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2024.10 母(義母)が天国へと旅立ちました

2024-10-28 22:52:43 | いろいろ思う部屋
 キャンプから帰った翌日曜日の朝のことです。妻の元に義母の住む施設から一本の電話がありました。
「お母さんの呼吸が止まっています。」
 義母が他界しました。
 すぐさま、二人ですっ飛んでいきました。
 義母は、安らかな顔で、まるで眠っているようでした。お医者さんに来ていただきました。10月13日午前7時38分、死亡が確認されました。家にいる母に電話で伝えると、「やってあげれることは、なんでもやってあげりんよ(あげなさいよ)。」が母の第一声でした。軽い認知症を患っている母ですが、咄嗟に出たことば「なんでもやってあげなさい」に、母の温かさを感じました。と同時に、そんな母に育てられたことをちょっぴり誇りに思いました。
 その後、妻は葬儀屋さんに連絡し、僕はお寺さんへと走りました。お互い連絡を取り合い、今後の流れを作っていきました。





 
 生前、義母は多くの方々にお世話になったことと思います。感謝申し上げます。併せて、葬儀のご案内を差し控えさせていただいたことを深くお詫び申し上げます。義母も満90歳の生涯を終え、次の世界へと旅立ちました。両親はもちろん姉たちも連れ合いも既に他界しており、義母も家族だけの葬儀をかねてから希望しておりましたので、本日一人娘である妻と、私と、私の母の家族3人だけで、義母が生前お世話になりました多くの方々の思いも込めまして、心を込めて、旅立つ義母を見送りました。
生まれ故郷の北海道で、新天地として訪れた岐阜で、人生の大半を過ごした愛知で、義母を支えてくださいました多くの皆様、本当にありがとうございました。
義母はきっと満足して義父や姉たちの待つ世界に旅立ったことと思います。


 月曜日のお通夜、火曜日の葬儀を家族3人で滞りなく行い、母を見送りました。






 故人の娘の妻は一人っ子です。一人娘の夫である僕を、義母はいつも温かく接してくださいました。三日間、時折涙を浮かべながらも気丈に振る舞う妻に、母の言う「やってあげれることは、なんでもやってあげりんよ(あげなさいよ)。」がどれだけできたのか。そう思うと、気の利いたことば一つかけてあげられなかったことに、なんだか自分自身にやるせなさを感じました。


 義母は今、義父の元へと旅に出ています。
 悲しくて寂しい日々を送っています。


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