狛江市元和泉に曹洞宗の参禅修行道場「雲松山泉龍寺」はある。永平寺および総持寺が大本山である。創建は平神護元年(765年)、本尊は阿弥陀如来像である。狛江駅北口を出ると左側に以前は泉龍寺の境内地であった「狛江弁財天池緑地」がある。樹や竹が生い茂り森を思わせる一角に弁財天が祀られている。「山門」を抜けると黄葉した銀杏が葉を落とし境内はまるで絨毯を敷き詰めたかのよう一面真黄色であった。「山門」を潜ると珍しい二層式「鐘楼門」があり、その先に市内最古の建造物とされる「本堂」、本堂裏に「北書院」、右に「庫裏」、本堂左に「開山堂」が建ち並んでいる。その他境内には「地蔵」、「供養塔」、「縁起碑」、「句碑」、「力石」が配置されている。また境内のすぐそばには和泉という地名の発祥となった「弁財天池」があり一角に「聖観世音像」建っている。(1511)


















