ELEVEN HOUSE

北海道だ~い好き❤バイクはカワサキ☆クルマはレクサスCTとタウンエース(キャンカー)とジムニー☆キャンプと鉄道も好き

2022.10 F1日本GP雨のフリー走行観戦

2022-10-15 23:34:12 | いろいろな旅の部屋
 先週の金・土・日は鈴鹿サーキットでF1日本グランプリが開催されました。金曜日のフリー走行から始まり、日曜日が決勝レースでした。
 F1日本GP、中島悟選手がアイルトン・セナと組んでロータスからデビューした日本GP初年度(それ以前の単発開催の富士を除く)からほぼ皆勤賞の僕としては行かないわけがない。
 ところが、チケット発売から数日でほとんど売り切れになっていました。それでは、ということで、金曜日フリー走行観戦チケットをポチッしました。こうして、今年のF1観戦は、金曜日のフリー走行のみということになりました。
 決勝レースではなくても、「楽しかったなあ、F1雨の日本GPフリー走行」。


 しとしとと降る雨の中、ほぼ下位チームから順にコースに出てきたと思ったら、いきなりフェラーリが!。すると、次々とマクラーレンやアルピーヌなどの中堅チームが、そしてメルセデス、チャンピオンシップ1位のレッドブルがコースに現れました。ウェット路面では十分なセッティングができないだろうから、ドラーバーの慣熟走行程度かもしれないと思っていましたが、日曜日の決勝レース当日の天気予報が曇りから雨に変わったのです。どのチームも雨用のセッティングを考えなくてはならなくなったようです。12時から始まった1回目のフリー走行時間の後半は全部のチームが全力で走っていて、その速さと迫力はフリー走行ならではのものでした。


 2回目のフリー走行は3時開始です。お昼を食べるにも、例年の予選時並の混雑で食事のコーナーはどこも長い行列ができていました。並ぶのが嫌いな僕たち夫婦は、広島焼きを買ってきて、小雨の降る中、雨水の混じった広島焼きをぼそぼそとほおばりました。
 2回目のフリー走行。どのチームのマシンもばんばん出てきて、雨用のセッティングです。相手の出方を覗う走りの決勝レースとは違い、とにかくアタックアタックの走りは、それはそれはおもしろいものでした。
 水しぶきを上げて走るF1マシンたち、メッチャはえぇわ~。トップを争うレッドブルとフェラーリを追うメルセデスの走りは、鬼気迫るものがありました。メルセデスのハミルトン、ラッセルにとっては雨のレースは大きなチャンスなのです。そして、中団に位置するアルピーヌのアロンソ、アストンマーチンのベッテルらベテラン選手も速いタイムをたたき出していました。鈴鹿育ちの日本人ドライバー、アルファタウリの角田はほとんどずっと走り続けていました。


 40分くらいして、なんとか雨用セッティングも落ち着いてきたのか、コース上のマシンが減ってきました。応援するメルセデスF1、今回は調子よさそうです。
 スタンドから離れ、各チームのショップを覗いてみました。フリー走行日ということで、予選・決勝日と比べてショップも空いていました。欲しかった黒いフェラーリのキャップもすんなりと買えました。高かったけど・・・。


 ん?僕、メルセデスファンだけど。そこは・・・F1ファンということで、キャップはフェラーリです。
 今回の往復は電車を使いました。
 行きは、JR「快速みえ」で名古屋から鈴鹿サーキット稲生まで乗り、20分ほど歩いてサーキット入りしました。帰りは伊勢鉄道の普通列車でしたが、これまた丸ノ内線並の込みよう。ぎゅうぎゅう詰めで息苦しかったので、途中でJR関西線の普通列車に乗り換えました。するとこれがすごくすいていて、名古屋まで座って帰ることができました。予選・決勝チケットがあったら、僕たちは三重交通の名古屋からサーキットまで直行の臨時バス「サーキット・エキスプレス」を利用します。
 観戦スタンドは、例年、ストレートエンド・1コーナー手前の「A2」席か、最終コーナー手前のシケイン入り口の席のどちらかにしています。今回はピットから出てくるマシンを見たかったので、A2席で観戦しました。水しぶきをあげて1コーナーへの飛び込みは大迫力でした。
 鈴鹿でF1が開催されるのは今年で32回目です。僕たちがF1観戦で鈴鹿に来たのは30回目。あとの2回は、鈴鹿と岡山(当時、TI英田)の年2回開催だった年に、岡山へ行って観戦してきました。さらに、富士SWで開催された年には富士に行っていますから、トータルするとなんと34回目の観戦です。コロナで中止になった2回を除けば毎年必ずF1を観ていることになります。それで、ほぼ皆勤賞なのです。今回のようにフリー走行だけの年は2回目です。予選だけの年も1回ありました。
 決勝当日は本当に雨になってしまいました。雨の中、約2時間の赤旗中断で、サーキットで観戦した人はほんとうに大変だったと思います。今回のように、フリー走行を生で観て、予選と決勝をテレビ観戦というのもありかなあとも思いました。でも、来年はやっぱり決勝レースを生で観たいなあ。
 それにしても、1日でようけ歩いたわあ。

にほんブログ村 バイクブログ 夫婦ライダーへ
にほんブログ村
にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログ キャンピングカーへ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2022.3 早春の北海道に行ってきました!

