Moon Rise
早春の風の冷たさに
震える肩を抱いて
君の涙が乾くまで
僕の想いが届くまで
互いの心庇うように
Court の襟を立てて
菜の花揺れる坂を上ってきた
※ 何処までも続いてる
街並みの Silhouette が
傷ついた愛の日々を
映しては滲んでるよ
君と別れる今夕(きょう)はとても
すべてが綺麗に見えた
二人一緒に揃えた
古い荷物を捨てて
君のその瞳に Sun Set
そして振り向けば Moon Rise
きっと想い出すだろう
胸の傷みと共に
菜の花染めるこの季節を
いつまでも側にいると
約束も守れなくて
頑なに愛の言葉
繰り返してただけさ
君と別れる今夕になって
初めて素直になれた
《 間奏 》
※ 繰り返し
日が沈んでいく そして月が昇ってくる
菜の花が揺れていた
作詞・作曲 : コバタイサオ
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※ この季節には蕪村の名句「菜の花や 月は東に 日は西に」を想います。月が丘にある坂を上り切った小さな峠からの眺めは、僕の好きな千里山の街風景のひとつです。
※ 菜の花畑ならぬ街並みの上から月の昇るイメージ写真は、こちらのブログ「石井NP日記」から拝借しています。