2024.1 弟の七回忌 会いたいなあ弟に

　弟に会いたいなあ。
　日曜日は知多の大○院で弟の七回忌が営われました。


　母と妻と僕の３人でシュピーレンに乗り込み、早めに家を出ました。知多には予定どおり３０分ほど早く着いたので、リビングモードの車内で温かいコーヒーを飲み、亡き弟の思い出話をしながら法要の時を待ちました。


　しばらくすると、弟の家族がやってきました。
　弟があちらの世界に行ってもう６年になるんだなあ。たった２人の兄弟で、一つ年下だから、僕が物心ついた時にはもういました。それ以来いて当たり前の存在だった弟でした。弟は、小さい時はいつも僕の後ろにいて、少し大きくなったら兄の僕にライバル心むき出しのかわいいやつでした。そんなかわいい弟は今はもういません。


　僕は、お経の間じゅう、子どもの頃を思い出していました。母はどんな気持ちで手を合わせていたのだろう。母にとっては実の子です。悲しみをこらえていたのでしょう。あちらの世界で、先に逝った父と楽しく過ごしているといいなあ。


　法要が終わると、弟家族と食事をし、弟の家の仏壇に手を合わせました。もうすぐ３歳になる弟の孫のＲくんが無邪気に遊んでいます。「おじいちゃん」と逝って、弟の遺影を指さしました。
　いて当たり前の人がいないのは、やっぱりつらいです。
帰りのシュピーレンの中はとても静かでした。

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