僕はもう何十年も趣味でソング・ライティングを続けていますが、外出している時などには鼻歌でメロディーを探り、浮かんだアイデアを携帯電話のボイス・メモで忘れないようにしています(携帯のボイス録音の音は悪過ぎて、後でメロディーが良く解らないことがありますが、もう少し音質の良い携帯の開発をお願いしたいです。その点で写真のハンディー・レコーダー「ZOOM H2」はお薦めです)。時として歩いている途中にでも素敵なモチーフが“天から降りてくる”のです(格好いい! 一度言ってみたかった)。
そして家ではギターでコード進行に乗せて歌いながら曲を作ったり、出来かけたメロディーに一応アレンジを考えながらコード付けをしたりと、作曲経験と共にコード理論やコード進行の知識が深く求められます。今更という感もありますが、比較的読みやすそうなコード理論の参考本を2冊(同じ著者と気付かずに)買いました。
と言うのも最近良く利用しているカフェの女性スタッフの一人がピアノを習っていたらしいのですが、やはりクラシックの基礎指導法ではポピュラー・ミュージックのコード理論などは教わらなかった様です。親しく話している内に興味を持ってきたということで、何か初心者向けの良い参考書はないかと僕も気になっていたのです。
CやAmといった現在のコード理論は1950年代にジャズ・ミュージシャンから起こり、次第にポピュラー・ミュージックの世界に普及してきたようで歴史的に新しく、クラシックのピアノを習っていた人の中にはコードが弾けない人もいるそうです。僕などは反対に、最初からギターのダイヤグラム(押弦型)を丸憶えにして、ストロークやアルペジオで弾きながら歌ったり(その延長でオリジナル曲を)作ってきただけで、コードは弾けてもその意味は深く分からずにいたのです。
この種の参考本では、前書きや序章で初心者にも分かりやすい本を作ったということが書かれていますが、そんなに上手い話にはならないのが相場です。やはり長・短7度や減・増5度などといった音の度数(音階の隔たり・インターバル)のところで、僕の左脳はいつものように悲鳴を上げ始めました(笑)。人に複雑なことを易しい言葉で伝えるのは本当に難しいです。
そうだったのか! コード理論 コードはパズルだ!! | |
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読んで覚える コードのカラクリ | |
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