千里山駅から阪急タクシーの回帰口の方へ向かう道沿いに、不動産販売「アヴェニール」の白い建物が新しく出来ました。1Fのカウンター・ショップ内には開店祝いの花が華やかに飾られています。
僕は仕出し屋食堂「魚伊」さんで昼食を摂るためにその道を通ることが多いのですが、ガードレールで守られた片側歩道を利用せずに、駅方向に坂を次々と降りてくる車の流れに注意しながら反対側を歩いて路地へと入ります。幸いS字カーブとなっているので車もスピードを弛めてくれます。しかし気を付けなければといつも想っていました。
写真のように「アヴェニール」が少しスペースを控えて建てられていますので、歩道的に利用できるので少し安全に歩けるようになりました。もちろんメインは来訪者の駐車スペースとして造られた“歩道”とは想いますが、街作りの観点からは住民の暮らしやすさに繋がることだと評価できます。
レッチワース・ロードから別れて緑地公園駅に降りていく坂道も、マンション開発に伴い歩道が提供されることになるようです。対抗車の姿が見えにくい程の急坂でとても危険な道だったのですが、これからは住民も少し安心して通れるのではないでしょうか。
昨年末に千里山まちづくり協議会から発刊された、まちづくり作法集『千里山の暮らしと住まい』(集合住宅編)でも、そのような通行人への配慮ある住環境の大切さが述べられています。
※「アヴェニール」の横にはどんなお店が入るのか楽しみにしています。