僕自身は今年2月のJR.横須賀線途中下車旅以来、妻と二人での鉄旅は一昨年12月の福井県えちぜん鉄道永平寺勝山線(福井~勝山)以来の鉄旅です。久しぶりにローカル線途中下車旅に出かけました。
今回は、岐阜県の長良川鉄道で鉄分補給です。
まずは、これまでのバック・ナンバー <カテゴリー:ローカル鉄道の部屋>です。
⑯神奈川・JR.横須賀線 大船~久里浜
⑮福井・えちぜん鉄道永平寺勝山線
⑭滋賀・信楽高原鉄道
⑬熊本・熊本市電
⑫鉄旅スペシャル 神奈川~熊本・「昭和」駅から「平成」駅へ
⑪静岡・伊豆箱根鉄道駿豆線
⑩東京~埼玉~群馬・JR八高線
⑨埼玉・秩父鉄道
⑧山梨~静岡・JR身延線
⑦静岡・伊豆急行線
⑥千葉・小湊鐵道
⑤福井・えちぜん鉄道三国芦原線
④東京・JR青梅線
③神奈川~静岡・JR御殿場線
②神奈川・箱根登山鉄道
①千葉・銚子電鉄
<12月Ⅰ日>
金曜日の夜にクルマで移動し、道の駅「可児ッテ」で車中泊をしました。始発列車に乗るため、5時にアラームをセットして眠りに就きました。
スマホのピピーピピーというやかましいアラームの音で目を覚ましたものの5時起きは眠すぎます。しばらくシュラフの中でうだうだしてしまい、シュラフもマットもそのままに、後片付けもしないで長良川鉄道始発駅の美濃太田駅に向かいました。
駅前の駐車場にクルマを停め、駅に急ぐと、鮎のラッピング車両が駅のホームに待っていました。「スゲェ、まさに長良川鉄道だ。」と、びっくりと感動。車内に入っても床から壁から鮎だらけでした。
まずは一気に終着駅の北濃まで約1時間半の列車旅です。土曜日の始発列車の乗客は常に僕たちを含めて4~5人でした。車内で一日乗車券を買うと、関駅で駅員さんが持ってきてくれました。
美濃白鳥駅を過ぎると、車窓からのは雪景色。もともと長良川を交差しながら走る絶景の列車ですが、奥美濃の山々と清流の、予想外の雪景色はとても素敵でした。
北濃駅には昔使っていた手動式の転車台が残されています。5cmほど積もった雪を踏みしめ、駅構内の転車台まで行ってみました。昔は蒸気機関車を転車台に乗せて、手で押して向きを変えていたのです。
雪の転車台を見て、再び折り返し運転の鮎のラッピング列車に乗りました。
最初の途中下車駅は美濃白鳥駅です。
北濃の雪は白鳥では小雨になっていました。地図を見て、白鳥おどり発祥の白鳥神社まで歩くことにしました。道の端に水が流れる古い町並み、柿の木にまだ柿がなっている言え、玄関にナンテンの木が植えられている家、玄関にナンテンでできたクリスマスリースが飾られている古民家など、岐阜らしい風情を感じながら歩きました。
白鳥神社へ行くと、古い木の鳥居と大いちょうのご神木がとても素敵でした。そして、看板には「白鳥おどり発祥の地」を書かれていました。白鳥は郡上市です。白鳥おどりも、有名な郡上踊りによく似た踊りのようです。
再び道の端に水が流れる古い町並みを歩いて美濃白鳥駅に戻りましたが、次の列車の時刻まで30分以上あります。駅前通りの喫茶「木綿館(コットンハウス)」に入り、温かいコーヒーとモーニングをいただき、列車を待ちました。懐かしさを感じる昔ながらのコーヒー専門店の風情も味わうことができました。
美濃白鳥駅の次は、郡上八幡駅で途中下車することにしました。長良川鉄道の旅では、郡上八幡は絶対に外せません。入線してきた列車は、なんと観光車両の「ながらかわかぜ」。車内は肘掛け付きのシートなどでとても豪華な内装でした。
郡上八幡ではきれいな水の流れる素敵な町並みを駅でいただいた観光案内マップを頼りに散策しました。
美しい吉田川を見ながら郡上八幡駅に戻りました。そして、駅構内の店でお昼ごはん。まずは、八幡信用金庫を目印にして歩き、やなか水のこみちへ行きました。
続いて、郡上八幡旧庁舎記念館を少しだけ覗いて、いがわこみちに向かいました。美しい水に大きな鯉。野菜を洗ったり冷やしたりする所など、まさに水の都でした。
新橋から清流吉田川を眺め、吉田川に沿って宗祇水(そうざすい)まで歩くと、生活用水に神々しささえ感じられました。八幡の人々は美しい水をとても大切にしていたのです。
駅からずいぶん遠くまで歩いてしまいました。「足、イテェ」と思いながら郡上八幡駅に戻りました。
すでにお昼を過ぎていました。郡上八幡駅構内の店で、郡上八幡鶏塩ラーメンを食べ、お昼ご飯にしました。鶏塩のスープの美味しかったこと。スープだけおかわりしたいほどでした。
郡上八幡駅から再び列車に乗り、みなみ子宝温泉駅で途中下車しました。クロスシートの普通の車両でした。
子宝温泉のお湯は熱くもなくぬるくもなくちょうどいい湯加減で気持ちよすぎ。寒い日でしたが、露天風呂にゆっくりと浸かっていました。風呂上がりはもちろんフルーツ牛乳です。次の列車まで1時間ほどあったのでて、畳の上でごろ~ん。5時起きで始発に乗った僕たちは、ついつい夢の中へ。部屋には信号機が付いていて、列車が来る10分前に黄色信号が、5分前には赤信号が点灯するのです。駅が温泉施設なのでおもしろいわ。歩かずに済むし。
みなみ子宝温泉駅から美濃市駅まではロングシートの普通の車両でした。
美濃市駅からはうだつのある通りまで歩き、和紙の店を覗いたりして駅に戻りました。端の欄干は美濃焼だったり、旧名鉄美濃駅には古い車両が保存してあったり、街を歩きながら楽しいひとときを過ごしました。
日も暮れて、美濃市駅からは一気に始発駅の美濃太田駅に戻りました。ローカル鉄道にはめずらしく車内は込み合い、吊り皮につかまっている人もいるほどでした。
美濃太田駅に戻ってスマホの歩数計を見てみると、なんと20000歩超え。僕にしてはよく歩きました。
電車に乗るのもおもしろいけど、知らない町を自分の足でぶらぶら歩くのもおもしろいものです。
次はどの鉄道に乗ろうかなあなんて思いながら帰ってきました。神経痛持ちの僕も、まだまだ足は大丈夫みたいです。元気なうちにいろんなことしなくては。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
今回は、岐阜県の長良川鉄道で鉄分補給です。
まずは、これまでのバック・ナンバー <カテゴリー:ローカル鉄道の部屋>です。
⑯神奈川・JR.横須賀線 大船~久里浜
⑮福井・えちぜん鉄道永平寺勝山線
⑭滋賀・信楽高原鉄道
⑬熊本・熊本市電
⑫鉄旅スペシャル 神奈川~熊本・「昭和」駅から「平成」駅へ
⑪静岡・伊豆箱根鉄道駿豆線
⑩東京~埼玉~群馬・JR八高線
⑨埼玉・秩父鉄道
⑧山梨~静岡・JR身延線
⑦静岡・伊豆急行線
⑥千葉・小湊鐵道
⑤福井・えちぜん鉄道三国芦原線
④東京・JR青梅線
③神奈川~静岡・JR御殿場線
②神奈川・箱根登山鉄道
①千葉・銚子電鉄
<12月Ⅰ日>
金曜日の夜にクルマで移動し、道の駅「可児ッテ」で車中泊をしました。始発列車に乗るため、5時にアラームをセットして眠りに就きました。
スマホのピピーピピーというやかましいアラームの音で目を覚ましたものの5時起きは眠すぎます。しばらくシュラフの中でうだうだしてしまい、シュラフもマットもそのままに、後片付けもしないで長良川鉄道始発駅の美濃太田駅に向かいました。
駅前の駐車場にクルマを停め、駅に急ぐと、鮎のラッピング車両が駅のホームに待っていました。「スゲェ、まさに長良川鉄道だ。」と、びっくりと感動。車内に入っても床から壁から鮎だらけでした。
まずは一気に終着駅の北濃まで約1時間半の列車旅です。土曜日の始発列車の乗客は常に僕たちを含めて4~5人でした。車内で一日乗車券を買うと、関駅で駅員さんが持ってきてくれました。
美濃白鳥駅を過ぎると、車窓からのは雪景色。もともと長良川を交差しながら走る絶景の列車ですが、奥美濃の山々と清流の、予想外の雪景色はとても素敵でした。
北濃駅には昔使っていた手動式の転車台が残されています。5cmほど積もった雪を踏みしめ、駅構内の転車台まで行ってみました。昔は蒸気機関車を転車台に乗せて、手で押して向きを変えていたのです。
雪の転車台を見て、再び折り返し運転の鮎のラッピング列車に乗りました。
最初の途中下車駅は美濃白鳥駅です。
北濃の雪は白鳥では小雨になっていました。地図を見て、白鳥おどり発祥の白鳥神社まで歩くことにしました。道の端に水が流れる古い町並み、柿の木にまだ柿がなっている言え、玄関にナンテンの木が植えられている家、玄関にナンテンでできたクリスマスリースが飾られている古民家など、岐阜らしい風情を感じながら歩きました。
白鳥神社へ行くと、古い木の鳥居と大いちょうのご神木がとても素敵でした。そして、看板には「白鳥おどり発祥の地」を書かれていました。白鳥は郡上市です。白鳥おどりも、有名な郡上踊りによく似た踊りのようです。
再び道の端に水が流れる古い町並みを歩いて美濃白鳥駅に戻りましたが、次の列車の時刻まで30分以上あります。駅前通りの喫茶「木綿館(コットンハウス)」に入り、温かいコーヒーとモーニングをいただき、列車を待ちました。懐かしさを感じる昔ながらのコーヒー専門店の風情も味わうことができました。
美濃白鳥駅の次は、郡上八幡駅で途中下車することにしました。長良川鉄道の旅では、郡上八幡は絶対に外せません。入線してきた列車は、なんと観光車両の「ながらかわかぜ」。車内は肘掛け付きのシートなどでとても豪華な内装でした。
郡上八幡ではきれいな水の流れる素敵な町並みを駅でいただいた観光案内マップを頼りに散策しました。
美しい吉田川を見ながら郡上八幡駅に戻りました。そして、駅構内の店でお昼ごはん。まずは、八幡信用金庫を目印にして歩き、やなか水のこみちへ行きました。
続いて、郡上八幡旧庁舎記念館を少しだけ覗いて、いがわこみちに向かいました。美しい水に大きな鯉。野菜を洗ったり冷やしたりする所など、まさに水の都でした。
新橋から清流吉田川を眺め、吉田川に沿って宗祇水(そうざすい)まで歩くと、生活用水に神々しささえ感じられました。八幡の人々は美しい水をとても大切にしていたのです。
駅からずいぶん遠くまで歩いてしまいました。「足、イテェ」と思いながら郡上八幡駅に戻りました。
すでにお昼を過ぎていました。郡上八幡駅構内の店で、郡上八幡鶏塩ラーメンを食べ、お昼ご飯にしました。鶏塩のスープの美味しかったこと。スープだけおかわりしたいほどでした。
郡上八幡駅から再び列車に乗り、みなみ子宝温泉駅で途中下車しました。クロスシートの普通の車両でした。
子宝温泉のお湯は熱くもなくぬるくもなくちょうどいい湯加減で気持ちよすぎ。寒い日でしたが、露天風呂にゆっくりと浸かっていました。風呂上がりはもちろんフルーツ牛乳です。次の列車まで1時間ほどあったのでて、畳の上でごろ~ん。5時起きで始発に乗った僕たちは、ついつい夢の中へ。部屋には信号機が付いていて、列車が来る10分前に黄色信号が、5分前には赤信号が点灯するのです。駅が温泉施設なのでおもしろいわ。歩かずに済むし。
みなみ子宝温泉駅から美濃市駅まではロングシートの普通の車両でした。
美濃市駅からはうだつのある通りまで歩き、和紙の店を覗いたりして駅に戻りました。端の欄干は美濃焼だったり、旧名鉄美濃駅には古い車両が保存してあったり、街を歩きながら楽しいひとときを過ごしました。
日も暮れて、美濃市駅からは一気に始発駅の美濃太田駅に戻りました。ローカル鉄道にはめずらしく車内は込み合い、吊り皮につかまっている人もいるほどでした。
美濃太田駅に戻ってスマホの歩数計を見てみると、なんと20000歩超え。僕にしてはよく歩きました。
電車に乗るのもおもしろいけど、知らない町を自分の足でぶらぶら歩くのもおもしろいものです。
次はどの鉄道に乗ろうかなあなんて思いながら帰ってきました。神経痛持ちの僕も、まだまだ足は大丈夫みたいです。元気なうちにいろんなことしなくては。
にほんブログ村
にほんブログ村
にほんブログ村
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます