去年3月の滋賀県信楽高原鉄道途中下車旅以来、コロナで長い間鉄分補給を自粛していましたが、このところの感染者数の推移を見ていると「もういいでしょう」と思えてきました。
そこで、久しぶりのローカル線途中下車旅です。今回選んだ路線は、福井県えちぜん鉄道永平寺勝山線(福井~勝山)です。
まずは、これまでのバック・ナンバー <カテゴリー:ローカル鉄道の部屋>です。
⑭滋賀・信楽高原鉄道
⑬熊本・熊本市電
⑫鉄旅スペシャル 神奈川~熊本・「昭和」駅から「平成」駅へ
⑪静岡・伊豆箱根鉄道駿豆線
⑩東京~埼玉~群馬・JR八高線
⑨埼玉・秩父鉄道
⑧山梨~静岡・JR身延線
⑦静岡・伊豆急行線
⑥千葉・小湊鐵道
⑤福井・えちぜん鉄道三国芦原線
④東京・JR青梅線
③神奈川~静岡・JR御殿場線
②神奈川・箱根登山鉄道
①千葉・銚子電鉄
<12月11日>
土曜日に福井県のえちぜん鉄道途中下車旅をしてきました。
金曜日の夕方にシュピーレンで移動し、大野の道の駅でキャンカー泊。朝から勝山駅に行き、「勝山恐竜博物館入館券付き一日乗車券」(2600円)を買ってまずは始発駅のえち鉄福井駅まで直行しました。
最初の駅は始発駅のえち鉄福井駅です。以前はホームのベンチに腰掛けていた恐竜クンは、新しくリニューアルした待合室の端のベンチに移動していました。そして、写真家中井精也のパネルがお出迎えです。臨時列車による鉄道写真ツアーが催されていました。
駅周辺と構内をぶらぶらした後、勝山行きの電車に乗って、この路線では絶対に外せない永平寺口駅で途中下車しました。
レトロな駅舎、そしてその隣にはもっとレトロな旧駅舎がありました。「わっ、寅さんのロケ地の碑だ」。僕も妻も寅さんの大ファンです。吉永小百合がマドンナだった時のロケ地がここだったんだ。そして、駅を出るとすぐ近くにはレンガ造りの旧変電所の建物が保存されていました。
バスを待つこと30分、永平寺行きの路線バスに乗って永平寺に向かいました。
永平寺バス停から山門までは坂道300m。坐骨神経痛持ちの僕は妻にペースを落としてもらってゆっくり登ります。痛みは・・・ない。調子はいいようだ。遊んでいる時は、だいたい調子はいいんだけど。
永平寺、広いわ。山の中腹で階段だらけ。石垣の苔がきれいでした。
参拝を済ませて山門を出るとバスの時刻まで約1時間。
バス停近くの店「一休」でお昼ごはんにしました。もちろん永平寺そばと名物胡麻豆腐。定食1850円。妻が一口食べたところで「うっま~」。僕も写真を撮ってから一口食べて「うっま~」。永平寺そば、めっちゃうまでした。胡麻豆腐もめっちゃうま。お土産に胡麻豆腐を買って、バスに乗って永平寺口駅に戻りました。
またまた勝山行きの電車に乗って東に向かいます。九頭竜川を車窓に見て、発坂(ほっさか)駅で途中下車。
「この道、なんかヘンじゃない」。何がヘンかというと・・・線路沿いの小道は、線路と道路の間に柵も境もない。なんとも危なっかしい道でした。向かった先はネットで見つけた「ブータンミュージアム」。
独特の文化だね、ブータンは。学校の制服なんて、日本の着物だよ。民族衣装はそれはそれはケバい、もとい、鮮やかな配色で、どこの国の影響も受けていないようだ。列強の植民地にならなかったのも、ブータン独自のしあわせ文化の継承の理由になっていると思いました。市街地の写真を見ると、僕の大好きなクルマはトラックしか写っていません。しかも日本にはないインドのタタ製。趣味のほとんどがクルマ系の僕は住めませんね、ブータンには。それでも、日本にない文化に触れられておおしろかったですよ、ブータンミュージアム。ローカル線の途中下車旅にはこういうマイナーな名所があるからおもしろいね。
発坂駅の次に降りたのは終点勝山駅です。
駅前にはもちろん恐竜のモニュメント。駅の裏にはもうすぐ出番のラッセル車が停めてありました。
勝山駅から恐竜のラッピングバスに乗って恐竜博物館へ。
こりゃ、すごいわ。実物大の恐竜だらけ~。そのほとんどが骨格復元標本ですが、どれも大きいこと。10m級の恐竜が所狭しと展示されていました。つい夢中になってしまいます。
僕の好きな宮西達也さんの絵本ティラノサウルスシリーズの主人公ティラノサウルス発見。復元ロボットとして展示されていて、動きまでとってもリアル。狂暴なティラノサウルスも、復元ロボットは子ども恐竜だったからかわいかった~。
「きみはほんとうにステキだね」に登場する優しい恐竜エラスモサウルスもいました。崖から落ちたティラノサウルスを助けた恐竜です。骨格復元だけど、実物大だからすご~く長くて、体長は10m以上あったようです。
もっともっと見ていたかったげど、帰りが遅くなるので恐竜のラッピングバスに乗って勝山駅に戻りました。
これで今回の途中下車旅は終わりました。心底おもしろかったなあ。歩いたことのないところをたくさん歩いたし、いろんなものを観たし、おいしい名物も食べたし、本当にいい鉄分補給になりました。これだからキャンカー旅+途中下車旅はやめられません。
