東北地方(福島・宮城)にある原子力発電所が、今回の大地震・津波の被害を受けて心配を引き起こしています。世界にその技術力を誇り多数の建設を受注してきている日本の原発が、原子炉本体ではなく冷却水装置の耐震性の不備でこのような事態にいたったことは残念では済まされないことと想います。今はこれ以上の大きな事故に繋がらないように祈るばかりです。
今夜友人からメールで以下のような提案が送られてきました。
関西電力で働いている友達からのお願いなのですが、本日18時以降関東の電気の備蓄が底をつくらしく、中部電力や関西電力からも送電を行うらしいです。NHKニュースでも菅総理が緊急会見を開き、原子力発電所の発電停止の影響で、東京電力管内の電力供給量が需要を大きく下回る事態になり、明日から復旧するまでの期間関東地方が計画停電を実施する旨を伝えました。住民生活の不便もありますが、地域の経済産業にとってのエネルギー供給低下は大きな懸念となります。
一人が少しの節電をするだけで、関東の方の携帯が充電を出来て情報を得たり、病院にいる方が医療機器を使えるようになり救われます!
こんなことくらいしか関西に住む僕たちには、祈る以外の行動として出来ないです!
このメールをできるだけ多くの方に送信をお願い致します!
ニュースの中では東日本の電力会社グループと西日本のそれとでは周波数の違い(50Hzと60Hz)があり、電力のグループ間相互融通が利きにくいという解説があったので、メールの内容には少し矛盾する部分も感じられますが(技術的な解決を図るのかも知れません)。いずれにしても東日本で耐乏生活を余儀なくされる人々を想えば、西日本の僕たちも心を合わせてこの危機を頑張っていくしか無いと想っています。
【追記】ひげおやじさんからチェーン・メールのご懸念を頂きました、無駄なメール発信は差し控えるようにというお心遣い有り難うございます。今後も情報の吟味には気を付けていきたいと想います。
【追記】また、内閣府官房の要請により携帯電話を通じて節電協力をお願いするメールが発信されたというニュースがありました。
【追記】節電のために広告ネオンサインが消され、パチンコ店などでも営業時間を短めにするなど、計画停電をできるだけ回避しようとする夜の渋谷の街が映し出されていました。