千里山ブラウズ

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演歌コーナー

2011-03-23 21:41:05 | 作詞・作曲

 阪急梅田駅近くのファッションビル「NU茶屋町」の5Fに、イシバシ楽器店があるというのでエレベーターに乗ったのですが、勘違いで上階のタワーレコードのフロアに降りてしまいました。せっかくなので色々と試聴などもしながら、スペースにゆとりを感じさせるCDフロアを見て歩きました。
 洋楽・J-POPのコーナーを一通り見た後で、僕はいつものことですが演歌コーナーを探します。自分でもいわゆる歌謡曲っぽいオリジナル曲も少し作っているのでやはり気になり見ているのですが、最近は余り大きなスペースで設けられているところがありません。リサーチなどでも良く足を運ぶヨドバシカメラのCDフロアでも、韓流スターと同じくらいのボリュームしかないのは寂しい感じがします。もちろん演歌・歌謡曲の専門ショップというものはあると想いますが、僕は一般的な総合CDショップしか行ったことが無いので何とも言えません。
 フォークやニューミュージックと呼ばれていたものが、1990年代に入りサッカー・Jリーグが誕生・大ブームとなった頃に、新しいイメージのJR(国鉄)・JT(タバコ)・JA(農協)などと同じように、洋楽っぽい流れを汲んだ楽曲がJ-POPという格好いい言葉で語られ始めると、演歌・歌謡曲の類のものはそれらに比べて古くさい時代のものというレッテルを貼られ、次第に隅の方に追いやられることになったと言われています。
 しかし、もちろんJ-POPリスナーを対象にしたカウント・ダウンTVなどのヒット・チャートを見ていると、20,30位辺りには僕も余り知らない演歌歌手の新曲が結構ランクインしていますし、中堅でも新曲を出せば4.5万は確実に売れている歌手は多いと聞きます。ビリーバンバンのカバーで坂本冬美さんが大ヒットさせた『また君に恋してる』はJ-POP的な曲ですが、『愛のままで』の秋元順子さんや『海雪』のジェロなど記憶に新しく話題となる歌やシンガーも出現しています。まだまだ良い楽曲と才能の発掘次第で盛り返せるエネルギーは残っていると想いますが‥‥。