相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

金沢の小京都「ひがし茶屋街」

2013-12-26 11:31:32 | 建造物
金沢に茶屋街=花街が3つある。ひとつは京都の祇園と並ぶ日本の二大茶屋といわれている「ひがし茶屋」、二つ目が規模100m程度の「にし茶屋」、三ッ目が浅野川沿いにある「主計茶屋」である。その中で最も規模が大きい茶屋街が「ひがし茶屋街」で、今なお茶屋文化の息吹を受け継いでいる情緒ある界隈である。ひがし茶屋街は石畳の道の両側に紅殻格子、キムスコ(木虫籠)と呼ばれる美しい出格子がある古い街並みにお茶屋が並んでおり、江戸時代の雰囲気、面影を残している。ひがし茶屋街の中心は志摩と懐華楼が立ち並ぶ町並み、その通路だけでも見るに値する。ひがし茶屋街の周辺を散策すると、経田屋米穀店や高木味噌商店など昔ながらの古い町屋のお店などがあったり、今でも軒灯がともる茶屋から謡や三味線や太鼓の和楽器の音が今にも聞こえてきそうで日本情緒が溢れるお茶屋風情の空間がある。五木寛之著「朱鷺の墓」の舞台となったことで知られており、加賀百万石の城下町として栄えた証が随所に感じられる。(1203)





















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