世界遺産合掌集落の五箇山の国道で、道路脇の大木が倒れ、通行中の乗用車を直撃し、乗っていた男性がけがをしたというNHKニュースを何気なく聞き、「けがですんでよかった」と思いながら映像を見てびっくり!!!
アナウンサーはさらっと「走っていた乗用車」と言っていましたが、そのクルマは、な、な、なんと、幻の名車と言われている超希少車種のトヨタ2000GTなのです。大木は、直径1.9m、長さ約30mとのことで、ドライバーの会社員の方が無事だったことにほっとしましたが、テレビに映
し出された映像からは、1967年式前期型の2000GTフロント周りがはっきりと確認できました。ドアもまさしく2000GTそのもの。
ひょっとして、ユーノスロードスター・ベースのレプリカ・モデル?とかすかな期待を込めてネットでNHKニュース画像を確認しましたが、やっぱり本物っぽく見えます。ホイールが純正のマグネシウム・ホイールから市販のアルミ・ホイールになっていましたが、「レプリカ?」と思わせる部分はそこだけでした。
ほとんど今では博物館でしか見ることもなくなり、僕は通常のナンバーで実走しているのは、全国でせいぜい30台程度ではないかと推測しています。世界遺産並みの貴重なクルマで、世に出てから半世紀が過ぎ、絶滅寸前の名車です。
クルマ好きな僕にとっては、衝撃的な映像でしたが、冷静に考えれば、何はともあれ、あれだけの巨木の直撃を受けたドライバーが無事だったということこそ、本当によかったと思います。
また、近いうちに長久手市にあるトヨタ博物館へ行って、トヨタ2000GTを拝んでこようと思います。
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でも、稀少な車が一台消えてしまったということなのかな。
くちこは、34年も看護師をしていたので、ドラマ等の医療物を見ると、ついつい細かくチェックしてしまいます。
ニュース等でも、やはり細かく観察してしまいます。
巨木で潰されたクルマが博物館でしか見られない名車で、びっくりしました。
かつて、映画007シリーズ「007は2度死ぬ」で、ショーン・コネリーが乗っていたクルマと同車種です。
半世紀前のトヨタが、当時の技術の粋を結集して世界最高水準のスポーツカーを世に出したのが、そのトヨタ2000GT。
今見ても、美しい流れるようなデザインは、見る人を魅了しますよ。
そうそう、僕は自分の仕事と同じ教師モノのドラマは見ません。ありえないことばかりなんだもん。
見ていて、いらいらしてきちゃうんです。
ペシャンコになったトヨタ2000GTを見て、よく軽傷ですんだものだと、ほっとしました。
不幸中の幸いですが、別の意味で思いっきり不幸ですよね。
きっと、(たぶん)手足の傷より、心の傷の方がずっとずっと大きいと思います。
僕でさえ、あの映像を見て涙が出そうになっちゃいましたから。
「トヨタさ~ん、不幸な彼に手をさしのべてあげて!」
って、思ってます。
匠たちが立ち上がったという話をネットで見ました。それを所有者の了解があられれば、TVで取り上げる・・・と書かれていましたが、丸っきり鵜呑みにはできないなあと思いながらも、ちょっぴり期待しています。
1台でも減らしてはいけないクルマなんですよね。
レベルは違うけど、僕の旧ミニもこれ以上減らしてはいけないクルマだと思ってます。