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2012正月 松本城と信州美ヶ原温泉のお正月ドライブ

2012-01-18 23:31:34 | クルマでドライブの部屋

<1月2日>
 1月2日と3日は、妻の両親と信州松本へ温泉ドライブに行く予定でした。ところが、元日の夜から腰が痛いと言っていた妻の父が、歩くことさえつらい症状になり、急きょ僕たち夫婦と妻の母の3人だけで出かけることになりました。父は前日もすごく楽しみにしていたらしく、Dscf2163 母の話では、眠れないといけないから枕まで準備していたとのことでした。それだけにすごく残念でしたが、腰の痛みを我慢してまでいっしょに連れて行くわけにはいきません。父一人を残し、VOXYに3人が乗り込み、豊田市の妻の実家を出ました。
 10時に実家を出て、豊田松平ICから東海環状道に入り、そのまま土岐JCから中央道を走って中津川ICで出ました。思った以上に道はすいていて、高速道路も、インターから出てからのR19も、ずっと快適に走り続けることができました。それでも、道の駅などはお正月休みで混雑しているかもしれないと思い、南木曾町のコンビニでお弁当を買い、大桑村須原宿付Dscf2130 近のスポーツ公園の駐車場にVOXYを止めて、3列目のシートと2列目の片側のシートにアレンジして、3人でコンビニ弁当でお昼にしました。妻と母はとても仲がいいので、クルマの中で食べるコンビニ弁当もなんだかとても楽しそうでした。僕もおいしくいただくことができました。
 いつもは荒々しい木曽川も、水量が少なく、ごろごろした白い大きな岩ばかりが目立っていました。このR19は、バイク・ツーリングでよく利用する道です。上松町の小野の滝などは、決まってバイクを止めて休憩するポイントになっています。今日は、横目で見ながら通り過ぎましたが、気のせいか滝の水量も少なく見え、夏の滝よりも豪快さが足りなかったような気がしました。
 最初の目的地は中山道奈良井宿です。駐車場にVOXYを止め、昔のまま残されている宿場町の通りを3人で歩きました。南北に延びる街道筋の通りは、まるで江戸時代にタイムスリップしたような町並みです。それにも増して僕が好きなのは、南を見ても北を見ても、その先にあるのは深い山です。それが、いかにも中山道の宿場町を象徴しているようで、僕のおDscf2133 気に入りの宿場町なのです。これまでに3,4回奈良井の民宿に泊まりましたが、民宿というより旅籠と言った方がいいような雰囲気なのです。
 妻は、旧家の店ですてきなブローチとピアスを買いました。そして、おしゃれな喫茶店に入り、妻と母はコーヒーを、僕はぜんざいをいただきました。おいしいコーヒーも飲みたかったのですが、缶コーヒーを飲みながら運転していたので、お正月らしくぜんざいを選んだのです。妻は、コーヒーを飲みながら買ったばかりのブローチとピアスを身につけ、うれしそうにしていました。
 奈良井を出て、再びR19を北に向かい、塩尻から長野道を走って松本ICで降りました。いつもながら、松本市内は混雑していました。長野県の代表的な都市ですから、混雑するのは覚悟の上でした。松本市街地を東に横切って3㎞ほど走り、午後4時くらいに今夜の宿、信Dscf2138 州美ヶ原温泉の「ホテルニューことぶき」に着きました。
 1時間ほど部屋でおしゃべりをしたりしてくつろいだ後、5時頃に妻と母がお風呂に行きました。僕はテレビを見ながら部屋で留守番です。晩ご飯は7時ということでしたから、2人が戻ってもしばらくは部屋でごろごろし、6時頃にお風呂に行きました。
 「熱っ。」
 思わず声が出そうになりました。そっと体を沈めていくと、この熱さが心地よくなってきました。その後、外に出て露天風呂に入りました。外の方が気持ちぬるめの感じがしました。ぬる好きの僕にはちょうどよく、いつもより長めに浸かっていました。
 晩ご飯は、信州特産の料理でした。義父の分をキャンセルしたのがこの日の朝だったので、当日のキャンセルはきかないため料理も4人分でした。そこで、おいしい料理は父の分も食べることにし、僕が約半分、妻が2割、母は自分の分で精一杯ということで、父の分の7割くらいは平らげてしまいました。信州と言えばそばです。料理長が打ったというそばはまさに逸品でした。父の分は僕と妻で取り合いになったほどです。ただ、3人ともおなかがいっぱいになり、おいしそうな山の幸の釜飯があまり食べられませんでした。仲居さんにお願いして、残った釜飯をおにぎりにしてもらいました。
 寝る前に、もう一度温泉に入りました。露天風呂の方が僕にはちょうどよい熱さと分かっていたので、迷わず外に出ました。僕は行った時には、露天風呂には誰もいませんでした。Dscf2141 外に出た瞬間は「さぶっ!」、お湯に入って「熱っ!」。寒いはずです。真冬の信州なのですから。
 温泉のおかげで体は中からぽかぽか温まり、気持ちよく眠りに就きました。


<1月3日>
 朝にもう一度温泉に入ろうと相談していたのですが、布団の中があまりにも気持ちよく、3人ともすぐには布団から出られませんでした。
 8時に朝ご飯をいただき、9時過ぎにチェックアウトしました。そして、朝のコーヒーが飲みたかったので、ロビーでおいしいコーヒーをいただいたり、売店でお土産を買ったりして、しばらくのんびりと過ごしてから旅館を出ました。
 最初の目的地は、もちろん松本城です。母は、40年ぶりくらいと言っていました。お城近くの駐車場にVOXYを止め、歩いてお城に行きました。西側から入りましたが、その美しさはすばらしいものです。お堀を通して見る松本城の天守閣は、日本一と言われる姫路城にも匹Dscf2144 敵するほどの美しさを放っています。からす城と称されるように黒い板壁が青い空にくっきりと映え、見とれてしまいます。
 僕はふるまわれていた豚汁を、妻は甘酒をいただき、催されていた和太鼓を聴きながら、天守閣をながめました。ちなみに、豚汁は250円、甘酒は100円でした。
 11時過ぎに松本城を後にし、県道63号線で塩尻に向かいました。県道63号線は、松本盆地を右に見ながら走る道です。市街地の向こう側には頂に雪を被った山々が連なり、すてきな景色が広がっていました。
 塩尻からは往路と同じR19を南に向かいました。
 お昼ご飯の時間になってきました。予定では、信州そばの店に入って名産のそばを味わDscf2150 うつもりでしたが、昨日の夜の釜飯のおにぎりがあります。木曽町のコンビニでおかずのコロッケと卵焼きを買い、旧三岳村の道の駅の駐車場で、またまた昨日のお昼と同じようにVOXYの車内で食べました。なんとなくアウトドアっぽくて楽しくなります。
 次の目的地は、霊峰御嶽山の麓の神社です。3人で初詣をすることにしていました。ところが、カーナビで検索すると「御嶽神社」にはナントカ宮と名の付くいくつもの神社がありました。物知りの義父がいれば、どの宮が一番御利益があるか選んでくれると思いますが、父は家で留守番です。そこで、行きやすそうな「里宮」を選びました。
 道の駅のある県道20号線に沿って走れば里宮に着きます。国道を離れると、道の両脇には雪が積もっていていい雰囲気です。信州らしい田舎道を、カーナビに従って走りました。
 御嶽神社里宮は広い駐車場のあるちょっと大きめの神社でした。ところが、鳥居の先は見渡す限りの急な階段でした。僕も登りたくないと思いましたが、なによりも80歳に近い母を登らせるわけにはいきません。そこで、すぐ近くの若宮に行くことにしました。
 御嶽神社若宮は、狭い坂道を車で数100mほど登った所にありました。部分的に雪が積もっていたので、4WDに切り替えて登りました。狭い駐車場にVOXYを止めましたが、辺りDscf2154 に人の気配がしません。鳥居をくぐっても、神社の森はひっそりとしていて、人っ子一人いないのです。茅葺きの由緒ある神社のように見えましたが、正月3日に誰もいないというのは寂しいものです。それでも、本殿に灯りは点いていました。少し高台にあるため、雪を被った御嶽山がよく見えます。なんとも存在感のある立派な山です。誰もいないとは言え、霊峰御嶽に見守られてのお参りですから、御利益がないはずがありません。3人でしっかりと手を合わせました。
 御嶽神社でお参りをし、御嶽山をながめた後は、家路につくだけです。旧三岳村から上松町に出る山道で、再びVOXYを4WDに切り替えました。スタッドレスタイヤだけで十分な程度の雪でしたが、せっかく4WD車を選んだのですから、安全のためにもちょっとだけ四駆でDscf2157 走りました。
 山の中の狭い雪道は上松町の桟の湯の交差点でR19に合流しました。
 バイク・ツーリングでの休憩場所にしている小野の滝をどうしても見たかったので、2人の反対を押し切って滝の脇のパーキングにVOXYを止めました。そして、3人で小野の滝をながめました。滝の半分は凍っていて、残りの半分だけが滝になっていました。往路であまり豪快に見えなかったのは、水量が少ないだけでなく、凍っていたからでした。凍った滝というのもめずらしく、しっかりとカメラに収めてきました。
 夕方からUターンラッシュで渋滞が予想されていたので、早めに中津川ICに行き、中央道~東海環状道で豊田に向かいました。中央道では、クルマはかなり多くなっていましたが、Dscf2160 制限速度前後の速度で流れていました。
 午後4時には鞍が池PAの出口で出て、妻の実家に帰りました。留守番の父を含め、4人でおせちをつつきながら、たくさん土産話をしました。父はとても残念そうにしていましたが、またいつか、腰の調子が戻ったら、4人で出かけたいと思いました。

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