2023.6 ジムニーjb64で聴く曲はキャンディーズ

　僕は仕事の関係で往復約１８０km（８０％以上が高速道路）の遠距離通勤をしています。我が家のクルマはCT200hF、タウンエースバンと、僕のおもちゃのジムニーjb64ですが、CTはほとんど奥さんが通勤や買い物で使っていて、高速道路を使う僕はおよそ高速走行には不向きなタウンエースかジムニー。不向きなクルマで高速道路の流れに乗って走るのも案外おもしろいものなのです。運転してる～って感じだし、それに仕事に疲れていても乗り心地の悪いタウンエースかジムニー眠くならないし。


　で、遠距離通勤のジムニーの中で最近聴いているのはキャンディーズです。少し前まではシルビーバルタンやダニエルヴィダルだったのが、ラジオでキャンディーズの「わな」を聴いて、なんてすごいハーモニーと思ってCDを注文しちゃいました。メインボーカルのランちゃん(伊藤蘭)やスーちゃん(故田中好子)を支えるミキちゃん(藤村美樹)のハーモニーは改めて超一流だと感じました。そして、そのミキちゃんがメインボーカルを務める「わな」が一番好き。


　それにしても、ダニエルヴィダルにしてもキャンディーズにしても古いね。僕がまだ大学生だった頃の歌だもん。
　数年前に老人福祉施設の先生から聞いた話ですが、認知症の進行を止めるのに「回帰法」というのがあって、若い頃の環境を設定してその中で過ごさせることが効果的だそうです。ですから、シルビーバルタンのほかにもよく通勤で聴いているのが山口百恵、太田裕美、南沙織なので、僕たぶん認知症は進行しないよ。ん？「まだ」認知症じゃないし。物忘れはよくあるようになってきたけど。・・・その「まだ」って？


　昔の若い歌手はみんな上手だったなあと思います。今になって聴いてみると、とにかく発声がすごくしっかりしてるのです。１０代でデビューした山口百恵や南佐織はそうとう厳しいレッスンをこなしていたんだろうなあと思います。もちろん、キャンディーズも歯を食いしばって、涙をこらえて、レッスンに臨んでいただろうことが想像できます。
　昔の歌に飽きたら、次は長い遠距離通勤で何聴こう。
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