2022-03-31 23:40:16 | いろいろな旅の部屋
 先週、一昨年に亡くなったき義理のいとこと叔母、そして数年前に亡くなった叔父のお参りの旅に、僕と妻と母の3人で大好きな北海道に行ってきました。妻の出身が、北海道美唄市で、今も縁の深い人が北海道に暮らしています。お参りの旅ですが、夏の北海道ツーリングの下見?にもなりました。


<3月23日>
 9:30のANAはお昼少し前に新千歳空港に着きました。千歳でレンタカーのフィットHVを借りてスタートです。


 お昼は千歳のラーメン屋さんで白味噌ラーメン。濃いスープはちょっとくどかったけどうまかった~。
 道央道を千歳から美唄まで走って、初日は妻の生まれた町、北海道美唄市我路旭台へ。道路の両端にはまだ雪が残っていました。妻が5歳まで住んでいたというかつて石炭で栄えた町は、今はもうありません。「あの斜面に私の家があったんだよ」と話す妻。今ではすっかり自然の森に戻っていました。

 滝川まで日本一の直線国道R12を走り、R38で富良野に向かいました。赤平から芦別にかけて、北側斜面の林はエゾシカだらけでした。後ろの席の92歳の母は大喜び。いるわいるわ、100頭は見たと思う。そういえば、母は空港でも飛行場を見て大喜びしてたし、道の駅に寄ればスタコラ歩いて何か買ってるし、ホントに92?と思える元気さでなんだか僕もうれしくなってきます。
 とは言え、無理はさせられないのでこの日は富良野泊。
 16時30分には予約しておいた「ハイランド富良野」に着き、部屋で母の好きな相撲をテレビで観ながら体を休めました。
 晩御飯は中富良野ポークのすき焼きに中富良野ポークの玉ねぎシチューなど地の料理に舌鼓。温泉に入ったりして時間がゆっくり過ぎて行きました。








 明日は釧路の亡き叔父の家の近くのタンチョウの鶴居まで走ります。移動だけの1日ですが、北海道の広い空を見ながら走るのがすごく気持ちがいいのです。

<3月24日>
 この日は富良野から釧路音別の亡きいとこの家の近くの鶴居村までの移動日にしました
 「ハイランド富良野」を出て、南富良野から狩勝峠を超えて十勝清水までR38を走り、道央道十勝清水インターから釧路まで道央道をビューン。母は狩勝峠から見下ろす十勝平野の雄大な景色にすごく感動していました。「90を過ぎてこんないい思いができるなんて、長生きしてよかった」と、何度も口にしていました。僕は母が92になってもこうして一緒に旅に出られることをすごくうれしく思っています。道路の端に積もった雪は峠を越えて道東に入るとずっと少なくなりました。それでも、大平原一面に積もる雪で真っ白。こんな雄大な白い世界は初めての体験です。
 釧路に入ってまずは釧路市湿原展望台に行きました。まっ平らな湿原が北から南までずっと広がっています。川の蛇行も見られました。資料館には北海道にしか生息しないな北海道固有種のイトウもいました。しかも、でかい!






 鶴居村では、どさんこ牧場に行ってみました。サラブレッドのようなかっこよさはないけれど、働く馬の力強さと優しそうな目がとても魅力的でした。


 そしていよいよタンチョウです。道道沿いの鶴見台で見られるとのことでしたが、飼っているわけではないのでいつもいるとは限らないとどさんこ牧場の人が言っていました。見られないかもしれないなあ、国の特別天然記念物だし。そんなことを思いながら鶴見台の駐車場にクルマを停めると・・・。
 おおお~っ!!いた~!!すげぇ~。いっぱいいるじゃんか。
 イチ、ニイ、サン、シイ、・・・サンジュウシ、サンジュウゴ羽~!!




 超ラッキーでした。ちょうどえさを食べに舞い降りていたところでした。その姿、美しすぎる~。見惚れてしまいます。求愛ダンスも見られました。
 この日も母の体調を考えて、16時30分には宿に入りました。
 「グリーンパークつるい」の晩御飯は十勝牛のサーロイン。甘くて柔らかくてうまかった~。


 温泉は源泉かけ流しのモール泉。キュッキュとツルツルが合わさってい~いお湯です。


 僕たち夫婦と同じ行動をしている母は本当はとっても疲れているのでしょう。8時過ぎには大きな寝息をたてて眠ってしまいました。しっかり食べてしっかり動く。そんな母は僕の目標です。

<3月25日>
 この日は釧路市音別の親戚の家へ行ってお参りする日でした。
 時間に余裕があったので、朝から温泉に入って体を清め?ました。
 鶴居のタンチョウをもう一度見ようと鶴見台に行ってみましたが、ちょうど群れが飛び立っていくところでした。な~んにもいなくなってしまいましたが、群れが飛び立つ姿の美しかったこと。母も「きれいに飛んでくなあ」といつまでも感心していました。
 タンチョウの見えるcafe「どれみふぁ空」でコーヒーを飲んでいると、1羽だけ群れから離れて飛んできました。


