たりのいいおっちゃんのワンオペです。他の客も常連ぽい人たちで、
みなさんいろんなものを注文してまったりしています。こういうおやじオンリーな
ところも落ち着いていていい。


この店の名前がついた「チェンバーライス」というのがあるので、注文せねばと思った。
しかしなんだーこりゃー!大食い選手権だよ!!!片手じゃ無理の巨乳だよ!
こうなったら止まってはいけません。ひたすら大口を開けてスプーンの高速ピストン。
一息つこうものなら心が折れるぞ。スプーンを置くときは酒を飲むときだけ。酒は
食欲増進になるからなー。


ホメて。。。 少食の俺が、やりきりましたw ウププ。。。

おっちゃんが嬉しそうに皿を見るので、「こんなに多いとは、先に言ってほしかった」と
言うと、「いや~~せっかく旅行で来てくれたんだから、いつもより多めにサービス
したんですよォ~♪」と満面の笑み。今日は飲みに来たのではない、食いに来たのだなw


腹にぎっしり詰まった状態でフラフラと歩く。こういうときは、酒場ではなく
落ち着いたバーだな。つまみなし、飲むだけ!


この時期は苺のカクテルですね^^ こういうバーにはめずらしく、20代の地味な
青年が別々にふたり。どちらも理系の研究室にでもいそうな神経質系メガネ君たち。
しかもどちらもビールを飲んでいる。若いからカクテルとかウィスキーじゃないん
かな。というわけで、男3人バラバラに無言^^;


ここのマスターは若いけれどワイン通で、自慢の一品を用意しているというので
赤のグラスを聞いてみた。するとこの日は「シャトー・マルティナ」。メルロー主体の
ボルドーです。口に含むと、奥行きが深くてしっかりしたタンニンと樽香のニュアンス。
これは素晴らしい!いい店だったな~。


2軒はしごしたので、少々ふらつきながらホテルへ帰る。途中でこんな居酒屋の前に、
店員の若者が立って呼び込みをしている。もう遅いのになあ、と思って声をかけた。

 おう、青年! この寒いのにご苦労さま~!

するとその青年は走ってきて「すみませーん!」と俺に声をかけた。

 もう2軒も飲んだから、居酒屋には入らねーぞw

 いえ、そうではなくて、お知り合いかと思いまして。

 俺は東京モンだから、奈良には知り合い、いねーぞ?

 ええ、あちらのほうで。さきち・さんですよね?

 なぬっ!( ゚Д゚)…
 
その道(?)では有名人だもんだから、あちこちでこういうことがある私なのですw
しかし聞けば俺が飲みに出かける6時前に通過したときに気付いたとか。それから
こちら2軒飲んでもう10時過ぎ。ずっと立ってる仕事、大変だなあ~。ガンバレw