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そこで、久しぶりのローカル線途中下車旅です。今回選んだ路線は、福井県えちぜん鉄道永平寺勝山線(福井~勝山)です。
まずは、これまでのバック・ナンバー <カテゴリー:ローカル鉄道の部屋>です。
⑭滋賀・信楽高原鉄道
⑬熊本・熊本市電
⑫鉄旅スペシャル 神奈川~熊本・「昭和」駅から「平成」駅へ
⑪静岡・伊豆箱根鉄道駿豆線
⑩東京~埼玉~群馬・JR八高線
⑨埼玉・秩父鉄道
⑧山梨~静岡・JR身延線
⑦静岡・伊豆急行線
⑥千葉・小湊鐵道
⑤福井・えちぜん鉄道三国芦原線
④東京・JR青梅線
③神奈川~静岡・JR御殿場線
②神奈川・箱根登山鉄道
①千葉・銚子電鉄
<12月11日>
土曜日に福井県のえちぜん鉄道途中下車旅をしてきました。
金曜日の夕方にシュピーレンで移動し、大野の道の駅でキャンカー泊。朝から勝山駅に行き、「勝山恐竜博物館入館券付き一日乗車券」(2600円)を買ってまずは始発駅のえち鉄福井駅まで直行しました。
最初の駅は始発駅のえち鉄福井駅です。以前はホームのベンチに腰掛けていた恐竜クンは、新しくリニューアルした待合室の端のベンチに移動していました。そして、写真家中井精也のパネルがお出迎えです。臨時列車による鉄道写真ツアーが催されていました。
駅周辺と構内をぶらぶらした後、勝山行きの電車に乗って、この路線では絶対に外せない永平寺口駅で途中下車しました。
レトロな駅舎、そしてその隣にはもっとレトロな旧駅舎がありました。「わっ、寅さんのロケ地の碑だ」。僕も妻も寅さんの大ファンです。吉永小百合がマドンナだった時のロケ地がここだったんだ。そして、駅を出るとすぐ近くにはレンガ造りの旧変電所の建物が保存されていました。
バスを待つこと30分、永平寺行きの路線バスに乗って永平寺に向かいました。
永平寺バス停から山門までは坂道300m。坐骨神経痛持ちの僕は妻にペースを落としてもらってゆっくり登ります。痛みは・・・ない。調子はいいようだ。遊んでいる時は、だいたい調子はいいんだけど。
永平寺、広いわ。山の中腹で階段だらけ。石垣の苔がきれいでした。
参拝を済ませて山門を出るとバスの時刻まで約1時間。
バス停近くの店「一休」でお昼ごはんにしました。もちろん永平寺そばと名物胡麻豆腐。定食1850円。妻が一口食べたところで「うっま~」。僕も写真を撮ってから一口食べて「うっま~」。永平寺そば、めっちゃうまでした。胡麻豆腐もめっちゃうま。お土産に胡麻豆腐を買って、バスに乗って永平寺口駅に戻りました。
またまた勝山行きの電車に乗って東に向かいます。九頭竜川を車窓に見て、発坂(ほっさか)駅で途中下車。
「この道、なんかヘンじゃない」。何がヘンかというと・・・線路沿いの小道は、線路と道路の間に柵も境もない。なんとも危なっかしい道でした。向かった先はネットで見つけた「ブータンミュージアム」。
独特の文化だね、ブータンは。学校の制服なんて、日本の着物だよ。民族衣装はそれはそれはケバい、もとい、鮮やかな配色で、どこの国の影響も受けていないようだ。列強の植民地にならなかったのも、ブータン独自のしあわせ文化の継承の理由になっていると思いました。市街地の写真を見ると、僕の大好きなクルマはトラックしか写っていません。しかも日本にはないインドのタタ製。趣味のほとんどがクルマ系の僕は住めませんね、ブータンには。それでも、日本にない文化に触れられておおしろかったですよ、ブータンミュージアム。ローカル線の途中下車旅にはこういうマイナーな名所があるからおもしろいね。
発坂駅の次に降りたのは終点勝山駅です。
駅前にはもちろん恐竜のモニュメント。駅の裏にはもうすぐ出番のラッセル車が停めてありました。
勝山駅から恐竜のラッピングバスに乗って恐竜博物館へ。
こりゃ、すごいわ。実物大の恐竜だらけ~。そのほとんどが骨格復元標本ですが、どれも大きいこと。10m級の恐竜が所狭しと展示されていました。つい夢中になってしまいます。
僕の好きな宮西達也さんの絵本ティラノサウルスシリーズの主人公ティラノサウルス発見。復元ロボットとして展示されていて、動きまでとってもリアル。狂暴なティラノサウルスも、復元ロボットは子ども恐竜だったからかわいかった~。
「きみはほんとうにステキだね」に登場する優しい恐竜エラスモサウルスもいました。崖から落ちたティラノサウルスを助けた恐竜です。骨格復元だけど、実物大だからすご~く長くて、体長は10m以上あったようです。
もっともっと見ていたかったげど、帰りが遅くなるので恐竜のラッピングバスに乗って勝山駅に戻りました。
これで今回の途中下車旅は終わりました。心底おもしろかったなあ。歩いたことのないところをたくさん歩いたし、いろんなものを観たし、おいしい名物も食べたし、本当にいい鉄分補給になりました。これだからキャンカー旅+途中下車旅はやめられません。
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