先日来、千里山駅を始めとして阪急電車の各駅改札口の付近に、灰色のカバーで覆われた機器が置かれています。今日『さらに安全・安心・快適に』というパンフレットが近くにあるのに気付き読んでみて分かりました。
防犯カメラの設置や主要駅での「ご案内カウンター」の設置などと共に、100周年事業として駅係員呼び出しインターホンと旅客案内ディスプレイの設置が紹介されています。
防犯カメラの威力は最近の凶悪犯罪の検挙に役立っているように、抑止力としてもその存在は大きくなってきていると想います。常に見張られているという居心地の悪さと、いつも見守られているという安心の両面を感じます。
また、特に後の2機器の設置は便利そうです(2011年4月から順次設置)。灰色のカバーで覆われた機器(駅係員呼び出しインターホン)では、モニターに駅係員が映りテレビ電話のように相談に応じて貰えるようです。また各駅の係員が巡回などで改札口に不在の場合でも、拠点駅にあるサポート・センターの係員が遠隔操作で案内・対応して貰えるということです。
4月から順次設置していく予定の旅客案内ディスプレイの方では、事故による電車の遅延や乗り換え案内などの情報が掲載されるということですが、それ以外の時には例えば街のイベント情報やショップ案内など、多様な情報発信にも役立てて貰えるようになると楽しいと想います。