 鶴居を出て、白糠の道の駅「しらぬか恋問」で軽く昼食をとり、釧路市音別に向かいました。


 音別の親戚の家に着くと、亡き義理のいとこの奥さんが、温かく出迎えて下さいました。
 いとことその両親、つまり叔父、叔母の仏壇にお供え、そしてしっかりと手を合わせてお参りをしました。本当は去年訪れる予定でしたが、コロナでキャンセルしました。生前、僕たちが訪れると叔父も叔母も妻のいとこの義夫兄さんもすごく喜んで下さり、至れり尽くせりのおもてなしを受けました。いとこの奥さんとひとしきり思い出話をしました。
僕とは血は繋がっていませんが、僕にもいつも優しく接してくださり、こうして遺影だけになってしまうと本当に寂しいものです。家が近かったら頻繁にお伺いすることもできるのですが、釧路は遠すぎます。
 音更の十津川温泉「富士ホテル」に、いつものように早めのチェックインです。和風カルパッチョなどおしゃれな晩御飯にモール泉の気持ちのいいお湯。












 北海道お参りの旅最後の夜です。3日間暖かい(気温4~7度なのになぜか暖かく感じました)日で天候に恵まれ、高齢の母も元気で、お参りもしっかりでき、思った以上にいい旅になっていました。
 天国の義夫兄さん(義理のいとこ)もきっと喜んでくれたと思います。

<3月26日>
 18:05のANAを予約しているので、16時くらいにレンタカーの営業所に着くように移動すればいい。そんなことを思いながら十津川温泉「富士ホテル」を出ました。2時間くらい余裕がありそうなので、母にナイタイ高原で広~い牧場と雄大な十勝平野の景色を見ながら新鮮なおいしいミルクを飲ませてあげようということにしました。
 雪に覆われた白い大平原、そしてナイタイ高原に近づくにつれて白樺林。母は「ここ、日本だよね」なんて言ったりしてその景色に驚いていました。僕たちも、夏のツーリングで何度も来ていますが、真っ白な景色は初めてで、やや興奮気味。いいわあ、早春の北海道も。
 「えっ!」


 ナイタイ高原に入るゲートが閉まっていました。そして「冬季閉鎖」の看板が。ところが、そこには見たことのないすごいものが。およそナイタイ高原牧場にいるすべての牛たちと思えるくらいの数の牛が柵の中に入れられていたのです。その数・・・とても数えられません。ラッシュ時の山手線状態の牛・牛・牛。これはすごいわ。乳牛の模様の白と黒の比率って様々なんだね。ほとんど白にちょっとだけ黒いのからほとんど黒で所々白っていうのまでいるわいるわ。中にはパンダみたいに目の周りだけ楕円形に黒くなっている牛もいて、牧場が閉鎖でも十分楽しんだり感動したりできました。考えてみればあたりまえです。道路はドライでも牧場のすべてが雪に覆われているのですから放牧はできません。


 道の駅「ピア21しほろ」でトイレ休憩。シャーとやってると、目の前に貼られた「じゃがいも大福」のポスターとにらめっこになります。気になって、気になって。トイレから出ると、妻も目の前のポスターが気になって仕方がなかったと言います。店に入って・・・買っちゃいました。ついでにハンバーガーも。これが今日のお昼です。


 道東道音更帯広ICから高速で一気に千歳を目指します。
 お昼は十勝平原PAで車昼食。じゃがいも大福には白とピンクの2種類がありました。大福餅の餡の部分がジャガイモを練ったような餡で、白はほんのり甘いジャガイモ味、ピンクは桜餅のような味がしました。食べ終わってPAを出ると、母が「おいしかったなあ、桜餅」。「ちゃうわあ、あれはじゃがいも大福!」。退屈なはずの高速道路も、母のおかげで退屈せずに千歳まで走ることができました。
 4日間の足のフィットHV、燃費はなんとリッター23km!僕のNinja650とほぼ同じ。リッター10とちょっとくらいしか走らないクルマばかり乗っている僕には「やっぱりハイブリッドがいいなあ」と思ったり思わなかったり。クルマは燃費だけが勝ちではないけれど、重要な要素ではあるなあ。
 千歳空港には予定より1時間も早く着いたので、のんびりと3人でコーヒーを飲んだりして過ごしました。


 18:05のANAで中部空港へ、空港からは高速を使って50分ほどで家に着きます。道東へ行っても、お参りの旅なので観光地には行っていません。行ったのは妻の生まれ故郷の美唄と釧路音別の親戚の家だけです。それでも移動中や立ち寄った場所はいつも視界には真っ白な大平原か、雪に覆われた森林。それだけで十分でした。しかも、野生のエゾシカの群れを目にしたり、、美しいタンチョウの群れを眺めたり、道産子に触れたり、驚くほどの数の牛たちに出会ったり、感動の連続の旅になりました。

にほんブログ村 バイクブログ 夫婦ライダーへ
にほんブログ村
にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログ キャンピングカーへ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2021.10 秋の深まりと初雪の北海道

2021-10-28 23:41:33 | いろいろな旅の部屋
 9月に北海道をソロツーリングして帰った時、奥さんが「秋の北海道、行ってみたいなあ」とポツリ。金曜日に休みを取れば行ける!そう思った僕は、さっそく計画に入りました。10月中旬、気温は一桁になるかも。さすがにバイクはきついなあと思い、レンタカーを予約しました。

<10月15日>
 北海道だ~い好き!紅葉真っ盛りのニセコにやって来ました。
 11:50中部発新千歳行きのANAで北海道へ。




13:35着で、ニッポンレンタカーで借りたインプレッサG4を駆って西に向かいました。それにしてもベーシックカー・クラスのクルマって僕のCクラスとサイズかわらないじゃん。低重心の水平対向エンジンのインプレッサの走り、なかなかいい感じでした。僕にとっては初SUBARU。評価高いよ。


 千歳から支笏湖に行くところから道の両側は美しい秋色。愛知より1か月は季節が早く進んでいるなあ。涼しい~~~。
 羊蹄山が見たくて、麓の真狩村に行ってみました。道の駅から秋色に染まった羊蹄山が真正面に見えました。い~い感じです。


 そのままニセコへ行き、予約しておいたニセコグランドホテルに行き、温泉に入ってまったりと過ごしました。昨日まで夏日の暑い中、汗水流して仕事してたのがウソのようです。




<10月16日>
 出発前に、ホテル周辺を散策しました。「ちょっと寒い」なんて言いながら赤や黄色に染まった林の中をぶらぶら歩くなんて贅沢過ぎます。


 ニセコを後にし、まずは中山峠の紅葉です。おおお、羊蹄山がまるで富士山みたいに頭を出しています。そこまでずう~っと秋色の絨毯。こんな雄大で美しい景色、自然豊かな岐阜や長野でも見られません。人工物がないんだもん。


 定山渓から札幌市街を避けるために小樽方面へ。定山渓の紅葉はニセコより赤系がちょっと濃いかなあ。


定山渓から朝里ダムまでは視界の全てが秋の絨毯。二人で「すごすぎる~」を連発。言葉にならないくらいの美しさ、すござでした。思い切って来てよかった~。
 朝里からは道央道で美瑛に向けてビューン。途中、どうしても寄ってみたかったのが奥さんの生まれ故郷の美唄。東明の旧市街地をクルマでぐるぐる。奥さん、懐かしそうにしていました。
 お昼は美唄のとりめし。12号線沿いの白樺食堂です。ところが、店の外で待っている人がいるほどの混みようで、我慢の嫌いな僕たちはすぐに駐車場から出て、奈井江の道の駅のラーメン屋さんでチャーハン。美唄のとりめし、食べたかったなあ。
 奈井江からはどこをどう走ったか、歌志内から赤平へ。R39を少し走って、芦別からナビ様のいうとおりに左折。地図では美瑛に抜けるにはたしかダートコースだったような・・・で、思った通り狭いダートに。頭の中の地図とは合致していたので不安はありませんでしたが、インプレッサなんだからWRXのSTIだったらよかったのに。おもしろいだろうなあ。
 赤平までの道道も、R39も、美瑛までの森の中も、やっぱりきれいすぎる秋の景色でした。
 美瑛に来たら、奥さんに見せたい場所がありました。9月のソロツーリングで訪れた四季彩の丘です。色とりどりの花たちが畑に整然と咲いていて、これぞ美瑛という景色なのです。さすがにラベンダーは終わっていましたが、新たにコスモスが一面に咲いていて、とてもきれいでした。






 本当はすぐ近くのお気に入りのCafeタッチウッドにも寄りたかったのですが、今日の宿のあるぬかびら温泉までかなり距離があるので店の前を通り過ぎるだけにしました。
 旭川市街をパスして愛別で再びR39に出ると、まだ4時なのに暗くなってきました。そして、雨もパラついてきて、外気温計も4℃。とりあえず明るい時間帯はいい天気でよかったよかった。
 定山渓でトイレ休憩を入れ、R233で三国峠へ。できれば明るいうちに来たかったなあ。雨はみぞれ混じりの雨になり、外気温計は3℃。外は寒いわ。僕たち、10月半ばにみぞれを経験しちゃったよ~。
 糠平のぬかびら温泉「糠平館観光ホテル」に着いたのが5時半。辺りは真っ暗で冷たいみぞれ混じりの雨が降り、真夜中のような感じがしましたが、まだ夕方じゃんか。
 「先月もお越しいただいて・・・。」
 そうです、先月のソロツーリングでお世話になった旅館です。実は、10年くらい前にも奥さんと北海道ツーリングをした際に泊まった旅館で、昭和の香りがぷんぷんする古くさい雰囲気がなんとも言えないいい感じなのです。
 まずはお風呂。好きなんです、ここの温泉。おいしい料理を満喫し、またまた温泉。雪がチラつく露天風呂なんて愛知にいたら経験できません。それをもう経験しちゃったのです。
ニセコの紅葉
中山峠の紅葉
定山渓の紅葉
朝里ダムの紅葉
美瑛四季彩の丘の花畑
そしてコスモス
走る道、走る道、ぜ~んぶ紅葉。秋の北海道、いいわあ。


<10月17日>
 食事の前にまた温泉。極楽極楽~で北海道ドライブ最終日を迎えました。
 まずはタウシュベツ橋梁、駐車場にインプレッサを停め、雪がチラつく秋色の森の中を歩くこと数分。湖の向こうにもうすぐ水没しそうなコンクリートの橋梁が見えました。なんだかせつないね、古いものが消えていくのは。




 次は最終日のハイライト、ナイタイ高原牧場。朝の大牧場で牛乳を飲みたかったのです。コレ、サイコーです。うますぎ~。気温3℃で雪が舞うナイタイ高原。広大な景色を眺めて新鮮な牛乳。奥さん、一口飲んだところで「うっまっ」。




 クルマのラジオでは初雪のニュースと、峠の通行止めの道路情報。こんなこともあろうかと、僕も奥さんもヒートテック二枚重ね。


 ナイタイ高原を降りて、音更に出て、音更帯広ICから十勝清水ICまで高速をビューン。次の目的地は僕の大好きな狩勝峠。清水からR40の高速コーナーだけが続く緩やかな登り坂を上り詰め、トンネルを抜けると峠のてっぺん。そして閉店したドライブイン。かつては賑やかだったのになあ。バイクが1台、小雪の舞う中でライダーが休憩していました。この寒さはつらいでしょうねえ。


 峠を下り、道の駅南ふらのに併設されている手作りパン屋さんで地元食材のパンを買ってインプレッサの中でちょっとした昼食をとりました。朝、旅館でお腹いっぱい食べたのであまりお腹が空いていないし、一応区切りをつけて・・・という昼食です。
 南富良野からR40を外れ、道道465で金山湖へ行き、この旅最後の紅葉の絶景を楽しみました。かなやま湖キャンプ場の駐車場から見る湖の周りの山々の紅葉もとっても素敵でした。ここも感動モノです。


 あとは新千歳空港へ行くだけになりました。R237で占冠に出て、占冠ICから一気に千歳のニッポンレンタカー営業所に戻りました。
 今日も、
糠平湖の紅葉
ナイタイ高原牧場の紅葉
狩勝峠の紅葉
金山湖の紅葉
 昨日も今日も最高の錦の絨毯をいっぱい見ました。
 旅の仕上げは新千歳空港で食べた小樽海鮮あんかけ焼そば。やっぱり、北海道っぽいもので締めくくりたいもんね。


 19:45発のANAで中部空港へ。楽しかったなあ、秋の北海道2泊3日の旅。初めて紅葉の時期に北海道に行ってみましたが、その美しさには圧倒されっぱなしでした。癖になりそうです。

にほんブログ村 バイクブログ 夫婦ライダーへ
にほんブログ村
にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログ キャンピングカーへ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020.8 青森下北半島レンタカーの旅

2020-08-30 23:27:21 | いろいろな旅の部屋
 金曜日と月曜日に休暇を取れば4連休。先週21日(金)から24日(月)の3泊4日で、母と妻と僕の3人で青森下北半島に行ってきました。
 4年前に他界した父が最後の入院中「もう一度恐山に行きたいなあ」と言っていたので、いつか母を連れて行ってみようと思っていました。恐山は、父と母が二人で旅行した最後の旅行先でした。その母ももう91歳です。コロナの前の2月に、飛行機や旅館、レンタカーなどの予約をしました。レンタカーも、家族3人では無駄に大きい3列シートのミニバンにしました。いざというときにはシートをフルフラットにして母が横になれるようにということで選びました。また、往復のFDAには優先搭乗をお願いしました。元気な母ですが、91歳という高齢です。普段はほとんど使うことのない杖も用意しました。




 FBの投稿では「訳あって」とか「思うところあって」などと書きましたが、実は「母を思い出の地に連れていってあげる旅」「他界した父の願いを叶えてあげる旅」だったのです。実は僕、恐山にはあまり興味はありません。それよりも4日間も休みが取れたら北海道へ行きた~い(コレ、母にはナイショ。母は僕のブログを知らないから大丈夫)。


<8月21日>
 初めてのFDAです。2月に早割予約をしておいた11時発の青森行きが、なんとコロナで減便になったため7時20分発に乗ることになってしまいました。4時起きですよ~。眠てぇ~と思いながらも、その分青森での時間はたっぷりになりました。
 カラフルなエンブラエルの機体にわくわくしました。目の前にはオレンジ色の飛行機。なんだかすごくうれしくなりましたが、その飛行機は花巻行き。青森行きは地味なシルバーでした。


 9時にオリックスレンタカーのステップワゴンに乗り、むつ市を目指しました。FDAが初めてならステップワゴンも初めてです。別になんてことはないと思っていたリアの半分横開きのドア、これがまたとても便利でした。バックドアをガバ~と開けなくても荷物の出し入れができるって、想像以上に便利でした。
 野辺地北インターまではほぼ高速道路、野辺地からは長~い下北半島です。野辺地北で高速を降りたのは、ただ単につまらなかったから。これがバイクだったら単調な道でも風を感じ、においを感じ、どこまでも走り続けられるのですが、クルマではねえ。ずっと箱の中だもんなあ。こういうの、バイクの魅力を知ってしまった正統派ライダーなら分かると思います。
 横浜町の道の駅よこはまで一休み。小腹が減ってたので名物らしい菜の花ドーナツとコーヒーでまったり。


 11時にはむつに着いてしまいました。そこで、大マグロの大間まで足を伸ばしました。近いと思って大間に向かいましたが、これが結構遠くて大間崎に着いたのが1時頃。目の前は津軽海峡。その向こうには大好きな北海道が見えます。函館山が目立っていました。ずいぶん遠くまで来たことを実感しました。




 お昼はもちろんツーリングマップルに載っている「かもめ食堂」のマグロです。マグロだけではと思ってマグロホタテ丼を食べましたが、やっぱりメチャうま。




 まだ時間があったので、仏が浦にも行ってみました。ここは手前の展望パーキングからの眺めが素敵なんです。柱状節理が湾曲したり、横向きになったり、波で侵食されたり、それが何度も繰り返されたのでしょう。なんとも神秘的な岩が連なっていました。


そろそろむつ市街のホテルにと思ったら、なんと100kmくらいもあるよ~。下北半島をナメていました。くねくね山道をひたすら河内方面へ。のんびり旅なので、河内で見つけた温泉に入ったりしてたらさらに遅くなり、通勤ラッシュのむつ市街へ。
 晩ごはんは、ホテルの方お薦めの「楠こう」へ行き、むつ湾御膳なんかを食べちゃったりして、美味しいものづくしです。


 天気はでしたが、、涼しくて涼しくてい~い気持ちです。豊田は35℃以上の酷暑。こっちは18℃、19℃でとても爽やかでした。


<8月22日>
 青森県むつ市の2日目。
 まずは今回の一番の目的地の恐山霊場です。25年くらい前に妻と2台のバイクで訪れましたが、その時の不気味さが甦ってきました。むつから恐山に近づくにしたがって薄暗い深い森に入り、道の両脇には不気味な風車が。ん?どういうわけか風車はありませんでした。それでも、なんとなく霊気が漂っているような・・・。
 外輪山を下り、宇曽利山湖が見えるとすぐに三途の川があります。赤い太鼓橋から杭が湖の中程に向かって並んでいます。これがまた不気味なんです。渡ったらあの世なんです。そして、強い硫黄臭が漂っていますから不気味さが増幅しているように思えてくるのです。ただ、湖岸がきれいに整備されていて、なんとなく観光地化されてたのはちょっとマイナスかなあ。怖がりの僕には、まあいいけどね。


 ステップワゴンを恐山霊場の駐車場に停め、入山料500円を払って霊場の中に入りました。なんだか母がおかしい。今来たばかりなのに「疲れた」「えらい」「足がしびれる」などと言っているのです。亡き夫との思い出の地なのに「なんか変わった」と口走ったり。
 母の様子を心配しながら深々とお辞儀をして山門を通り、本堂に向かいました。両側の古い建物がたぶんお清めのためと思われる温泉でしょう。あとで入るつもりで3人分の温泉セットも持参しています。


 本堂でいつもの10倍のお賽銭でお参りをしました。10倍と言っても100円ですが。様子のおかしい母はというと、なんと数珠を取り出して丁寧にお辞儀をしながら拝んでいました。母は父のことが大好きでした。体の調子がおかしくなっても、父のことを思う気持ちはおかしくなっていません。


 本堂でお参りをしたあとは、まるで浅間山の鬼押し出しのような溶岩がごろごろした霊場を歩きました。足の力がなくなっているように見えた母が、「あそこ(少し高い所にある祠)に行く。」と言うのです。ゆっくりゆっくり歩いて登りました。通路状になっている両脇には不気味に積まれた石の塔。なんだか本当に霊気が漂っているような感じがしました。母がおかしくなったのは霊気のせいかと思いましたが、それもなんだか非科学的です。


 母が行くと言った祠でも、母は数珠を取り出して本堂と同じように丁寧にお辞儀をして拝んでいました。「ここはお父さんといっしょに行ったところだ」と言っていました。母にとってピンポイントの思い出の場所だったのです。


霊場から戻る途中、「硫化水素ガスが発生しています」の看板がありました。母が普通に歩けなくなったのは硫化水素ガスが原因だと思いました。入るつもりだったお清めの温泉を覗いてみると、誰も入っていませんでした。小屋はボロボロだし、なんだか怖い感じがして、とても入る勇気はありませんでした。


 恐山霊場を出て、来た道とは別の県道出て北に向かって走りました。山を下りてきれいな空気の所に出れば、母は元通りになるはず。そう信じてクルマを走らせました。薬研温泉方面に向かう県道4号線は舗装はしてあるものの狭くてアップダウンの激しい、学生時代に少しかじったラリーコースのようなヘアピンだらけの道でした。さすがに血が騒いだね。でも、マシンはステップワゴン。さすがはホンダ、足回りはしっかりしていましたから、ペースは遅いもののいい感じで走ってくれました。
 津軽海峡側に出たあとは、東の端の尻屋崎を目指しました。母は・・・元の明るい母に戻っていました。硫化水素ガスの発生で酸素濃度が低くなっていたのが母の調子をくるわせたのでしょう。クルマの中で「あの世へ行っちゃうのかと思った」とか「死ぬ時はあんなに苦しくなるのかなあ」とか冗談交じりで話す母。僕たちも、一時はどうなることかと思いました。
 尻屋崎への道は、たしか北海道を彷彿させる素敵な道だったはず。海岸の通りに出ると、まさにそのとおり。天気も回復してきて、母も復活して、メチャ気持ちよく走ることができました。
 尻屋崎のゲートをくぐったらすぐ馬たちの集団。すかさずクルマを停め、馬たちに近づきスマホで写真。近くで見ると馬の目って本当にかわいい。母もクルマから降り、馬に近づいて見ていました。母は馬を見ながら「お父さん、馬が好きだったなあ。」そうつぶやいていました。


 そして尻屋崎灯台へ。ちょうどいい具合に「おみやげ」「豚丼」の幟が目に入りました。お昼をかなり過ぎていたので、まずは豚丼で腹ごしらえ。母はおでん定食、妻はラーメンでお腹を満たしました。母の食欲も復活していて、恐山での母の苦しそうな姿がうそのように消えていました。




 灯台や、灯台周辺の美しい景色を楽しみ、それをしっかりと目に焼き付けてホテルに戻りました。まるで絵のような尻屋崎の絶景をバックにスッゴくのんびりとした時間を過ごしましたが、ホテルに戻ったのはまだ4時を回ったばかりでした。部屋でごろごろして疲れを癒し、7時頃ぶらぶらと昨日と同じ「楠こう」まで歩き、晩ごはんです。昨日はむつ湾御膳、今日は陸奥湾名産のホタテのホタテ釜飯にしました。




 やっぱり産地の食材の料理はうまい。


<8月23日>
 青森の旅の3日目。青森に来たら奥入瀬に十和田湖でしょうということで、むつパークホテルを出て十和田を目指しました。
 R279を南下し、とりあえず道の駅よこはまでトイレ休憩。バイクがいっぱいでなんかうらやましい。かなりのじいさんまで大型バイクでツーリング。俺もまだ20年くらいはバイクツーリングを楽しめそうなんて思ったりして。
 野辺地北からはひたすら高速を走り、終点でR4に入って七戸へ。R4は国1のような超幹線国道なのに流れがスムーズで走りやす~い。
 七戸からは十和田へ一直線のR102。途中の大平原は北海道を思い出させてくれます。
 道の駅奥入瀬でちょうどお昼になりました。たくさん食べると旅館のごちそうが食べられなくなると思い、お昼は普通の天ぷらそばにしました。ほとんどマルちゃんの緑のたぬきみたいなそばでした。もちろんそれで十分です。400円だし。それからちょっと美味しそうに見えたドーナツを一つ。


 道の駅奥入瀬を出てしばらくすると、森の中へと入っていきます。木漏れ日とせせらぎ・・・奥入瀬渓流です。メチャいい感じ。途中の路肩でクルマを停めて外に出ると、狭い川のくびれの岩場でそこだけ豪快な流れになっていました。それがまた気持ちのいい涼しさを呼び、最高の癒しポイントになっていました。




 さらに奥入瀬の渓流沿いにクルマを進めると、今度は滝を発見。やっぱりいいわあ、渓流と滝と深い森。




 奥入瀬渓谷を登りきると「わあ~」。
 美しい十和田湖が目に飛び込んできました。360度緑色の山に囲まれた十和田湖はまさしくカルデラ湖を絵に描いたような湖です。湖畔の国道をペースを落として走り、広い駐車場にクルマを停めました。湖岸の店でアイスコーヒーを買い、外のテラスで湖を眺めながら飲みました。暑くもなく寒くもなく、もちろん湿気もないから気持ちよすぎ~。芝生に寝転んで寝ちゃいたいくらいでした。




 ほんのちょっとだけ、駐車料金500円分だけその辺を散策してクルマに戻りました。
 そうだ、発荷峠から十和田湖を眺めてみよう。36歳の時、妻と2台のバイクで本土最南端鹿児島県佐多岬から最北端北海道宗谷岬まで日本縦断ツーリングで発荷峠から眺めた十和田湖が強烈に印象に残っています。30年ぶりにもう一度見てみたくなったのです。
 やっぱり感動モノです、発荷峠からの大パノラマは。


 まだ4時前でしたが、今回の旅は疲れを残してはいけない旅ですから、さっさと予約しておいた旅館「賑山亭」にチェックインしました。
 4時前にチェックインしてごろごろ、気持ちのいい温泉に入ってごろごろ、美味しい炉ばたの料理に大満足してごろごろ、もう一度温泉に入ってごろごろ。






 こうして青森の旅が終わろうとしていました。いいね、青森。


<8月24日>
 いよいよ最終日。僕にしては珍しく朝から温泉に入ってさっぱりした気分で美味しい朝ごはんです。


 お世話になった旅館「賑山亭」を出て向かった先は八甲田山ロープウェイです。十和田湖を眺め、奥入瀬を下り、R103で青森市方面にクルマを進めました。主要国道とは思えないくねくねの峠道でした。旅番組でよく見る蔦温泉に酸ヶ湯温泉がありました。死ぬまでに一度は入ってみたい温泉です。母は「温泉は滑りそうで怖い。転んだらあの世」なんて言ってましたから今回はパス。なんだかちょっともったいない気もしましたが、僕もそれほど温泉にこだわりはないから「ここが有名な酸ヶ湯温泉かあ」なんて言いながら八甲田山に向かいました。
 かれこれ1時間半近くタイトコーナーの続く道を走り続けて、ようやく八甲田山ロープウェイのりばの山麓駅に着きました。




 ロープウェイは20分間隔で動いていました。11:00のロープウェイに乗って山の中腹まで上ると、おおお~陸奥湾まで見える~。


 十和田から峠までは曇っていましたが、峠を越えたら快晴です。青い空と濃い緑の山々、そして遠くに見える海。十和田湖方面に目を向けると、外輪山と内輪山がはっきりわかり、十和田湖がカルデラ湖だということがよく分かります。




 ロープウェイで山を下ると・・・あっつい!!!。外気温を見ると25℃もある!!!。35℃じゃなくて25℃。冷たいお茶を買って3人でがぶがぶ。熱中症対策の水分補給かなあ、25℃だけど。
 お昼を過ぎていたので「長寿のお茶」の看板のドライブインのような店でピットイン。今回の旅にぴったりの店じゃん!!!。
 なになに、1杯飲めば寿命が3年延びて2杯飲めば6年延びて3杯飲んだら死ぬまで生きるって。いいじゃん、いいじゃん、死ぬまで生きられるんだって。熱いお茶を1杯いただきました。これで3人とも寿命が3年延びたね。控えめな性格なので欲張りは言いません・・・暑いし。


 そして、僕はラーメン、母は天ぷらそば、妻はおでんで昼食をすませました。


このまま山を降りるともっと暑いし、飛行機の時間にはまだ余裕があるので日陰のベンチでちょっとのんびりしました。ラーメンを食べた僕はまだまだ暑くて、一人だけソフトクリームなんかを食べちゃったりしました。


 それでも、いつまでも日陰でのんびりしているわけにはいきません。飛行機の時間に合わせて、青森空港へとクルマを進めました。青森市街に入ると外気温計は32℃を示していました。クルマからは出られません。
 空港に着き、レンタカーを返し、アイスコーヒーを飲んだり母がお土産の店をぶらぶらするのに付き合ったりして、名古屋行きの飛行機を待ちました。外を見てみるとすぐ目の前に鮮やかな緑色のFDA。僕の大好きな色の飛行機です。


 名古屋行きのFDAは定刻の15時45分に出発し、到着予定時刻は17時10分。母は雲海を見ては「雲の上はふわふわになってるんだなあ」「雲の上は真っ青ないい天気だなあ」「こんなの初めて見た」などとと呟いていました。何度も見てるはずです。
 県営名古屋空港に到着したのは定刻より早い16時50分。ちょっと早すぎじゃない???メッチャ飛ばしてきた???。
 おかげで6時過ぎくらいに家に着くことができました。
 帰ってからも母は「大間のマグロ丼がうまかった」「尻屋崎のお馬さんがかわいかった」「十和田湖がきれいだったなあ」「奥入瀬は気持ちよかったなあ」など、同じことを何度も何度も口にしていました。
 僕たちにとってもすごくいい旅になりましたが、母がすごく喜んでくれたのが一番です。
「次」があるのかなあ。あるといいのになあ。

にほんブログ村 バイクブログ 夫婦ライダーへ
にほんブログ村
にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へ
にほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログ キャンピングカーへ
にほんブログ村
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2020.7 母の誕生日は浜名湖舘山寺温泉で

2020-07-07 23:25:30 | いろいろな旅の部屋
 7月5日は母の91歳の誕生日でした。
 そこで、2日ほど早い7月3日に、浜名湖舘山寺温泉で誕生日の食事をしました。


<7月3日>
 浜名湖舘山寺温泉までは豊田から1時間ほどで行けるので、夕方の移動です。夕方のラッシュの東名高速も、音羽蒲郡インターを過ぎた辺りからはスイスイで、しかも舘山寺スマートインターが新たにできたので、混んだ夕方でもちょうど1時間で到着しました。
 予約しておいた「時わすれ開華亭」さんには予め高齢の母が同行することを伝えておきました。旅館では、浜名湖が眺められる5階の、ほとんど歩くことのないエレベーターのすぐ近くの部屋を用意してくださいました。


 さて・・・、浜名湖と言えば鰻。
「鰻尽くし」のメニューで、本場浜名湖の肉厚の鰻を蒲焼き、白焼き、鰻釜飯などでいただきました。




 母は「この鰻、蒲焼きになる前はふっとい鰻だっただろうなあ」なんて言ったりして、ずいぶん楽しそうでした。


 そもそも、国産の、しかも浜名湖の鰻なんて、そうそう食べられるものではありません。高すぎて・・・。国産ほど高くない輸入鰻だって、もう長い間食べてない・・・ような気がする。それでも高すぎて・・・。母の誕生日にかこつけて、1年分の鰻を食べちゃいました。
 温泉に入って、部屋から湖を眺めて、母にとっていい誕生日になったかなあ。
 10時になって2度目の温泉に入りました。。露天風呂に行ったら雨。どうせ濡れるのだからとそのまま外湯に入っていましたが、雨の露天風呂はあまりいい気持ちじゃないね。


 明日はどしゃ降りの予報です。まっ、いいか。朝風呂でも入って、母と奥さんと3人で雨の浜名湖をのんびりと楽しめばいいのですから。

<7月4日>
 母の誕生日の浜名湖舘山寺温泉旅行二日目、浜松市北部には朝から大雨警報が出ていました。でも、雨は降ってなくて、朝からのんきに露天風呂に入っちゃったりして、91歳になる母のペースでまったりと過ごしました。


 おいしい朝ごはんを食べ、ロビーで朝のコーヒーを飲み、ゆっくりとチェックアウト。「時わすれ開華亭」、とても素敵な旅館でした。


 雨はまだ落ちてきません。かんざん寺ロープウェイで大草山展望台に上りました。コロナで運休していたロープウェイも、なんと運良くこの日から運転再開でした。


 さすがに曇り空の浜名湖は絶景とは言えませんでしたが、めったに外出しない母は「わあ、きれいな景色」と言ってうれしそう。誕生日プレゼントの小旅行をすごく喜んでくれました。






 展望台を降りてからも、湖畔をしばらく散策し、何年かぶりの浜名湖を楽しみました。高齢の母は背筋もしっかりと伸びていて、とても91歳とは思えない足取りで、ちょっとびっくり。ホントに昭和4年生まれ?。それに、何よりも完全な晴れ女!!。大雨警報を吹っ飛ばしてくれました。クルマに戻ったところで、ようやく雨がパラつきはじめました。




 お昼前には舘山寺を出て、1時間ほど東名高速~東海環状道を走って帰ってきました。
 来年も、再来年も、その後もずっとこんなふうに過ごせたらいいなあと思っています。

 お母さん、誕生日おめでとう。まだまだ長生きしてください。

にほんブログ村 バイクブログ 夫婦ライダーへにほんブログ村
にほんブログ村 バイクブログ ツーリング(バイク)へにほんブログ村
にほんブログ村 アウトドアブログ キャンピングカーへにほんブログ村
コメント (8)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする