相模太夫の旅録=Tabi Log

☆ 旅は一枚の写真から始まる!!
☆ 旅先での四季彩々一期一会の被写体を瞬撮!!

北条時宗が開基の「蓮教山法善寺」

2021-11-04 18:14:47 | 寺院
藤沢市弥勒寺に鎌倉松葉ヶ谷松葉谷「妙法寺」を旧本山とする小西法縁の日蓮宗の寺院「蓮教山法善寺」は鎮座している。北条時宗が開基し文永2年(1265)に創建。750年超えの寺歴を刻んでいるが、元は「永谷山法泉寺」と号していた。当時は禅宗であったが永正5年(1508)円台院日勤が日蓮宗に改宗した。永禄年間(1558~1570)の頃廃寺となっていたが明暦3年(1657)蓮教院の日善上人が再興。本尊は日蓮上人(日蓮坐像)、「新編相模国風土記稿」では一塔両尊。泰安されている日蓮聖人像は、元禄2年(1668)江戸日本橋の仏師市太乙夫の作。その他、大黒天・三十番神・鬼子母神・弥勒菩薩横臥思惟像(中国・龍門石)等が祀られている。昭和63年の「本堂」再建に際し、得果禅門 明徳3年(1392)10月20日と刻まれた宝箇印塔の礎石が出土した。寺宝として安永3年(1774)銘の半鐘がある。312号線沿い村岡幼稚園近くの住宅街に囲まれた一画に「山門」が構えられている。入山すると正面に入り母屋造りの「本堂」、右に「庫裏」がある。(2111)
 
 
 
 
 




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

農業体験施設「モナの丘」のコキアが真っ赤に!!

2021-11-04 07:59:46 | 公園・庭園
相模原市下溝にハーブの芳香に包まれた農園=農業生産法人「グリンピア相模原」が運営する農業体験施設「モナの丘」はある。「モナの丘」は広さ3.5haの広大な敷地に「農産物販売所」、「農業レストラン」、「ハーブ園」、「ラベンダー園」、「バラ園」、「バイオマス実験プラント」、「希望の花壇」、「キノコ畑」、「果樹林」、「バーベキュウ広場」等が配置されている。今まで「ハーブ園」、「バラ園」、「希望の花壇」エリアで咲き乱れた花も終わり、今は赤く色づいた50株ほどの「コキア」が最後の美姿を披露中である。コキアは別名「ホウキギ」、「ホウキソウ」(箒草)、「箒木」と呼ばれる雌雄同株の一年草で、ふんわりとした草姿がユニークでかわいらしい植物である。目立たない花をつけるが、花びらはなく雄蕊5本めしべ1本があり、めしべの中に種ができる。コキアは最初は緑色の樹形をしているが秋になると紅葉しとても鮮やかで美しい赤に変化する。1株でもかわいらしく美しいコキアだが広い園内に群生させたコキアは圧巻の光景である。コキアの種は山の「キャビア」と呼ばれる「とんぶり」で、茹でて食べる。コキアの枯れた枝を使い箒が造られる。コキアは猛暑にも耐え希少な鑑賞用として重宝がられる植物である。(2110)
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする