ELEVEN HOUSE

北海道だ~い好き❤バイクはカワサキ☆クルマはレクサスCTとタウンエース(キャンカー)とジムニー☆キャンプと鉄道も好き

2019.4 車中泊で根尾谷の淡墨桜

2019-04-16 23:48:11 | キャンピングカーの部屋
<4月12日>
 金曜日の19時半頃に家を出て、東海環状道をひたすら西に向かいました。1週間の疲れもなんのその、僕も妻も遊ぶ時はいつも元気なのです。
 今回の目的は本巣市根尾の薄墨桜です。今が満開です。土日はめっちゃくちゃ混むので、いつもの車中泊アサイチ作戦です。
 東海環状道の西の端、関広見インターで降り、まずは関市の武芸川温泉。インターからそんなに離れていません。この温泉施設、夜中の11時までやっています。しかも、ここのお湯はつるっつるで、楽しみにしていました。


 まずは晩ごはん。ちょっと豪華に武芸川温泉御膳。蕎麦がうまい。天ぷらもお刺身も美味しく、お腹がいっぱいになりました。


そして、いよいよお楽しみの温泉です。内湯でのんびり、露天風呂でのんびり、いい気持ちです。


 武芸川からはR418で本巣市根尾へ。途中から道は狭くなり、「これが国道?」というような道が続きます。それでも、国道の両側は古くからの民家が建ち並んでいて、昔の人口密集地なのかも。そして、道はしだいに険しい山道に入ります。いわゆる酷道です。1車線のくねくね道でも、走っているのは僕のシュピーレンただ1台だけ。車幅もホイールベースも狭く、酷道もへっちゃらです。
「あっ、シカ」
2匹、いや3匹いた。
感激していると、またシカ!。
 出てくるわ出てくるわ、30匹くらいはいたね、出あった野生のシカは。北海道ツーリングでエゾシカに遭遇することはよくありますが、こんなにたくさんの野生のシカに出あったことは初めてです。なぜかシカが出てくるたびに笑える。さすがに、普通ならビューっと走るところをシカをはねては大変と思い、ペースを少し落として走りました。二人でケラケラ笑いながら。
 予定していた宿泊場所の道の駅「淡墨桜の里ねお」に着いたのは11時頃でした。


いつもならのんびりとお湯を沸かして温かいコーヒーを飲んで二人でまったりとしたひとときを過ごすところですが、遅くなったので今回はすぐに車内をリビングから寝室へ。
 よく眠れるんです、シュピーレンの寝室は。明日は根尾の淡墨桜。満開の時に訪れるのは初めてです。わくわくする~。


<4月13日>
 本巣市根尾の朝はとても爽やかでした。
 道の駅「淡墨桜の里ねお」で車中泊し、目覚めたのは6時でした。いつもなり眠くてうだうだしているところ、この日の目覚めはバッチリでした。奥さんに「いつもそうしてよ」と言われたけど、きっと毎日シュピーレンの中で寝ていれば、寝覚めがいいかもしれません。


 車中泊してるクルマは僕たちを含めて4台でした。おそらく、目的は僕たちと同じ淡墨桜でしょう。


 トイレはシャワートイレだし、洗面台もきれい。併設された公園の桜も満開で、しかも雲一つない真っ青な青空。最高の朝でした。


 淡墨桜のある駐車場に急ぎ、シュピーレンを停めると、まずはパンで朝食、そして温かいコーヒー。


 ゆったりした気分でキャンカー・シュピーレンを出ると、周りのクルマのナンバーは関東から関西まで実に様々でした。僕の図柄入り豊田ナンバーもちょっと目立っていました。
 出店が並ぶ坂道を200mほど歩くと・・・おおおっ、すげえ~。


 横に張り出した太い枝はたくさんのつっかい棒に支えられ、それはそれは風格のある桜の木でした。山の緑に映え、青い空に映え、見とれてしまいます。


 白に近い淡いピンクの花に覆われ、直径3mはあろうかという朽ちかけた幹の老木はただ者ではないという威厳を放っていました。ただ美しいだけではない特別な桜なのです。


 樹齢1500年とも言われ、根も幹も枝も補修跡だらけです。しかしそれは多くの人々の智恵と努力の跡です。
 いつの間にか駐車場はいっぱいになり、見物客がどんどん増えてきました。多くの人に愛され続けている淡墨桜は、とても幸せな桜だと思いました。
 資料館で、淡墨桜の延命に向けた人々の努力を知り、改めてもう一度美しい淡墨桜を眺め、根尾を後にしました。


 根尾の淡墨桜はすばらしい桜です。
 帰りの美濃加茂サービスエリアで飛騨牛コロッケカレーを食べながら、昨日の温泉、道の駅での車中泊、目的の淡墨桜の見物・・・と、金曜日の夜から土曜日のお昼までのわずかな時間なのに、そのすべてが楽しかった~と思いました。
 シュピーレンのある生活、想像以上におもしろいものです。

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コメント (2)
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