僕は4月から地元の公立小学校から他県の私立大学に移り、新天地で大学生を前にして初等教育に関する指導を中心に教員養成の仕事に夢中になっています。その間ずっと、父は病院で持病の心臓病と戦っています。85才の今、ついに心臓を開いて手術をするしか手はないということになりました。かなりの高齢で、心臓以外にも老化による機能低下も認められ、たとえ手術がうまくいっても、万が一の事態は想定されるとのことで、手術のリスクはかなり大きいそうです。その手術が、25日の月曜日にせまってきました。
僕は、勤務する岐阜の大学で仕事を終え、1時間半ほどかけて豊田に戻り、面会時間に間に合えば父の顔を見に病院に直行しています。いくつかの管につながれ、痛々しい姿ですが、父はいつも明るく振る舞ってくれます。僕の最大の目標は父です。僕が目標を見失うことなくやってこられたのは、まさしく、父の子だからです。父の子として生まれ、父を見て育ってきたからこそ、今の僕があるのです。
病院では、ここ数か月の間、救命救急病棟と心臓病病棟を行ったり来たりしています。病室が救命救急病棟に移動するたびに、「おれ、もう終わりかなあ。しょうがないなあ。」などと言っていますが、その表情に暗さはありません。本当は手術も死も怖いだろうと思うのですが、気丈に振る舞っています。
手術前日の日曜日も、僕は仕事で大学に行きます。いつものように、夜しか父に会いに行けません。
手術当日の月曜日も午前中は講義があるので、そこに穴を空けるわけにはいきません。午後から休日の勤務振り替えを使って大急ぎで病院に行くつもりです。
不安が頭をよぎることもあります。まさか、日曜日の夜が父との最後の日になるなんてことに・・・僕はそうならないことを祈るしかないのです。
いつも明るく振る舞っている父を見ていると、万が一のことなんてあり得ないと思えてきます。僕には、まだまだ父から学ばなければならないことがいっぱいあるのです。大学の先生になった今も、まだ父を越えてはいないのです。
明るい顔で病と闘い続けている父。手術が終われば、復活の日がやってくるはずです。復活すると信じています。
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お父様のご回復を、心よりお祈り申し上げます。
お忙しい中、先日は私のブログに、
コメント頂きありがとうございました。
こちらこそ、よろしくお願いします。
また、寄らせてもらいます。
父も、手術の日が近づくにつれて不安を口にするようになってきました。
僕は、今の医学と担当医師の技術を信じています。
ありがとうございました。
お父様・・・闘病なさってるのですね。
私の父ももう長く入退院を繰り返しています。
ひろさんほど私は父を尊敬してはいませんが
父に感謝はしています^^
親を超える事はできませんが
私は子供にどうか超えて行ってほしい!
と切望しています^^
25は火曜日ですが・・・ひろさん月曜と間違えていませんよね?^^;
ちょっと気になったもので・・(;^ω^)
たとえどんな結果になろうとも・・
今出来る事はしておく。
私はいつもそう言い聞かせてます。自分に^^;
後悔だけはしたくないから
ご心配でしょうが、お父様もヒロさんが大学で若い将来のある学生さん達と頑張っておられるのを喜んでらっしゃると思いますし、まだまだお元気でヒロさんの側で明るく照らして下さいますよ
お父様も、頑張って。
私は、父と義父と義母を見送っているので
お気持ちがよくわかります。
よく、手術の御決心がつきましたね。
86歳だった義母は、心臓に人工弁を入れていましたが、そこに動脈瘤があり
いつ破裂してもおかしくなかったし、腎臓には腫瘍もありました。
良性か悪性を調べても、高齢なので手術は危険だし、辛いことは避けたいと
検査も手術もしませんでした。
ある程度普通に生活ができていたので…
結局のところ、全く予想のつかなかった、脳出血であっという間に逝ってしまいました。
私の父の場合は、事故から自発呼吸が出来ず、人工呼吸器を入れてしまったので
とても苦しがっていたし辛い日々でした。
今でも、人工呼吸器を入れたことをすごく後悔しています。
お父様の手術の前にこんなコメントは、失礼かなと思いましたが(ごめんなさい)
御高齢であるし、これからいろいろな場面があると思いますが、
どうされるか、どうしたらお父様にとっていい選択かも考えておくとよいですね。
私は、乳がんにかかり、人生観も変わりました。
手術の成功をお祈りしています。
明日の月曜日ですから、24日です。間違えました。
僕の父は、「hiroはオレを越えたと思ってくれてるのでしょうか。」
自分では、まだまだと思っているのですが、父がそう思ってくれているとしたらうれしいです。
手術前夜、父は今日も明るい顔を見せていました。
父は僕よりずっと強いです。
僕の転職と同じ時期に父が体調を崩しました。
なんだか僕のせいみたいな気がして、それがつらくてブログで父の闘病のことに触れることができませんでした。
僕よりずっとずっと強い父です。弱い心臓で、ずっと僕を支えてくれていました。
何がなんでも、乗り越えてほしいと祈ってます。
ありがとうございます。
ありがとうございます。85の父も、心臓に人工弁を入れます。ココアさんのコメント、心強く思いました。
高齢ですから、他にもいくつか機能低下が診断されています。それでも、まずは心臓です。
ちょうど、大学で「生徒指導論」の講義をしている時間に手術が始まります。「感謝の気持ちを育てることが、生徒指導の基盤になる」という内容で話をしようと指導計画を立てました。
父への感謝の気持ちを込めて、手術の成功を祈りながら、授業をしようと思っています。
明日は午後の講義がないので、飛んで帰ります!
ご心配ですね。
無事成功をお祈りします。
心臓系の医師達とは、仕事で長く係わってきましたが、本当に今の心臓外科も凄いと思います。
こちらの医長も90歳位、なんてことない、手術で、めきめき元気になると言っています。
迷わずに一日でも早く踏み切るべきだとも。
循環器内科の先生は、やはり、内科的に十分コントロールできれば不要との考えが主流ですね。
呼吸器、腎機能、いろんなリスクはあると思いますが、最後は「生き運」だと思っています。
それがくちこの実感です。
立派な尊敬できるお父様と現世で長く縁のある貴方が羨ましいですよ。
それと、前回のコメントが消えているので、これも消えるかも???です。
ヒロさんも大変でしょうけど、頑張ってくださいね。