先日、JR東西線の北新地駅で改札口を出て、東梅田方面に向かう通路を歩いていくと、各県の観光・物産パンフレットのパネル・ブースが並べられた空間がありました。広く賑やかな梅田地下街(ディアモール大阪)の中に、人通りも無くこのような寂しい場所がまだあるのを不思議に想いながらパンフレットを手に取りました。色々見ていると美しい風景とか名産品も多く、興味を引かれるパンフレットを何枚か貰って帰りました。
各県の名産品といえば、お土産物のウォール・ショップが阪神梅田駅から西梅田駅への通路の両壁に沿ってありますが、最近は所々が閉店されているのが寂しい光景になっています。堂島のデザイン専門学校に通っていた頃のことですが、故郷の徳島県のショップで懐かしい雲丹の瓶詰めや祖谷蕎麦を買ったのを想い出します。
近頃は本家のデパートで北海道や全国の物産展が盛んに企画され、またインターネットでもお取り寄せ通販が人気ということで、小規模なウォール・ショップは淘汰されていくことになるのでしょうか。このように小さな売り場でも従来の名産品だけではなく、独自の情報による新しい物産紹介のスペースとしてリニュアルすれば、もっと魅力的で情報発信的なウォール・ショップとなれるかも知れません。